2019年7月17日水曜日

Splatoon2:最終フェスは「混沌vs秩序」!  その前座コントや関連要素を紹介

こんばんは、マサムネです。


長梅雨が続いていますね。
7月も半月を超えたのに、まだ雨特盛の寒い日々です。
さすがにもうそろそろ梅雨明けになるとは思うのですが…

相変わらず心身の不調は続いております(汗)。
今回の日記は半ば強引にねじ込んだ形ですね。
かなり簡略的にしか書いていない箇所もあるので、
そこはどうかご了承ください。


ではでは、日記の本題に参ります。


『スプラトゥーン2』の最終フェスが発表 !

テーマは「混沌vs秩序」

題して『SPLATOCALYPSE(スプラトカリプス)』

さて、『スプラトゥーン2』は発売前に
「フェスは2年間開催する」
と発表していたように、
2019年7月で最後のフェスが来てしまいました。
この日記のアップする翌日18日から3刊、ワールドワイドで開催予定です。

フェス開催数だと第26回。
企画数だと24企画目となります。

※フェスの開催数は26回で、企画としては24回
 サンリオフェスが1つの企画で3回の開催だった為。
 また「前夜祭」として第0回フェス「ポップvsロック」が存在しています。

最終フェスはE3の直前に開催されたスプラ2の世界大会の最後で
発表されました。

最後のフェスのお題はちょっと哲学的で、
混沌 vs 秩序
となります。

公式Twitterでは
SPLATOCALYPSE(スプラトカリプス)
とも題されています。
スプラトゥーン(Splatoon)』に
アポカリプス(Apocalypse:黙示録、世界終末)』を組み合わせたものですね。

「『スプラトゥーン2』の終末を飾る大異変」
を意味しているようですね。


遂に公表された最終フェス。
テーマは「混沌vs秩序」と哲学的

初発表時の英語名だと(E3がアメリカのイベントなので)
ケイオス vs オーダーChaos vs order)」
ですね。

「混沌は『カオス』だろ?」
と思う方が多いでしょうが、「カオス」は原典である古代ギリシャ語での読みで(※)、
英語読みだと「ケイオス」となります。

※カオスの原典は古代ギリシャ語
 カオスという言葉は古代ギリシャ神話の原初神にて創造神の「カオス」が由来。
 カオスの原意は「大きな穴」「無の空間、虚空」とされており、
 世界創造前の光も闇も無い「混沌、無、無限」を象徴する存在とされているので
 混沌を意味するようになったとされる。

オーダーは秩序以外にも「規律、命令」などかしこまった事を指す言葉で、
日本語でも「注文」を意味するオーダーと同じ意味です。
「騎士団」や「教団」などかしこまった組織を意味する言葉でもありますね。

余談ですが、哲学用語や宇宙理論では「カオスの対義語」「秩序」は
オーダーではなく「コスモス(Cosomos)」を使う方が一般的だそうです。
これも古代ギリシャ語で「秩序」を意味する言葉ですね。

と、まぁトリビアはここまでとしましょう。



スプラ2のフェスの前座コントやカミさま(FAX)受信も今回でおしまいですね。
『スプラトゥーン1』の時も言えましたが、寂しいものがあります。
スプラ2自体が終わる訳ではなく、スプラ1の最終フェスが2に繋がったように
今回も続編に繋がっていくのでしょうが、一つの大きな区切りを迎えた感じですな。

このカミさま(FAX)のシーンも今回で見納めです



最終フェスの前座コントは

緊張感あるピリピリムードに

オクト・エキスパンションの話も登場

 まずはお題の紹介、そして導入からです。



まず、今回の日記ですが、執筆時間の確保の関係で
写真ごとの小見出し文章はカットさせていただきます(汗)。
申し訳ありません。

ではその写真を追って行きましょう。







今までにないピリピリとした雰囲気の導入です。

ちなみに、英語での「ケイオス(Chaos)」は
「大混乱、騒然とした」といった悪いイメージのニュアンスしかなく、
日本語の「混沌」とはやや意味合いが異なってきます。
(ケイオスを多用するトランプ大統領のスピーチなどを聞けばわかると思います)

海外のユーザーはどう思っているのでしょうかね?
翻訳の壁というのものは本当に大変なものです。

ちなみに、日本語の「混沌」という言葉自体は
中国の道教(=陰陽道の源流となった宗教)が由来のものです。










写真じゃ分かりませんが、ここからしばらくは
オクト・エキスパンション(以下、オクト編)』の
テーマ曲のアレンジが流れています
おそらく、この為に専用に用意したアレンジ曲ですね。

テンタクルズ結成についてはオクト編のチャットログで知る事が出来ます。
詳しい内容は別の日記で書くつもりですが、
内容のノリでいうとイイダちゃんの解説の方が正しいですね。
ぶっ飛んだヒメちゃん単体ではぶっ飛んだ曲しかできず、
イイダちゃんと会うまではアーティストとして
鳴かず飛ばずの状態が続いていたというエピソードが出てきますので。

イイダちゃんのDJ仲間の話は正月の「家族 vs 仲間」フェスでも出てきましたね。
続編(スプラ3やスピンオフ)が出たら友人も出てくるのでしょうかね?

そして「ハチとジジイ」こと、
8号(オクト編主人公)とアタリメ爺ちゃんの話も出てきていますね。
スマブラ記念の「ヒーロー vs ヴィラン」の時の公式Twitterのイラストでもありましたが、
アタリメ爺ちゃんはオクト編後もテンタクルズとは
「歳の離れや友人」となっていることがわかります。
これも詳しくは後日に紹介したいなぁ~…

しかしここの場面、流れている曲と共に
オクト編をちゃんとやっておかないとよく分からない流れですね(汗)。

というか、オクト編の後日談だって言うことが前提となっていますな。
今からオクト編を始める方の場合は、
オクト編の内容は「8号たちの回想の物語」という位置づけなのでしょうかね?

後述のファイナルフェス用のミステリーゾーンのように、
オクト編を遊んでくれっていう販促の意味合いもあるのでしょうな。








ヒメちゃんの場合は「『安心』よりも『変化』」というよりも
「フリーダム」の気がしなくないですけどね(汗)。
対するイイダちゃんは今ある当たり前の幸せを大事にするタイプ。
勤勉で堅実なオクタリアンらしいと言いますか。

ただ、「赤の女王理論(※)」に基づくのであれば、
「今のままでいるには、走り続けるしかない」
となるので、両者とも正しいとも言えるのですがね。

※赤の女王理論(生物学の場合は「赤の女王仮説」が多い)
 絶えず変化を続けなくては流れにおいてかれてしまい、
 最終的には消滅してしまうという考え。
 主に生物の進化学や免疫学がに使われる言葉で、
 「絶えず進化して適応していないと、環境変化に適応できず、
  さらには外敵や病原体に対応できずに滅んでしまう。
  なので今のままでいるには、変化し続けるしかない」
 という意味となっています。
 元ネタは『鏡の国のアリス』の「赤の女王(レッド・クイーン)」からで、
 「背景が変化し続けるのでそれに合わせてひたすら走り続けている」
 というシーンがこの理論のモデルとなっている。













といった形でファイナルフェスの前座コントは終了。

いや、今回はコントといった感じではありませんでしたけどね。

『スプラトゥーン1』では最終フェスの結果が『2』のヒーローモードに関わっていたので、
今回のフェスも続編に関わるのではないかと早くも注目されていますね。
今度はどのような形で関わってくるのでしょうかな?
公式Twitterでは各キャラクターたちが「混沌派と秩序派のどちらか」
なのかが紹介されているなど、今までにない意気込みを感じましたが、
これも次回作に関連しているのかもしれませんね。




ファイナルフェスはミステリーゾーン祭り

最終専用ミステリーゾーンも

さて、今度のフェスですが、
ファイナル記念ということなのか「ミステリーゾーン」が特別仕様です。

なんと入れ替わりで過去のミステリーゾーンが全て登場します
同時に、今まで不明だった「各ミステリーゾーンの名称」が公開されました。

そして、フェス後のアップデートで、
フレンド間で限定でですがミステリーゾーンで対戦できるモードが追加されるそうです
2年間かけて築き上げたミステリーゾーンという遺産を
フェス後にも生かすようですね。


最終フェスは過去のミステリーゾーンが勢ぞろいします

そしてフェスがあと1日となる7月20日21時からフェス終了までは
最後のミステリーゾーン
DEAR SENAPAI(ディア・センパイ)
が登場するそうです。

"Dear Senapai"は和訳すると「親愛なるセンパイ」となります。
イイダちゃん、ヒメ先輩がどんだけ好きなんだよ、まったく(苦笑)。

このミステリーゾーンにはなんとテンタクルズ自身が登場するそうで、
オクト編終盤のヒメちゃん自前のヘリで登場し、
ギミックとしてオクト編最終局面で登場した
イイダちゃん自作の新兵器「イイダボム」、
そしてヒメちゃんの披露した必殺ワザ「センパイキャノン」が登場するようです。

しかし、イイダボムはともかく、センパイキャノンはどうなるのでしょうかね?
オクト編最終局面を見ればわかるのですが、
センパイキャノンの破壊力は強いとか凄いとかという生温いものではなく、
ステージが崩壊するレベルの代物ですので、
そのまま発射すると大変な事になります(汗)。
威力をセーブして発射するにしても、
どのようなステージギミックとして落とし込んでいるのか気になるところです。

また、前作の最終フェス終盤で「シオカラ」の曲が流れたことから、
今回のフェスはオクト編の最終ミッションの曲である
フライ・オクト・フライ
が流れる可能性が高そうですね。
楽しみにしています。

 
オクト編最終局面のヒメちゃん自家用ヘリで登場する2人。
しかし「ディア・センパイ(親愛なる先輩)」ですか汗
オクト編最終局面に出てきたイイダちゃんの試作武器「イイダボム」
イイダちゃんの顔が掛かれているのが特徴。
刺激を加えると炸裂して大量のインクをぶちまけます
そしてオクト編最終局面でのヒメちゃんの必殺奥義
「センパイキャノン」も登場の模様。
フェスではどのような効果なのか
オクト編の写真。
センパイキャノンはオクト編だと最終盤に登場した
ヒメちゃんの切り札的奥義。
この場面についてもちゃんと日記にしたいなぁ…
オクト編最終局面を見ればわかるけど、
センパイキャノンはトンデモナイ破壊兵器と言える大技。
フェスではそれをどう落とし込むのか
最終ミステリーゾーン「ディア・センパイ」はやってからのお楽しみのようです。
楽しみにしています。



どちらに投票をするべきか。

マサムネの座右の銘と渾沌秩序

さて、どちらに投票するか。
筆者マサムネは非常に悩んでいます

というのも、自分の生き方というか座右の銘にこれが深く絡んできているからです。
マサムネは座右の銘を

二律背反

世界は混沌にして灰色


としています。
二律背反」とは、アンチノミーともいいまして、
相反する真逆の二つのことが、両方とも正しく成立してしまう
ということを意味します。

そして「混沌」にして「灰色」は文字通り、
この世界は、
だけ正しい・だけ正しい」
という一元的に1つの価値観だけが正しいのは有り得ない
ということを意味しています。

つまり
世界は多種多様な価値観で構成されるものであり、
 一元的に全て正しい価値観や思想はない
というものです。

「世の中が全て一つの価値観と思想で統一される」
としたら、それはSF作品によく出てくるような、
人間性や生物性を排除した、うわべだけの平和を作った管理社会、
いわゆるディストピア(dystopia:闇黒郷)そのものですから。



では、それだから混沌派チームに決まるかということかというと、
そうではありません。

マサムネは
二律背反で混沌の下地の上で、
 異なる価値観を認めた『真の秩序』は成り立つ
と考えているからです。

自分の座右の銘は、あくまで
「秩序のための思想」
なのですよ。
マサムネ自身も個人主義より全体主義の思想を持っています。

ただ主張するだけの個人主義では自己中心な利己主義(エゴイズム)でしかなく、
全体主義で周囲を見て認めた上での個性の主張こそが『秩序・調和』となる
という考えからです。



以上を総括すると
混沌と秩序は対立するものではなく、
 バランスを取り、両立させる事で真の高みに進むもの
といった具合がマサムネの思想ですね。

強いて言うなら、公式ツイッターである第3勢力の「中立派」が近いかもしれません。
なので、どのチームにしようか、非常に悩んでいます。
いっそのこと、フレンドさんとの兼ね合いで決めてしまうかもしれません。

最終フェス開幕まで後わずかですが、ギリギリまで考えてみますね。



最終フェスまであと僅か…

悔いの残らないフェスにしましょう

さてさて、最終フェスは盛り上がらせるための演出も事欠かしません。
広場の投票マシンは投稿イラストが貼り紙として大量に貼り付けられ、
投稿イラストをアピールしています。

投票所は投稿イラストが張り紙として張られているなど、
盛り上がりを演出しています。
 また、現実世界でも店舗によるファイナルフェスのアピールが行われ、
ヒメ派・イイダ派それぞれのアピール店舗ごとに
特定商品を買うとポストカードのプレゼントというサービスが展開されました。
マサムネの行きつけの家電量販店はヒメちゃんの方でしたね。

マサムネ行きつけの家電量販店は
ヒメちゃん派のポスターが貼られていました。
買うものが無かったのでポストカードは手に入らず。
これ以外にも、公式Twitterには
・登場人物はどちらの派か、それとも中立か
・『Splatoon2』の歩んだ2年間の歴史の振り返り
等が掲載されています。
なかにはサーモンランのシャケ達はどちらかなんていう突拍子も無いものもあり、
是非とも見てみることを薦めます。


マサムネは相変わらず心身の不調が続いているので、
どの程度ファイナルフェスに参加できるか分かりませんが、
頑張って参加してみるつもりです。

皆さんも最後のフェス、悔いの残らないように楽しみましょう!


ではでは、長文失礼いたしました~

最終フェスまであと僅か。
悔いのない挑戦にしましょう。

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