2020年9月24日木曜日

Splatoon2:超遅れながらリバイバルフェス2「ニワトリvsタマゴ」を語る

こんばんは、マサムネです。

今回の日記は超遅れながら『Splatoon2』についてのです。
実はもっと早いうちにアップする予定だったのですが、
スーパーマリオ35周年や、ニンテンドーダイレクト最新および
そこで発表された『モンスターハンター』新作などがあって
Twitterの方で日記の宣伝を行う空気ではないのが多かった等があり、
伸びに伸びてこの時期になってしまいました(汗)。

では本題に参ります。

スプラトゥーン2のリバイバルフェス!
第2回は海外限定のお題だった
「ニワトリ vs タマゴ」が日本でも実施されました!

さて、『Splatoon2(スプラトゥーン2)』において
2019年夏に2年間開催の予定通り最終回を迎えたはずのフェス。
そのリバイバル開催が決定、
実際に第1回フェス「ケチャップvsマヨネーズ」のリバイバル開催が行われ、
8月にはリバイバル第2回として、
そして日本から見ると海外でのみ開催で日本未開催だった
ニワトリvsタマゴ」が開催されました!

海外版限定のフェスが
リバイバルフェスの一環で日本でも開催されました

リバイバルフェス第2回が終了してだいぶ経つ形となってしまいしたが、
今回の日記はこの「ニワトリvsタマゴ」フェスを
元ネタや現代哲学での意味合いの解説、
そして前座コントや終了後コントについて紹介していきたいと思います。
では参りましょう。


ニワトリが先か、タマゴが先か
そもそもこれってどういう意味?
現代的に見るとどちらが正しい?
さて、この「ニワトリが先か、が先か
 (英題はチキン・オア・ザ・エッグ[chicken or the egg]と言います)」 
現代哲学では
互いに因果関係があり、どちらかが欠けてしまうと成り立たなくなる
 二つの内どちらが先かという、 矛盾(パラドックス)をはらんだもの
を意味し、生物学的な意味合いは持たなくなっています。 

現在、「ニワトリか、タマゴか」は生物学的なのではなく
パラドックスの象徴として扱われます

ですが、この日記では敢えて生物学的な知見と、
なぜこの哲学が生まれたのかを紹介しようかと思います。 

2020年現在の生物学的・科学的な知見から見れば、
・ニワトリ含む鳥類は恐竜から進化したもので、
 恐竜の時点で卵で繁殖していた 
・さらに恐竜より古い脊椎動物(爬虫類、両生類、魚類)の時点でタマゴだし、
 無脊椎動物だった時点で卵で繁殖していた
 (進化の歴史で初の卵がいつかは議論がある模様) 
と分かっているので、 
タマゴが先にあるのが当然じゃん」 となるのでしょう。

 では、なぜこの様な議論が生まれ、哲学されたのか。 
それは進化論が提唱される以前、古代の古代の神学にまつわるものとなります。
昔の人々、特にキリスト教含む宗教のある地域では、
人間含む生物は神が創造したと真剣に考えており
「先に創造されたのはどちらなのか?」と考え、議論したというわけです。 

一応、キリスト教では旧約聖書を読むと
「ニワトリが先に創造された」と思しき記載があるそうなのですが、
神学者たちは聖書の解釈を深めると共に、
単にこのニワトリが先の記載に納得せず、
どのようにニワトリと卵があるのが矛盾なく証明できるのかを
探求しようとしたのです。

ちなみに現在哲学では、前述のように生物学や進学とは関係なく、 
「矛盾(いわゆるパラドックス)」を定義する際の
象徴的なものとして扱われています。

ほぼ同じものにて近代に作られたものとして、
SF作品で見られる「親殺しのパラドックス」がありますね。
タイムトラベルして当事者の親を殺してしまったり、
親が結婚できなくしたりすると、
その当事者が元から存在出来なくなるが、
じゃあそれなら親殺しや結婚阻止は元から無かったことになるのではないか?
というパラドックスです。

有名な映画だと『バック・トゥ・ザ・フューチャー 1』が
この「親殺しのパラドックス」と同質のお題を扱っています。 


ちなみに、ウィキペディアにも「鶏が先か、卵が先か」というページ名で
解説がありますので、気になる方は読んでみてください。


今回のリバイバルフェスの前座では
二人がどうイチャついたかというと
さて、今回のリバイバルフェス第2弾、
なんと日本では初となる「ニワトリvsタマゴ」用のコントが登場しました!

どのような前座コントだったか紹介していきます。


ニワトリか、タマゴかを聞いて困惑するヒメちゃんと、
どういことか知っているようで解説に回るイイダちゃん。

このパラドックスを知らないプレイヤーへの解説となっていますね。







思いっきりニワトリ・タマゴのパラドックスに
嵌っているテンタクルズの二人

パラドックスにハマる二人。

シオカラーズの場合だと、
アオリちゃんは永久にハマっていそうですが、
ホタルちゃんは冷静に分析してあっさり結論・脱出する気もします。

ここでヒメちゃん、ある提案をします。




これは『燃えよドラゴン』でのブルース・リーの台詞。
てか、スプラ世界に『燃えよドラゴン』があるの?

このセリフの元ネタ
考えるな、感じろ』は元々は伝説的アクション映画である
『燃えよドラゴン』でブルース・リー(キャラ名もまんまリーとなってます)が
言ったセリフですね。

…が、元の意味合いは
武術というのは考えるだけでなく、実践も大事だ
といったニュアンスだそうで、
別に思考することを否定するものではない
作品全体を見るとむしろ現在使われるような
「直感を肯定し、思考を否定する」
とは真逆のものなのだそうです。

故に後年の吹き替えや字幕では原語にニュアンスを合わせるべく
「感じろ」を『肌でつかめ』などに変更したものもあるのだとか。

とにかく、ヒメちゃんは
「考えてダメならインスピレーションで」
とこの提案をしてみましたが、
それに対するイイダちゃんの反応。





結局インスピレーションでもわからないヒメちゃん

相変わらず勢いで突き進む発言のヒメちゃん。
そして、それでも答えは見つからないという(苦笑)。

悩むヒメチャン。
で、結論およびこの前座の最後の〆がコレ。


結局最後はイチャつくというオチ

結局イチャつく二人です。
だから
お前らもう結婚しろよ

しかし、この前座コントを見ると、
この「ニワトリvsタマゴ」のコントは海外の直訳ではなく、
新たに日本向けに台本を書き下ろしたものっぽいですね
海外版テンタクルズ(英名:オフ・ザ・フック[Off the Hook])は
二人の立場が対等であり、
むしろイイダちゃん(英名:マリナ[Marina])が
ヒメちゃん(英名:パール[Pearl])に対して
パーリィ(Pearly)」という愛称を使っているくらいでして、
日本版でのイイダちゃんがヒメちゃんに対して
「センパイ」と呼んで百合っぽく敬うのとはかなり異なるのだそうです。

余談ですが、海外で「センパイ(Senpai)」は、
日本の恋愛漫画の影響で「片思い」を意味するワードへと
曲解されて広まってしまっているのだそうです
まぁテンタクルズの場合はイイダちゃんの熱烈なヒメセンパイLOVEゆえに、
海外でのセンパイの意味でも意味が合致してしまうっぽいですが。


…しかし、このフェスの前座を見て思ったのですが、
『スプラトゥーン』世界は1万2千年前からの海面上昇によって
人間を含むほぼ全ての陸棲動物が絶滅して、
その後に水棲動物が陸上進出した世界となっているのですが、
にも拘らずニワトリは海面上昇の際に絶滅しなかったのですね

参考として、「酢豚のパイナップルいる・いらないフェス」の際に
ブタは絶滅しており、豚肉も存在していたことが語られています。
なぜニワトリは空を飛べないにもかかわらず絶滅を逃れたのでしょうか?
開発スタッフがそこまで深く考えていないという可能性も高いですが、
個人的には気になります。


諸々の都合が大量に積み重なったため、
フェスは投票のみで参加はせず
さて、リバイバルフェス第2弾は8月22日朝7時から24日朝7時までの
丸2日48時間開催されました。

…が、筆者マサムネは1戦も参加することが出来ませんでした(泣)
理由は
・うつ病の体調不良
・諸々の野暮用
そして
・介護の家族の大量の駄々に付き合う羽目になった
ためです。

そもそもマサムネは自分の病気があるから自宅介護は全面反対なのに、
介護の面倒ごとはこちらに押し付けてばかりだもんな…
…前々からずっと苦しんでいることだけど、
こんな不条理ある?

とりあえず投票のみは23日の深夜に行い、
自然科学・生物学オタクとして
現代生物学的に正しい(先に存在する)とされる
「タマゴ派」に投票だけはしました。

フェスは投票のみで参加はできず(泣)
一応タマゴチームでした

広場は絵師の方々の多彩な投稿が彩り、相変わらずの盛り上がりでしたね。

ファンの絵師さんの投稿その1

ファンの絵師さんの投稿その2


リバリバルフェス第2回の結果発表
さて、リバイバルフェス第2回の結果です。

まず得票率。
得票は「ニワトリ:タマゴ」で
41.93%:58.08%
という結果になりました。

タマゴが多数派だったようです
日記序盤で述べたように、
「先にあるのはタマゴだろ」と考える人が多かったのか、
それとも「鶏肉料理よりも卵料理が好き」という人が多かったのか、
理由は分かりませんが。


得票率はタマゴが多数派でした

続いて貢献度(〇倍マッチ含めた試合の勝率)。
貢献度はそれぞれ

・レギュラー
52:46%:47.54%

・チャレンジ
52.65%:47.35%

という結果に。

2つともニワトリが抑えました
得票率が低いほうのチームが、勝率(貢献度)のほうは有利になる
というフェス伝統の流れになった形ですね。


貢献度(勝率)は得票率少数派ニワトリが独占
フェスではおなじみの光景です
と、いうわけで勝敗は
ニワトリ2点、タマゴ1点で
ニワトリチームの勝ちとなりました。

上記の通り、得票率の少数派が勝つというお馴染みの流れとなり、
久々に実施されても、フェスはフェスだった
といった感じの結果になったと言えますね。



ニワトリチームの勝利。
得点の傾向は久々のフェスでもフェスでした

そしてフェス後のコントについてです。
真面目なイイダちゃん、センパイが言った事を
ずっと真剣に考えていたようです。


自分で言ったことをすっかり忘れるヒメちゃんと、
しっかり覚えているイイダちゃんです

逐一ヒメセンパイが言ったことを覚えているイイダちゃんと、
勢いでしゃべる為に自分で言ったことを速攻で忘れるヒメちゃん(笑)。

相変わらず二人の気質や性格の違いが現れます。

そしてイイダちゃんはこのように分析を行いました。








そしてまたイチャつく二人です。
お前らもう結婚しろよ

「そんなムズカしーこと考えてねーめど、まぁ多分そーゆーことだな!」
とやっぱり深く物事を考えなずノリで進むヒメちゃんに対して
イイダちゃんは「ウフフ さすがヒメセンパイですね♪」

イチャつきまくりです。
改めて言いますが
だからお前らもう結婚しろよ

相変わらずではありますが、そんな感じのフェスの〆でした。


リバイバルだけでなく、
完全新規フェスも来年1月に開催決定!
今後のフェスは、スプラはどうなるのか
さて、この第2回リバイバルフェスが終わっ手からこの日記までの間の
9月3日の20時、突然『スーパーマリオブラザーズ』35周年企画
およびそれらの情報を満載した『スーパーマリオ35周年Direct』が
公開されました。
その中で、『スーパーマリオ』と『スプラトゥーン』コラボとして
来年2021年の1月に『スプラトゥーン2』ゲーム内で
完全新規のフェス「スーパーキノコvsスーパースター
開催される事となりました!

リバイバルが実施される中、まさかの完全新規という展開です。

スーパーマリオ35周年で完全新規のフェスも。
最終フェスってなんでしたっけ?

順序の関係とはいえ、「スーパーキノコで巨大化」が
背の低いヒメちゃんチームというのは、面白いというか、
皮肉がきいたといいますか…(汗)

しかし、最終フェス」って何だったんでしょうかね?(大汗)
リバイバルに留まらず、
日本版が無かったための完全新規のコントの登場に続き、
最終のはずが完全新規のフェスまで実施されるとは…
いや、嬉しいんですけどね。


スーパーマリオ35周年についてや
モンハンライズについても書きたいですが
次回の日記は時間次第か
さて、今回の日記は以上です。

述べましたように、スーパーマリオ35周年企画が開始されて、
それに合わせた『スーパーマリオ3Dコレクション』が緊急発売。
そして9月16日に告知、17日に放送されたニンテンドーダイレクトミニで
モンハン新作『モンスターハンターライズ』および『ストーリーズ2』など
サードパーティーのビッグタイトルや新作インディーズが発表されるなど、
Switch関連だけでもかなりのニュースが続いています。

後継機ゲームハードの発売日が明かされたXboxとPSを含めると、
さらにゲーム関連のニュースは広がります。

加えて憶測ですが、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では
雨宮蓮くんことジョーカーと、イレブンくんこと勇者のamiiboが
明日9月25日に発売されるので、
近々更新および追加ファイター7人目の告知がある気もします。

それらについて色々書きたいのですが、
何分執筆の時間が取れないのが厳しいですね(汗)。
仕事&闘病の時間が多くを占めてしまい、
空いた時間も『あつ森』で使用して終了という事が多いです。
あぁ、積みゲーが増えていく…

最後にちょっとオマケを。
今更ですが、『スプラトゥーン2』のフェスは
投票だけでそのチームが負けても、スーパーサザエは2つもらえるようです。
投票だけでも済ませておく意義はありますね。
いや、こういう情報はフェスが毎月開催されていた時期にしろでしょうが(汗)。

ではでは、長文失礼致しました~

投票だけで負けチームでもサザエは2つもらえます。
いや、今更どうしたって話題ですが

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