2018年6月6日水曜日

E3までおよそ1週間、詳細が発表予定のスマブラ新作について考えてみる

こんばんは、マサムネです。

最初に言っておきますが、
今回の日記の推理は
マサムネのごく個人的な憶測に基づいたもの
であり、
リーク情報のチェックなども一切せずに書いたものの為、
信憑性は非常に低い

と思ってください。

あくまでも1人のゲームユーザーの
スマブラに対する期待を文面化したものとして、
暇つぶし程度に呼んでいただければ幸いです。


E3で本格公開の予定であるSwitch版スマブラ

さて、2018年のE3(北米のゲーム発表イベント)まであと1週間を切りましたね。
(日本時間だと、任天堂の発表は6月13日午前1時から開催となります)
E3 2018特設サイトも作られました。

話題的に日記の読んでいる皆さんはご存知でしょうが、
今年3月9日のニンテンドーダイレクトの最後に、
大乱闘スマッシュブラザーズ(以下、スマブラ)』のSwitch版が発表され、
その後の4月決算にてE3 2018にて本格的な続報
および体験版が出されることが発表されました。

ニンテンドーダイレクト18.3.9で明かされたSwitch版スマブラ
インクリング(スプラトゥーン)の参戦も明かされました。
『スプラトゥーン』のインクリング(イカボール、イカガール)の
参戦が発表されていますが、
それ以外は2018年年内の発売以外の情報が無い状態で、
本格発表があると公言されている今度のE3での続報が期待されています。

それに関連して今回の日記は、
発表まで予想されているユーザー間の情報なども参考に
筆者マサムネ個人が予想してみた『スマブラ』の予想を書いてみようか他思います。
前述のように、今回の予想は
マサムネの完全なる個人予想(妄想)となりますので、
あまり当てにはせず、一ユーザーの見解として読んでみてください。

今度のE3では『スマブラ』以外にも
・昨年から続報が無い『ヨッシーウールワールド2(毛糸のヨッシー2)』
・こちらも音沙汰がない状態が続いている『メトロイドプライム4』
・18年内発売が公言されているSwitch版『ファイアーエムブレム』
・公式な示唆は無いがスマホ版の存在から予想がなされるSwitch版『どうぶつの森』
『メイドインワリオゴージャス』『マリオ&ルイージRPG3DX』などの続報
・そしてまだ公開していない隠し玉のお披露目
等が予想されていますが、
それらを書いていくとキリが無いというのもありますので、
今回これらは端折らせていただきます。

予めご了承ください m(_ _)m



完全新作か、スマブラforの完全版か

ユーザーの間で今でも大きな議論が続いているもので
Switch版スマブラは完全な新作か、
 それとも前作スマブラforをSwitchに移植したもの

というものがあります。

なぜSwitch版スマブラが移植作ではないかという説が出ているのかというと、
大まかに言えば

●『マリオカート8』や『ドンキーコングトロピカルフリーズ』、
『ポッ拳』や『ベヨネッタ1・2』など、 Switchでは
WiiUの移植作・リマスター版となるゲームタイトルが既に多数出ているから、
 スマブラもそれらのようにリマスターした移植の可能性がある。

●従来のスマブラは製作発表から何年もかかって発売するのが常だったので、
 存在が明かされたその年に発売というのは新規開発としては早すぎるので
 開発労力が少なくて済む移植ではないのか。

の2つの懸念の為です。


しかし同時に

●『スプラトゥーン』の参戦が発表されているように、
 プレイヤーキャラの追加があるのは移植でも新作でも確定している。

●スマブラforの移植であっても、
 3DS版とWiiU版それぞれの要素を統合したものになっているであろう。

という予想がなされており、
完全な後ろ向きの見解は少ないようです。


それでも
「完全な新作で遊んでみたい」
と思うのはユーザーの性(さが)ですよね。

では、Switchで完全新規にスマブラを作れる状況だったか
分析していこうかと思います。



◎実は開発期間は充分にあったはず

先述のように、「スマブラSwitchがforの移植版ではないか」という説の根拠として
従来のスマブラと比べて開発期間が短すぎないか
というものがあります。
ですが、分析をしてみると、
実は従来のスマブラと比べても特段短いわけではない
という事が見えてきます。

それほどの規模では無かったシリーズ第1作目と、
13カ月で突貫製作した2作目『スマブラDX』は置いて、
「スマブラは任天堂の大作ゲーム」である事を決定づけたといえる3作目『スマブラX』、
そして4作目にて前作である『スマブラfor』の開発の流れを見てみましょう。


●スマブラXの開発期間

2005年
E3にてWiiが「コードネーム・レボリューション」と発表され、
スマブラ新作を考えている事を発表。
E3後に事後承諾の形で桜井ディレクターに開発を持ち掛けて
直ぐに草案を製作し、
その後宮本茂の紹介により、
ゲームアーツを中心としてスマブラXの開発が始まります。


2006年
E3で『スマブラX』のタイトルとゲーム映像が初公開。
発表後、公式サイトで
参戦希望キャラアンケート(後にソニックとなる)
登場希望音楽アンケート(オレ曲セレクトのラインナップ募集)
そして
契約社員の更なる募集
が実施。
このため、この時点では
契約社員の追加が必要な開発状況であった事が分かります。
一応、この時点では2007年発売を目指していました。


E3 2006で初披露となったスマブラX
この時は新キャラと共に、
「最後の切りふだ」やサードパーティー参戦が明かされました。


2007年
5月22日に公式サイトがリニューアルすると共に、ゲーム内容の公開が開始
この辺りでゲームの骨組みとなる個所が大方が組みあがった事が分かります。

しかし10月10日のカンファレンスで、発売が2008年のずれ込むことが発表されます。


2008年
発売直前に、日本では1週間、
海外では1カ月発売が延期されることとなりましたが、
日本では1月31日に、海外でも3月に発売。


結果
草案開始から約2年7カ月で発売しており、
ゲームアーツが請け負った正確な時期は不明ながら、
E3 2005から比較的すぐだった旨を述べている事から、
草案を作り始めて2~3ヶ月後と仮定すると
実際の開発期間は2年3~4カ月くらいか
(※ただし、契約社員の募集はゲームアーツ受注後も続いており、
  体制の完成となったのはかなり後だった模様。)



●スマブラforの開発期間

スマブラX発売後、
スマブラ以外の3DS新作(後の『新・光神話パルテナの鏡』)の開発を開始、
ただし、『新パルテナ』時点で完成後にスマブラ新作へ取り組む予定であったことを
後に明かしています。

その為、構想は2009~10年の時点で既にあったはずですが、
今回の考察では
「新パルテナが大方完成したころにに本格的な草案を作った」
仮定してます


2011年
『新パルテナ』の開発が予定よりも延長される中、
6月のE3にて、3DS、そして開発中のWii後継機(後のWiiU)
双方でスマブラ新作を作っている事を発表。

同時に契約社員の募集を始めるが、
早期に契約社員の募集が打ち切られる
この事から、かなり早い段階でバンダイナムコが
全面的に開発を担うことが決定したことが分かります



2012年
1月に『新パルテナ』が完成・発売、
そしてE3にてWiiUが正式に発表されて同年末に発売。
WiiU発表があったと同時に、
スマブラ新作はバンダイナムコが開発している事が明かされます。
ただし、この時点では映像・画像の公開は一切なく、
まだ開発初期段階だったという可能性が高いです。


2013年
E3で『スマブラfor』のタイトルとゲーム映像が公開されます。
以後、Miiverseで情報を小出ししながらの開発が続いていきます。

E3にて、ゲームタイトルと映像がお披露目。
新キャラとして、むらびと、ロックマン、WiiFitトレーナーが公開されました。


2014年
E3で新キャラクター多数、そしてamiiboの初公開と共に、
3DS版の発売日が発表されます。

E3にして発売日がついに発表。amiiboの存在も明かされます。
公開されたキャラクターは、
Miiファイター、パルテナ様、パックマン、
そして間接的にブラックピットとMr.ゲーム&ウオッチでした。
その後、WiiU版も2014年内に日本・海外ともに発売。
3DS版は10月に、WiiU版は12月に日本・海外で発売。
しかしその後、紹介映像「WiiU版の凄い50のコト」にて
追加ファイターのミュウツーの存在
およびスマブラforが追加コンテンツに対応することが発表されます。

大方のユーザー予想に反して発売直後は登場成らなかったミュウツーですが、
追加コンテンツとしての参戦、
そしてスマブラforがDLCに対応するすることが「50のコト」で明かされました。

この後は追加コンテンツ製作やバランス調整のみとなり、
開発スタッフの規模が大幅に縮小されたことをコラムで明言しています。


2015年
詳しくは後述しますが、
この年の3月にWiiUの後継機(Switch)の存在が明かされます。

4月にミュウツーが追加されると共に、
リュカなど他のファイターも今後も追加される事、
そして公式サイトにて「追加してほしいキャラの募集」のアンケートが行われ、
同年12月の『最後の特別番組』にて
アンケート結果がベヨネッタに決まったことが発表されました。

アンケートの結果で決まった最後の追加キャラはベヨネッタ。
絶大な海外指示を受けた事と、版権が任天堂に移った結果の参戦でしたが、
日本ユーザーの多くは肩透かしを食らう結果に。

2016年
2月4日にカムイとベヨネッタが配信されて、
スマブラforの追加コンテンツが終了
以後はamiibの対応とゲームバランス微調整のアップデートのみが入るように。


結果
草案の完成時期は不明ですが
実際に開発を開始した時期は割り出せます。

具体的には、E3 2011後に開発元募集を開始してから年末までの
2011年の7~12月のどこかには
既にもうバンダイナムコが開発を開始した可能性が高いです

追加コンテンツ除外しての開発開始から、
3DS版発売は2年10カ月~3年4カ月
WiiU版発売までは3年0カ月~3年6カ月
ぐらいと見られます。



これらから、スマブラはXやforの規模の場合、
開発開始からは「2年半強~3年強」で発売となるようです。



●それを踏まえてSwitch版スマブラの開発期間を考える

まず、明言されていない
スマブラSwitchの開発開始の時期を予想してみます。

Switchが「コードネーム・NX」として存在が明かされたのは
2015年3月17日における任天堂とDeNAの提携発表の際でした。
桜井政博ディレクターは任天堂と縁が深いので、
この発表以前からSwitchの開発機材を見せられていた可能性も高いですが、
とりあえずこの15年3月
スマブラSwitchの構想が作られた可能性のある最も古い時期
と仮定します。

そして岩田社長が志半ばで亡くなったのが同年の7月11日。
桜井Dのコラムにおける岩田社長の追悼にて、
亡くなる直前までメールでやり取りをしていたとありました。
社長と直接のやり取りである以上は
重要な件の情報交換である可能性が高いゆえ、
現在見るとキラーコンテンツたるスマブラSwitchの線が濃厚の為、
このを15年7月
スマブラSwitchの構想が作られた可能性のある最も新しい時期
とします。

そして、2018年3月のニンテンドーダイレクトにおける
スマブラSwitchの初発表までの期間を考えると、
草案から開発を明かした時点ですでに
2年8カ月~3年0カ月
は経っていたのではないかと予想が可能です。

実はスマブラX以降のシリーズの開発期間を見ると、
さほどおかしくはない、充分妥当な開発期間を掛けていると
分析することが可能です。


●開発元とスタッフの確保はどうしたのか

そしてスマブラX以降の開発の大きな足枷となっていた
スマブラ開発スタッフの確保

スマブラforはWiiU版が発売後も1年2カ月ほど
追加コンテンツの製作・配信を行っていましたが、
その時期のコラムにおける「開発スタッフが少なくなった」等の発言から見て、
追加コンテンツ制作時には主要な開発スタッフは
もう別の事をしていたと見られます。
これがバンナムの自社タイトルの開発に移ったのではなく、
任天堂との契約を継続し、スマブラSwitchの開発へと移った
のだとしたら、確保の問題も無いと思います。

バンダイナムコがスマブラforの後に何をしていたのかは
社の機密事項ゆえに不明ですが、
任天堂という自社以上の規模や財力を持つ超大手からの依頼となれば
かなりの契約料が支払われるはずなので、
バンナムにとっても自社新作の開発規模を狭めても受ける価値はあるものですから
引き続き開発を受注した可能性も充分にあるでしょう。

「何でバンダイナムコがまた引き受けた可能性を推しているの?」
という意見が当然あるでしょうが、
これはマサムネなりの見解があります。

スマブラX以降は毎回行っていた
「大作ゲーム開発のための開発者の増員・募集」
今回のスマブラでは行った形跡が無いのですよ


契約社員を増員しての開発というやり方に限界を感じたのかもしれませんが、
それをせずにスマブラSwitchを開発できたという事は
開発初期のうちに、何か纏まった量の開発スタッフの確保が出来た
ということの証左です

ですから、再びバンナムが引き受けた可能性を考えています。


以上の分析から
Switch版スマブラは新規開発でも充分なくらいの時間を
 開発期間に掛けている
開発を引き続きバンダイナムコが請け負っている可能性が高い

と筆者は分析しており、
移植ではなく、新規開発の『スマブラ』の可能性が高いのではないだろうか
と考えています。



シルエットで映っているファイターたちは誰?

さて、ここで話の話題を変えて、
冒頭にも少し出た
「ニンテンドーダイレクトでの初公開映像」
についてとなります。

この映像でインクリング男女が「炎で出来たスマブらマーク」を見るシーン、
この後にマリオとリンク(ブレスオブザワイルド仕様)のシルエットが映りますが、
実はその前のシーン、炎の手前を見ると
既に何者かのシルエット、それもかなりの数のシルエットが既にある事が分かります。

公開されているスマブラSwitchの発表動画。
その動画のYouTubeにおけるものを
4倍に拡大したものです。
ファイターのシルエットが見覚えのある形状をしています。
ほんの話スカな時間のシーンであるにもかかわらず、
かなり作り込まれており、拡大してよ~く観察すると
クッパドンキーサムスだと明確に確認できるもの
翼が生えた人影(=ピット)
炎に照らされるピンク色の球体(=カービィ)にその隣の
耳の生えた黄色い小さな影(=ピカチュウ)なんかもあります。

よく見るとこのシーン、実はちゃんと作り込まれており、
歴戦のファイターたちのシルエットが確認できます。
非人型キャラや付属パーツの多いキャラは、
誰なのか明確に特定できます。
そんなファイターたちのシルエットですが、
ドンキーのとなりを見ると、
白っぽい襟巻をした同じくらいの大きさの2人組がいるんですよね。

これ、アイスクライマーっぽいのですが、どうなのでしょうかね?
ドンキーの隣の、白い襟巻をした2人組。
何者か確定できませんが、
ひょっとしてアイスクライマー?
ただ、forで降板となったアイスクライマーを
このような形で登場させるとは考えにくく、
(再登場となればもっと大々的な形にするはずですので)
たまたま同じ位の身長の2名を映している可能性も高いですが。

ちなみに、『スマブラfor』でアイスクライマーが降板となった理由は
3DS版では、処理能力の限界の為2人組というが再現できなかった
為だと桜井Dのコラム明かされています。

このシーンとは別に、アイスクライマーが再登場する可能性は
充分にあると言えるでしょうな。



新参戦のキャラクターは誰だろう?

さて、ここからは新規参戦のキャラクターなんなのかの予想の話になります。

最初にまず、スマブラシリーズにおける新規追加のキャラクターの数ですが、
各作品ごとに
DX14名(モデル替え6名)
・  X :18名(他社ゲスト2名トゥーンリンクを新キャラ扱い)
for17名(モデル替え2名他社ゲスト2名)
for追加DLC4名(他社ゲスト2名)
となっています。

今回の予想・考察は「誰が参戦するのか」に比重を置くので
どのくらい参戦するかの予想は触れませんが、
従来通りならば新規キャラは「15名前後」となると思われます。

2018年のゲーム事情や既存のSwitchタイトルの傾向から
発売後にアップデートでキャラが追加される可能性も高いでしょう。



◎サードからのゲストがあるならどのメーカー?

3作目のX以降からは恒例となりつつある
サードパーティー(ソフトメーカー)からのゲスト参戦
ですが、次来るとしたらどこのメーカーからなのか。

アメコミのコラボなどクロスオーバーものの人気が高い欧米では
この手のコラボのニーズが高いので、
スマブラの売上の本場である海外を見据えると
またこの手が来る可能性は高いでしょう。
(スマブラは世界売上の7~8割が欧米です)

現在ゲスト要素のあるサードは
コナミ : メタルギア
セガ : ソニック、バーチャファイター(Miiファイター衣装)
バンダイナムコ : パックマン、鉄拳など他Miiファイター、音楽多数
カプコン : ロックマン、ストリートファイター、モンスターハンター(Miiファイター衣装)
スクウェアエニックス : ファイナルファンタジー

となります。
少なく思うかもしれませんが、
メーカーの統廃合が進んだ2000年以降の日本ゲーム業界を見ると、
わりと妥当なところではあります。

日本のサードパーティーでまだゲスト参戦の無い中堅以上の規模のは
「コーエーテクモ」や「レベルファイブ」、「マーベラス」や「アトラス」などですが
これらは世界的に認知度・知名度の高いキャラがいないというのが実情なんですよね。
一応海外でも売れているタイトルやシリーズはありますが、
スマブラに出ているゲストの面々からは大きく見劣りせざるを得ません。

可能性が高いものとしては、
上記メーカーから2名以降(カプコンは3名目)の参戦があることでしょうかね。
日本国内からの視点だと
ドラゴンクエスト』や『モンスターハンター』などでしょうか。
任天堂ハードでの展開作品が多いので、任天堂ユーザー受けもそれなりでしょうし。

いっそ海外のメーカーからの参戦なんかあるかもしれませんね。
『レイマン』の発売委託や、最近の『ラビッツ』コラボをマリオとしている
ユービーアイソフト(フランスのメーカー)なんかは縁が深いですし。

Switchの『マリオ+ラビッツ』をはじめ、
任天堂とは縁の深いやり手のフランス企業「ユービーアイソフト」
この辺がコラボの有力かもしれません。



◎レトロゲーム枠からの新キャラ

『スマブラDX』からのアイスクライマーやMr.ゲーム&ウオッチの流れとなる
「レトロゲーム枠」からの参戦キャラはどうなるのかですね。

『スマブラDX』当時の公式サイトでのアイスクライマーの紹介で
「『バルーンファイト』や『エキサイトバイク』はネタ的に出すのが難しい」
とありましが、それよりも更に難しそうな
『ファミコンロボット』が出れたのですから、
ネタ的なのはその気になればクリアできるかと思います。

ただ問題は「出したところでそれがユーザー受けするか」でしょうね。
『for』のダックハントあたりはユーザーからの評価アレでしたし…

「世界的に有名」で「アクション要素」があるでは
バルーンファイト』や『クルクルランド』なんかがありますが、
『バルーンファイト』は『for』にて むらびと の
上必殺ワザとして組み込まれてしまっているので、
新たに出すのが難しそうなんですよね。
『クルクルランド』はその気になれば
「名前貸しのほぼ独自キャラ」で作れそうですが、
同じ系統の操作体系キャラである「パックマン」と差別化が必要になるでしょう。

『バルーンファイト』は「むらびと」のワザの一つとして統合済み。
独自枠での参戦が出来るかが注目されます。



日本国内での有名どころでは、
謎の村雨城』や『ジョイメカファイト』、『新・鬼ヶ島』なんかが有力でしょう。
特に『謎の村雨城』は、レトロゲームネタのみならず、
WiiUの『ニンテンドーランド』でも採用されたり、
『スマブラfor』の「きょうの一枚」でアシストで鷹丸が明かされた際は
海外からも「タカマルはプレイヤーじゃないんですか?」と
言った日本通の海外ユーザーもいたりしましたので、
日本観点から見た場合はかなり有力といえます。
問題はその「日本でしか発売していない」ことでしょうが…
(一応バーチャルコンソールでは海外でも出たそうです)

外部出演も多いレトロゲーム『謎の村雨城』は前作ではアシスト出演。
日本のみ発売なのがかなりのネックですが、今度こそは参戦なるか。
また、『for』の追加コンテンツでは、Miiファイターの衣装としては
鷹丸は追加されており、桜井ディレクターも
参戦の要望やニーズが高いことは認知しているようです。

Miiファイターの衣装としては発売後に登場。
参戦ニーズや需要があったことは開発者側も知っていたようです。

あと、スーパーファミコンが出たのが1990年
ニンテンドウ64ですら1996年ですので、
2018年現在から見れば立派なレトロゲーム機なのですが、
ゲーム画像の関係か、これらはレトロゲーム扱いされることがあまり無く、
ある意味で「レトロのはずがレトロと見做されない
という宙ぶらりんな状況と言えます。
これらのハードの独自タイトルを拾うか否かでも参戦傾向が変わってきそうです。
未だに杖(リップステッキ)のばかり出演の『パネルでポン』などにも
スポットを当ててほしいものですね。
今となっては充分な「レトロ」の域となっているニンテンドウ64
これやスーパーファミコンの時期の名作・傑作も
拾っていってほしいところです。



◎近年の作品からはどうなるか

レトロゲームだけでなく、最新の作品からも気になるところ。

既に近年発祥の作品では『スプラトゥーン』の参戦が決まっているわけですが、
前作『for』はシリーズ物では
『スーパーマリオ』だけでも『サンシャイン』と『ギャラクシー』の初出キャラ、
『ポケモン』や『ファイアーエムブレム』の最新キャラ、
そして完全新規参戦で『WiiFir』に『ゼノ』シリーズ、『ベヨネッタ』
それにMiiファイターなんかもありました。

他にも近年の作品から参戦がある可能性は十二分にあるでしょう。


最も最近のハードであるSwitchから参戦があるとしたら
ARMS(アームズ)』でしょうかね。
海外でかなりのヒットを飛ばし、国内外での漫画展開が決まっていますし。
任天堂には珍しい対戦格闘ゲームというジャンルというもあって、
参戦させるの自体は容易そうです。
ただ、「腕が伸びる」という性質が対戦ゲーム的には有利過ぎるので、
それをどう調整しつつ『スマブラ』に落とし込むかが問題かもしれませんが。
対戦ゲーム人気の海外を中心として、
日本でも一定の売上を記録して成功をおさめた『ARMS』
対戦ゲームという題材的には『スマブラ』参戦は容易そうです。
WiiUの新規IP代表は『スプラトゥーン』だとして
3DSからの新規IPで目玉になるのは何かあるか見てみたのですが、
意外と『交換日記』のニッキーなんかどうでしょうかね。
一度はエロ画像問題で停止を喰らったものの、
その後『バッジとれ~る』のアイドルを経て、
『イラスト交換日記』として不死鳥のごとく復活を遂げたニッキー。
実は『マリオメーカー』にも出演しているなどもありますし、
意外と知名度的に行けるのではないでしょうか。

ワザは『星のカービィスターアライズ』の「アーティスト」のように、
描いた絵を使って攻撃するというキャラクターにしたらそうでしょうか。

一度は『すれちがい交換日記』と運命を共にするかと思われたニッキー。
しかし『バッジとれ~る』等で命脈を保っていく事となります。
そして『イラスト交換日記』として完全復活を果たすこととなりました。
色んな意味で3DSで話題を作ったコンテンツのキャラですので、
意外とニッキーは行けるのではないでしょうか?
これに限らず、『スマブラ』は現状では
DS系統の新規ゲームシリーズからの参戦が無いので、何か来てほしいです。
いや、『ピクトチャット』や『トモダチコレクション』等の
ステージとしてDSの出演はあるのですがね。



◎既出のシリーズからの新キャラは来るのか?

また、マリオやゼルダなど既に『スマブラ』に出演のゲームシリーズから
更に新たなるキャラクターが参戦するという可能性も充分にあります。
事実、人気キャラは既にかなり参戦していたとされる『スマブラfor』でも
マリオではロゼッタにクッパJr.&7人衆、ポケモンではゲッコウガが参戦しました。

特に、シリーズ物作品で「作品ごとに主役や変化する作品」では
その新主人公が登場する可能性があるでしょう。
ファイアーエムブレムから『エコーズ』が、
ゼノシリーズから『ゼノブレイド2』がといった感じですね。

ですが、『スマブラ』は今やキャラゲーという側面が存在するために
キャラのプレイヤー降板のリスクが大きいという点を抱えています。

事実、『スマブラX』では、当時のシリーズ最新作の主人公として
『ファイアーエムブレム』の「ロイ」が「アイク」に変更され、
その煽りでロイが降板となったことがユーザー側で問題となりました。

その事を開発者側も理解しているようで、
『スマブラfor』では極力キャラを降板させないという事が
見受けられるようになりました。
その為、労力的に見て(長い目での続編展開も含めて)
安易にシリーズ物の新キャラを入れるのは控える可能性はあります。

ですが、全く無いわけではないでしょう。
それを踏まえて考えてみようかと思います。


まずは任天堂の顔たる『マリオ』シリーズ。

『スマブラX』時点で「ワルイージは残念ながらアシストです」という旨を
アシストフィギュア出演発表時に掲載したり、
『for』でも「(参戦ニーズが高いのは知っているが)色々と参戦できない都合がある」
という旨を言ったり、
シリーズにおける後輩であるロゼッタやクッパJr.参戦できたことが判明時の
ユーザーの反応からも開発者は
ワルイージ」の参戦要望が高いことは承知のようです。

出れない理由は「本流のアクションマリオでの出演が皆無」だったり
それ故に「参戦させるならスマブら独自にせざるを得ない」等の
理由があるのでしょうが、開発者側もそれをいつまでも「噛み合わないから」と
言い続けるわけにはいかないでしょうし、
もうそろそろ登場はありそうです。

しかし、「アクション作品での登場が無い」のがネックだとしたら、
実は『スーパーマリオラン(スマホ作品)』でしれっとプレイヤー登場を果たした
デイジー」の可能性もありそうです。
『スーパーマリオラン』でのデイジーは「2段ジャンプができる」という特徴の為、
空中浮遊で横移動が得意なピーチに対し、
3段ジャンプ以上が可能で縦移動を駆使した戦法が得意なデイジー
というキャラ付けができるのではないでしょうか。

ルイージのライバルにて、ワリオの悪友であるワルイージ。
任天堂ではなく『マリオテニス』シリーズ開発の
キャメロットが創ったキャラなのですが、
今やマリオ作品でお馴染みのキャラです。
ルイージの恋人枠であるデイジー。
ワルイージ初登場の『マリオテニス64』で抜擢され、
その後『マリオパーティ4』でピーチの色替えだったデザインも一新、
以後はマリオファミリーに欠かせぬ存在となっています。

また、膨大な数の派生作品があるマリオシリーズであり、
実際にも「モデル替えキャラ」という形ながらドクターマリオの参戦があったので、
マリオシリーズの派生作品からのプレイヤー参戦があるのではないか
という予想も可能でしょう。

マサムネの友人からは以前
「アイスクライマーみたいな2人組キャラで、
 『マリオ&ルイージ(RPG)』が出来ないだろうか」
という参考意見を頂いたことがあります。

それ以外にも、通常マリオとは根本からモーションや操作感が異なるキャラで
ペーパーマリオ」なんか行けるのではないだろうかとも考えています。
派生作品におけるマリオの姿の一つである
「ペーパーマリオ」
紙アクションを駆使すればユニークな戦闘が可能そうです。
同じく任天堂の巨大タイトルであり、
『スマブラ』では毎回新キャラが参戦している『ポケモン』シリーズ。
現状の最新作は
第7世代(『サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』)で、
最新作が2019年予定である以上は第7世代からの参戦となりますが、
これがどうなるのかがかなり難しい状況となっています。

というのも、参戦するなら今までの流れを見ると
リザードンに相当するサトシの相棒枠」か「ミュウツーに相当する映画の顔枠
なのですが、アニメ版『サン・ムーン』では現状どちらも該当が無いのですよ

どういうことかというと、まずミュウツー枠は
「アニメ『サン・ムーン』時期の映画はアニメとキャラが連動しない独自の作品」
となっており、ミュウツーやルカリオのような顔役といえるものが現状不在です

そしてリザードン枠ですが、
こちらはサトシの手持ちの御三家であるモクローとニャヒート(元ニャビー)共に
中途半端にしかサトシに絡んでおらず、
ケロマツ(ゲッコウガ)のような明らかな相棒立ち位置を固めていない
という状況になっています。

可能性があるのは、
今後モクローの最終形「ジュナイパー」かニャビーの最終形「ガオガエン」の
どちらかがサトシの相棒として頭角を示し始める事ですが、
現状では不明と言わざるを得ません。

以前は『ポッ拳』でジュナイパーが参戦したことから
こちらがサトシの相棒として有力でしたが、
アニメでのモクローはボケ役を貫いたままで、
その状況のままニャビーがニャヒートに進化したことで
ガオガエンが相棒になる立ち位置が出てきました。

けどそれでも微妙な立ち位置で、
それどころかアニメでのサトシの相棒は現状「ルガルガン(黄昏の姿)」です。
まさかビミョーなキャラであるこれが来るのでしょうかね…?

ちなみに、もしこれらが参戦したとしたら、
ジュナイパーは弓術と「リーフブレード」などによる剣術、
ガオガエンはプロレス技、
ルガルガンはダックハントを接近型に変化させたようなスタイル
になると思われます。

…まさかのゲーム版でもアニメ版でも出番がぶっちぎりで多い
ロトム図鑑」ってオチは無いですよね(汗)。

『サン・ムーン』における御三家・草の最終形「ジュナイパー」
『ポッ拳』では御三家で彼が参戦し、
当初はアニメでのリザードン枠の最有力とみられました。
『サン・ムーン』における御三家・炎の最終形「ガオガエン」
『ポッ拳』後のアニメでは炎のニャビーがニャヒートに進化したことで
実はジュナイパーではなくガオガエンがサンムーン編における
リザードン枠になるのではないかという見解も出ています
アニメ版ではサトシの相棒として活躍中の「ルガルガン」
岩タイプのオオカミ型ポケモンで、画像の「黄昏の姿」と
「真昼の姿」に「真夜中の姿」という3つの進化の姿を持ちます。
ある意味ではゲーム版でもアニメ版でも
『サン・ムーン』で最も出番が多いポケモンである
「ロトム図鑑」
もしかしてこれが参戦!?




◎悪役(ヴィラン)たちは参戦なるか

主役級やそれに準ずるキャラばかりを言ってきましたが、
ゲームに限らずサブカルチャーを彩るうえで欠かせないのが「悪役」でしょう。
特に欧米では、ディズニーやマーベルコミックなど悪役(ヴィラン)に注力する
創作ものが少なくなく、悪役キャラを好む熱烈なファンや、
人気を得て主役サイドの視点のキャラに抜擢されるのも珍しくありません。
(有名どころだと、マーベルの『デットプール』なんかがこの流れのキャラ)

『スマブラ』の人気市場である欧米を意識する点も兼ねてで、
これも結構重要な要素だと言えます。

ちなみに、『スマブラ』における悪役キャラ(ラスボスやライバル)ですが、
扱いは不遇な方であり、『スマブラfor』では、
クッパJr.とブラックピットが追加されたものの、
ウルフが降板したことで総数は『スマブラX』から1名しか増えなかったとなりました。
(ジュニアのグラフィック替えの7人衆を入れるとすればかなり増えますが)
具体的なforにおける悪役キャラは
・クッパ
・ワリオ
・クッパJr.
・ガノンドロフ
・デデデ
・デデデ
・メタナイト(ボスキャラとして見て)
・ミュウツー(映画版がモデルの為)
・ブラックピット

といった具合であり、スマブラ参戦キャラ全体を見てても少ないです。
悪役キャラをもっと盛り込んでもバチは当たらないでしょう。


その悪役キャラ人気本場である欧米で人気の悪役キャラだと

キングクルール(スーパードンキーコング)

ブラックシャドー(F-ZERO)

リドリー(メトロイド)

などいったものがあります。



キングクルールは『スマブラfor』発売後にMiiファイター衣装として登場するなど、
開発者側も人気を理解していたと見られますね。

問題は「近年の出番不足」でしょう。
アクション作品復古となった『リターンズ』や続編『トロピカルフリーズ』には
クルールおよび配下のクレムリン軍団の出演が無く、
かなりご無沙汰となってしまっています。
2代目ドンキーコングの元祖宿敵であるキングクルール。
以前はドンキーシリーズのラスボス定番でしたが、
近年は出番がご無沙汰。
 ブラックシャドーは『F-ZERO』の要望多い欧米ではニーズが高いですが、
「『F-ZERO』の新作そのものが10年以上ご無沙汰」なのが非常に痛いです。

ただ、日本版に限る形となるものの、
アニメ版F-ZERO(F-ZERO ファルコン伝説)に登場した際のブラックシャドーは
大御所声優にて怪演で人気声優の「若本規夫」氏が声を担当しており、
(『スマブラfor』だと『ゼノブレイド1』の「黒いフェイス(ムムカ)」を演じた方です)
そういう意味でも出せばかなり大ウケすると思うのですがね。

F-ZERO世界の悪の帝王であるブラックシャドー。
(画像はアニメ版)
ゲーム作品『GX』では真の黒幕の部下でしたが、
アニメでは悪のボスとして君臨し続けました。

そしてリドリー
これはメトロイドシリーズが非常に根強い人気ある北米を中心に
極めて熱烈な参戦要望が昔から存在しています。
『スマブラX』や『スマブラfor』ではボスキャラとしては出演できているのが
その証明でしょう。

ただ、原作ゲームシリーズでのネックとなる要素もあります。
リドリーは原作だと
登場のたびに死亡しており、キャラの一貫性が無い(再登場するのはクローン)
言葉をしゃべらない(設定上では流暢な人間語を喋れる)
といった風になっており、
キャラクターというよりはモンスターの扱いなのですよ。

「キャラクター性が無い」という点では、
他の悪役よりも不利だというのを認めざるを得ません。

『メトロイド』の常連ボスであるリドリー。
『フュージョン』以降はサムスの親の仇という設定も加わり、
名実ともにサムスの宿敵となっています。

一応、ストーリー性重視の作品である『メトロイド アザーM』では
高い知能が明確にあると分かる描写や、
「死んでもそのたびに復活する」という執念深さを巧みに演出されており、
悪役としてはかなり力が入った描写がなされました。

それでも、やはりセリフが無かったりと、
「悪役」というよりも、「障害となるクリーチャー」といった風に見えてしますのは
拭いきれませんでした。


『スマブラfor』にも登場する「パイロスフィア」にて、
マグマの滝を突き破って下から現れるリドリー。
この光景はまさに
「地獄の業火の中から蘇った悪魔」
を彷彿させるものであり、
素晴らしいシーンとなっています。

そしてイベントシーン後、
サムスの親友アンソニーを屠って
(実は生きてたことがエンディングで判明しますが)
サムスと対峙、因縁の対決が幕を開けます。
しかし残念ながらリドリーにセリフが無く、
人によっては「凶悪そうな怪物」にしか見えないかもしれません。

…とまぁ色々と書きましたが、
際限なくスマブラ参戦についての妄想が広がっていくので、
この辺で〆るとします。



長くなりましたが

さて、E3 2018前のスマブラ予想日記はこの辺で終了とします。
先も述べたように、妄想の収拾がつきませんので💦

今回の考察の参考の一つとした
初代スマブラのホームページ『スマブラ拳!!』における
「アンケート収集拳! スマブラ2があったとしたら出てほしいキャラ」
というものが1999年にありまして、
これを見ると『DX』や『X』における参戦キャラをどう参考にしたか、
そして20年前のゲーマーたちはどのような参戦を夢見ていたのかが分かり、
非常に面白い物となっています。

お時間があったら是非ともリンク先から読んでみてください。

1999年当時に行われた『スマブラ』の公式アンケートにおける
続編での参戦希望キャラ。
19年前の時代背景も分かってなかなか興味深いです。
表示が細かくて申し訳ありません(汗)。

メチャクチャ長くなりましたが、今回の日記は以上です。
ではでは、長文失礼いたしました~

それでは皆さん、E3 2018の発表を楽しみにしましょう!

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