2020年6月4日木曜日

スマブラ:参戦ムービーからARMS配信までのスマブラ参戦史を振り返る

こんばんは、マササムネです。

新型コロナウイルス(COVID-19)による緊急事態宣言は一応解除され、
自粛もある程度緩和はされましたが、それでもそれまでの日常とは程遠く、
自分の職場も3密対策などの為に非常に複雑な勤務の様相となっています

早く日常が取り戻せる事を願います。

ではでは、日記の本題に参ります。

今回の日記は、スマブラの参戦ムービーから

for~SPを振り返るというもの

さて、6月に入りまして、
『大乱闘スマッシュブラザーズSPCIEL(以下、スマブラSP)』の
追加ファイター6人目の『ARMS』ファイターの正式発表が迫っています。

それに因みまして、今回の日記は
前作『スマブラfor』の頃からある
 『新ファイターの参戦ムービー』を振り返りながら、
 『スマブラ』への参戦の歴史を振り返っていく
というものになります。

「参戦ムービーを振り返る」とはいっても、ムービー解説は簡素に済ませて
そのムービーや参戦を受けて、ユーザーがどのように反応していったか
の変遷が主となりますね。
今回の日記は『スマブラ』の参戦ムービーに因んだものです
軽い気持ちで発案し、書き始めた日記だったのですが、
『スマブラfor』だけで参戦ムービーは19個もあり
(ソニック再登場を発表のものを除く)、
『スマブラSP』でも「全員参戦」や個別紹介ムービーを除いても
参戦ムービーが現状12個もありまして
そのため今回のブログは
いつも以上のとんでもない規模の超長文になっています(汗)

どうか心して読んでください。


なぜスマブラの参戦ムービーは始まったのか

それは亜空の使者での苦い思い出を踏まえて

そもそも、なんで『スマブラ』で
「新ファイター参戦ムービー」の制作およびウェブ配信が
『for』以降から行われるようになったのか。
これは『スマブラX』のアドベンチャーモードおよびストーリーモードであった
『亜空の使者』が関係しているそうです。

亜空の使者では、ストーリーを彩るべく、
多数のCGムービーが挿入され、
そのデータ量のため片面2層ディスクがメディア媒体として採用される
(そして、その2層ディスクのため、
 読み込みレンズが汚れたWiiでは遊べないというトラブルが起き、
 任天堂側がお詫びの掲示およびクリーニングサービスを行う事となりました)
などいった力の入れようがなされました。

ですが、『亜空の使者』は商業的には上手くいかなかったそうで、
そのため『スマブラfor』ではアドベンチャーモードが採用されず、
『スマブラSP』のアドベンチャーモード『灯火の星』は
ストーリー性の薄いものとなりました。

理由は膨大な開発労力や、
続編を作ろうにも参戦ファイターの増えすぎによる
物語を作った際の収拾しようのなさ
(桜井Dのコラムの単行本「ゲームを遊んで思うこと」記載のコラム振り返りより)

そして大きく挙げた要因として
『亜空の使者』劇中のCGムービーを
 無許可に動画サイトへアップロード・公開されてしまい
 開発コストに対する販売促進効果が得られなかった
としています。

そして『亜空の使者』後の『スマブラfor』の開発。
このムービー問題をどうするか考えた結果
 「逆に転載を含むアップロードや情報の拡散・共有によって
 広告効果・販売促進活動となるムービーを作って
 ネット上で公開すればいいのではないか
と思い付き、
『スマブラfor』の新ファイター参戦ムービーの
制作と公開が始まったのだそうです。

ちなみに、ムービーのCGパートの制作元は
株式会社デジタル・フロンティア」で
監督は「下澤洋平」という方とのこと。
ムービーについては、桜井Dのファミ通連載コラムの
VOL.583~584 参戦ムービーの作りかた【前編・後編】
で詳細が語られていました。
この回のコラムの単行本化はおそらく何年も後になってしまうはずですので、
それを含めてここで軽く紹介した形です。


『スマブラfor』の参戦ムービー

では日記の本題である、『スマブラ』の参戦ムービーについて
振り返っていく内容に参ります。
まずは『スマブラfor』から。

参戦ムービー冒頭に入る『スマブラ』のロゴですが、
この日記ではそれも含めてムービーの総時間としています。
『for』のムービー冒頭のスマブラロゴは4秒となります。

『スマブラfor』-発売前のムービー

むらびと(『for』初公開)
・ムービー:【スマブラ 3DS WiiU】初登場映像
・動画の時間:1分57秒
・「参戦」までの時間:1分32秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:20秒

※「E3 2013」での特別ニンテンドーダイレクトで
初めてゲーム画面が発表された際の映像。

記念すべき初の参戦ムービーはむらびとでした。
この頃かむらびとのネタキャラの鱗片が…
2013年6月11日、『スマブラfor』の画面がお披露目された際のムービーで、
同時に新ファイターであった「むらびと」の
参戦ムービーを兼ねたものとなっていました。

『スマブラX』の「社長が訊く」で桜井Dが
「大乱闘の世界観に合わないから参戦させない」
の筆頭としてどうぶつの森主人公(当時はむらびとという名は無し)
を挙げていたので、驚かせる形となりました。

この『スマブラfor』初登場映像、リアルタイムで視聴していたのですが、
あまりの視聴者の多さによる回線混雑で
最初のスマブラロゴの部分を確認できず、
いきなり『どうぶつの森』の画像からの形となり
「WiiU版の『森』の映像か?」と勘違いしました。

むらびとが投げ捨てた封筒にスマブラマークがあり、
 「え? つまりこれって!?
となり、直後のムービー本題で完全に分かりました。

そして自分に限らずだったようですが、
「むらびと」という名義の初登場の際は噴き出しそうになった方が多かったようです。
『ドラクエ』のノンプレイヤーキャラみたいなこのネーミングは笑撃を与えましたね。
今となってはすっかり慣れしたが。

しかし、このムービーおよび『スマブラfor』の初お披露目が
この日記から7年前となる2013年。
更に辿るとスマブラ開発開始が明かされたのか2011年のE3であり、
バンダイナムコ開発が決まったと明かされたのが翌2012年のE3だったのてすよね。
『スマブラfor』からこんな経つのだなぁ…
そりゃ自分も歳をとり、社会も様変わりするものです。


ロックマン
・ムービー:ロックマン参戦!(冒頭のスマブラロゴ無し)
・動画の時間:1分33秒
・「参戦」までの時間:20秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:12秒
むらびと直後に参戦は発表され、
『スマブラfor』で初のゲストファイターとなったロックマン
上記の『スマブラfor』初登場映像の直後に流れたのが、
この新たなるゲストファイターてあるロックマンの参戦ムービー。
ロックマン(メガマン)人気の高いアメリカを中心に
新キャラにて更なるゲストの登場は湧かせる形となりました。

『スマブラX』のスネークの時と違い、
もうゲスト3人目という事で
ゲストへのアンチや向かい風も少なくて済んだ感じでしたね

 自分は最初は誰かわからず、ロックマンがいつものヘルメットを被ったところで
「ロックマン! 今度(のゲスト)はカプコンか!」
と分かった形でした。
遠目でロックマンが現れ、
ヘルメット装着で誰か分かるという流れになっていました
むらびと参戦が初登場映像の中の一部だったのに対し、
ロックマン参戦ムービーは
本格的な新ファイター参戦ムービーのはじまりとなった為、
多くのユーザーを驚かせ、
そしてこれ以降の新ファイター参戦ムービーを期待させるキッカケともなりました。
ちなみに、個別のキャラクターの参戦ムービーの元祖は
『スマブラX』のソニック参戦ムービー
(ただしCGムービーではなく、ゲーム画像の繋ぎ合わせ)
となります。


WiiFitトレーナー
・ムービー:WiiFitトレーナー参戦!(冒頭のスマブラロゴ無し)
・動画の時間:0分55秒
・「参戦」までの時間:40秒(登場から「参戦」表示までかなり遅い)
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:―

※「E3 2013」最中のツリーハウスライブで発表・公開された

むらびと同様、なんで参戦できたんだと話題になった
WiiFitトレーナー
E3のニンテンドーダイレクト放送後、
E3会場での企画「ツリーハウスライブ」にて公開されたのがWiiFitトレーナー。

むらびと同様「原作がバトルと縁ない作品」であり、
それがむらびとに引き続き参戦発表されたので色んな意味でユーザーを驚かせ、
同時に
斜め上の参戦ばかりで、今度のスマブラ、キャラどうなるんだ!?
と困惑もさせました。

自分は参戦発表があった後にその情報を得たので、
その場で仰天という形にはなりませんでした。


ロゼッタ&チコ
・ムービー:ほうき星の使者
・動画の時間:2分37秒
・「参戦」までの時間:1分24秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:1分20秒
E3後、初のニンダイの参戦発表となったロゼッタ。
ワルイージ等よりも先に参戦し、驚かせました
E3から半年以上が経った
NintendoDirect 2013.12.18」の終盤で参戦が発表されたロゼッタさん。
E3後に初めて公開された『スマブラfor』でのシリーズ初参戦ファイターであると共に
「E3後の参戦にもムービーが用意されている」
および
NintendoDirectでは『スマブラ』の新ファイター発表がある
という流れを作ったものとなりました。

自分が初見の時ですが、
E3の時と同様に回線混雑のために飛び飛びで、
最初の『スマブラ』ロゴが流れるのを見る事が出来ず、
画面が映った時はいきなりカービィがおり、曲と共に
『カービィのエアライド』の続編か? って、マリオ達が出たぞ?
といった具合でした。
途中でカービィとマリオが同時出演している事から
『スマブラ』とは分かったのですが、
チコが登場してもピンときませんでした。

ムービーではロゼッタより先んじて登場するチコ。
この時点では「へ…?」でしたね。
そしてロゼッタさんが登場して
えー!? デイジーやワルイージを差し置いて参戦なの!?
と驚愕しましたね。

『スマブラfor』発売後からすれば
『for』参戦ファイターは『ゲーム性重視』で選考を行った
事が分かりますが、当時は自分を含めて
なんでワルイージとかじゃないの!?
という半ば批判的な意見が相次ぎましたね。

まぁ自分はというと、上述のように仰天はしたものの
ロゼッタさんは『マリオカートWii』でマイキャラだったこともあり
愛着ある お気に入りのキャラでしたので、
むしろ参戦は好意的でしたね。


リトル・マック
・ムービー:リングの王者
・動画の時間:2分04秒
・「参戦」までの時間:51秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:5秒

トレーニング光景となっていたリトル・マックのムービー。
背が低いネタも盛り込まれいました
初の早朝開催(日本時間で)のニンテンドーダイレクトである
NintendoDirect 2014.2.14」の冒頭で参戦が発表されたリトル・マック。

原作『パンチアウト!!』のアレンジBGMと共に
トレーナーのドック・ルイスのナレーションで進行されていくという内容でした。
「参戦!」の後にしっかり原作から受け継いだ低身長のネタも盛り込まれ、
視聴者の笑いを誘いましたね。

余談ですが、
ムービーの最後にマックくんとドックが
二人でチョコバーを食べている場面がありますが、
このダイレクトの公開が丁度バレンタインデー(2月14日)だから、
「狙ったのではないか?」という意見も出ましたね。
これは偶然だと思います。
ドックはWiiのリメイク版時点から「チョコバーが好き」と設定があり、
かつ海外ではバレンタインデー=チョコは通じない、
そもそもアメリカでは放送時点では2月13日といった事がありましたので。

ムービーの最後のシーンはチョコバーを食べるマックとドック。
そして転がっていくボール状態サムス
筆者マサムネは、『スマブラ』ロゴが終わってムービー本編になった時点で
すぐにリトル・マックが参戦だと分かりました。
というか、音楽が『パンチアウト!!』のテーマ曲かつボクシングの光景ですので、
『パンチアウト!!』を知っているユーザーなら速攻で分かる内容でしたね。

その後の反響は、『パンチアウト!!』の本場である海外は当然ですが、
日本でも「アイスクライマーやピットくんに続く『レトロゲーム枠』のファイター
として受け止められたのもあり、比較的すぐ受け入れられた感じではありました。
『スマブラX』でアシストフィギュア出演もありましたしね。


ゲッコウガ
・ムービー:リングの王者
・動画の時間:2分22秒
・「参戦」までの時間:1分12秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:1分10秒

※リザードンが単独参戦する事を発表するムービーも兼ねる

リザードン続投ムービーにて同時に参戦が発表されたゲッコウガ。
当時は「なぜ参戦?」と物議を醸しだしました
初めての『スマブラ』専用のニンテンドーダイレクトである
大乱闘スマッシュブラザーズDirect 2014.4.9」の最後で発表されたゲッコウガ。

ダイレクト最後にポケモンの参戦ムービーとなり、
まずはリザードンの続投判明、
そして物陰に映る何者かの影と、その者の攻撃準備。
まさかミュウツーの復活か!?
と思ったユーザーが自分含めてかなりいたようですが、
放ったのは「水手裏剣(みずしゅりけん)」で、
姿を現したのは、当時ではまだアニメでの出演の無かったゲッコウガでした。

『スマブラfor』後のアニメ版ポケモンの『XY』編では、
ケロマツからちゃんと進化してサトシ手持ちのリザードン枠として活躍したり、
「サトシゲッコウガ」という専用の強化形態も登場したりと、
後年からすれば
「『ポケモンXY』から参戦させるならばゲッコウガしかないよね」
なのですが、上記の通り当時は疑問や批判が絶えませんでした。
ポケモン枠がミュウツーじゃない落胆も含めて、
こいつの参戦は失敗」と一方的に憤慨するユーザーも見当たりました。

ちなみに、ゲッコウガが未知の存在だったのは開発者側も同様だったそうで、
『スマブラfor』開発開始時に「『ポケモン』の新作枠が欲しい」と協議したところ、
後に活躍させるポケモンとして開発元のゲームフリークから
ゲッコウガの設定画が数枚送られてきただけ」だったそうです。
その為、開発側も「忍者キャラ」という事だけを頼りに手探りで制作し、
原作ゲーム版と似ていなかったらゴメンナサイ」といった具合で作ったそうです。
結果としては、上手いこと原作ゲーム版の雰囲気にあった感じになりましたが。

ある意味で、ゲッコウガの参戦は
『スマブラ』は他のゲームやその派生作の経営戦略にも大きくかかわっている
という事を如実に表すこととなったとも言えますね。


パルテナ (加えて一応ブラックピット)
・ムービー:光の女神
・動画の時間:2分55秒
・「参戦」までの時間:1分22秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:5秒

※公開された「Nintenido Digital Event 2014」の冒頭にはMiiファイターが参戦

冒頭でMiiファイター参戦が冒頭で紹介されたE3 2014の
最後を飾ったのがパルテナの参戦ムービーでした
2014年6月10日に放送されたE3 2014用の動画イベント
Nintendo Digital Event 2014」の最後の〆として公開されたパルテナ様。
同イベント冒頭の『スマブラfor』特集でのMiiファイター参戦だけでなく、
更なる参戦発表で驚かせました。
ちなみに、この参戦ムービーはアニメ会社の「シャフト(※)」が制作しており、
シャフトは『新・光神話パルテナの鏡』発売直前においても
「おいかけて/おいかけられて」という販促アニメを制作していました。

シャフト
1975年設立の老舗のアニメ制作会社。
『魔法少女まどか☆マギカ』などの制作元として知られる。

このアニメムービー、自分に限らずですが、
パルテナ様というキャラを知っていれば
『スマブラ』ロゴ終了後の最初の1秒で誰の参戦ムービーか分かるものでしたね
むしろこのムービーはその後のピットvsリンクのアニメが目玉だったと言えますか。

あと、このムービーおよび「パルテナ参戦」ですが、
実は海外ではリークが出回っていたようですね
自分も目に入る情報で「パルテナ参戦」という言葉があり、
(実際は映像や画像も出回っていたようです)
嘘か真か慎重な状況でしたあ。

参戦発表後はというと、当然というべきか
桜井ディレクターは自分の作品を優遇し過ぎだろ!
という意見が烈火の如く飛び回りましたね。
まぁそりゃそうなるわな(汗)。

『新・光神話パルテナの鏡』は最初から『スマブラ続編(後のfor)』の布石として
制作していたそうなので、
『新パルテナ』の要素は可能な限り
多く使いきりたかったというのもあるのでしょうな。

そして大きな波紋を呼んだのが、ムービー最後のブラックピット(通称ブラピ)。

パルテナ参戦ムービーに最後に登場するブラックピット。
当時は参戦するか不明だったので、憶測を呼ぶことに
ブラックピットは明らかに分けがありそうに登場したので、様々な憶測を呼びました。
ワザワザ出たという事は参戦するのか!?」という意見や、
『参戦』の表示が無かったから、ファイター以外での出演ではないか?
という推測、パルテナのムービー中でブラピと同じく
原作『新パルテナ』での登場人物である「ナチュレ」の声があったため
スマッシュアピール(通信)の掛け合い要員ではないか?
といったものも出ました。
発売後の今からすれば「ブラピがファイター参戦をする」ことの
示唆だったわけですが、当時の見解は様々でしたね。
それによる盛り上がりを桜井ディレクターは狙ったのでしょうが。


●パックマン
・ムービー:赤、青、黄
・動画の時間:1分35秒
・「参戦」までの時間:26秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:―

※「E3 2014」最中のツリーハウスライブで発表・公開された

E3 2014の会場にて参戦が発表されたパックマン。
ゲーム&ウオッチと並ぶ歴のゲストファイター登場となりました
デジタルイベント放送後のE3 2014本編における
桜井Dを招いてのラウンドテーブル(ツリーハウスライブ)において
発表されたのがパックマンでした。

『スマブラfor』はバンダイナムコ開発なのだから、
バンダイナムコの作品のキャラクターがゲスト参戦するのではないか、
と前々から多くのユーザーに予想されており、
それが事実だと判明する形となりました。

桜井Dも自身のコラムで
バンダイナムコ開発なのだから、
 バンダイナムコからも参戦させるのが筋だろう

「『スマブラX』時点から宮本茂氏から
 『(マリオに匹敵するくらい歴のある)パックマンは参戦せいへんの?
と言われていた、といったことを明かしています。
日本ではパッとしないでしょうが、
最も成功したアーケードゲームとしてギネス記録があり、
歴でいうとゲーム&ウオッチと同じ古さで、
かつ海外では近年でもアニメ化されたりするなど今なお高い海外人気があり、
バンダイナムコから参戦となればパックマンが最有力だったのでしょうな。

パックマンはゲーム&ウオッチと並ぶ歴の作品。
このムービーはMr.ゲーム&ウオッチの『for』初登場にもなりました
自分はE3の発表を再チェックしようとデジタルイベントの日の夕方に
公式サイトをチェックしたら、いつの間にかパックマンが
追加で参戦しており驚いた、という形でした。


ルキナ、ルフレ
・ムービー:剣と魔法と炎の紋章
・動画の時間:2分47秒
・「参戦」までの時間:14秒(ルキナ)、1分07秒(ルフレ)
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:9秒(ルキナ)、50秒(ルフレ)


2014年当時『ファイアーエムブレム』の最新作だった
『覚醒』からの参戦となったルキナとルフレ。
主人公クロムが参戦しない事で物議を醸すことに
発売まで2カ月となった7月11日、
突然「公式ホームページ上で新ファイター参戦発表を行う」事が掲示され、
その後の7月14日に参戦ムービーが公開されたのがルキナとルフレでした。
ちなみにキャプテンファルコンの続投発表も兼ねたものでしたね。

当時は、『スマブラX』でロイがアイクに切り替わったなど
『ファイアーエムブレム』のファイターは
最新作のキャラとなるものと見られていたので、
クロムはほぼ100%の参戦だと多くのユーザーに目されていました

…が、参戦ムービーが始まって、
すぐに『ファイアーエムブレム覚醒』のアニメだと皆わかるものの、
ルキナは参戦表示が出るのに、クロムに参戦表示が出ない。
おかしいぞ? どういう事だ?
とムービーを見ていると、49秒で登場したのが、『覚醒』版マイユニット(ルフレ)。
筆者含めて
クロムじゃなくてお前が参戦かいマイユニット!
と仰天というか、斜め上の展開でズッコケることとなりました。

いや、実をいうと筆者はMiiverseにてこれよりも昔に
『覚醒』版マイユニットが参戦したら、魔法剣士となるから面白そう
という投稿をしており、ルフレ参戦は嬉しい面もありました。
ただし、クロムが参戦してその上で枠というか開発時間があればと考えており、
まさかクロムを端折った上でマイユニットだけを出すとは思ってもいませんでした。

クロムの参戦表示が無いまま、ルフレ(マイユニット)が登場。
ユーザーは「こういう事なの!?」と驚愕する事に
あと、未だに気になっているのですが、ルキナは参戦表示画面で「参戦
と疑問形になっているのですよね。
もしかすると、ムービー制作中はルキナが
参戦できるか(キャラ開発を完了できるか)の瀬戸際だったのでしょうかね?
桜井Dのコラムなどでは
ルキナは、マルスの色替えで出す予定だったのが、
 頭身の違いなどで上手くいかなかったので
 『モデル替えキャラ(SPでいうダッシュファイター)』に切り替えた
としており、場合によっては出番削除の可能性があったようですので。
まぁ、単に
この参戦ムービーはルキナが本題ではない
という意味での疑問形だったのかもしれませんが。

なぜか疑問形だったルキナの参戦表示
そして、まさかの参戦失敗の上、「なくはないです」となったクロム。
原作開発元のインテリジェントシステムズからは
クロムというキャラをよくわかっている!(笑)
と賞賛されたそうですが、
多くのユーザー、特にエムブレマーからは
クロムをネタキャラに貶めやがった!
と大激怒とも言える非難の嵐が当然の如く巻き起こりました。

WiiU版『for』のエンジェランド漫才や、桜井Dのファミ通コラムでは
クロムは出したとしても
 マルスとアイクの中間となってしまいそうで、没個性になる
と理由を述べていましたが、
その後ロイがDLCとして復活するとともに、
そのロイが「ちゃんと差別化の成された中量級」だったことから、
ロイが作れたなら、クロムもちゃんと作れたのではないか?」となり、
実際にもクロム役の声優・杉田智和氏はそのことで桜井Dに詰め寄ったそうです。
ちなみに、杉田智和は大のゲーム好きにして高度な変態で、
 一方ルフレ役の細谷佳正氏はゲームをしないようであり、
よくわからないけど、『スマブラ』って作品に出ることになった
と言われ、すごい悔しい思いをしたのだとか。

クロムの「(出番は)なくはないです」
原作者からは称賛されたそうですが、
ユーザーには火に油を注ぐことに
…が、その後クロムは『無双』や『ヒーローズ』などで顔役として出演
他社作品であるバンダイナムコの『プロジェクトクロスゾーン2』で
ルキナとフィオルン(ゼノブレイド1)と共にゲスト出演するなど、
『スマブラ』に出れなかった以外は優遇されすぎじゃないか?
とツッコまれていき
(と同時に『覚醒』以前のFEを支持する古参派からは嫉妬のような感情も向けられて)
そしてご存知の通り『スマブラSP』では
(ダッシュファイターという形ながら)遂にクロムはスマブラ参戦を果たします。
桜井D「なくはなかったー!

結局その後は『ファイアーエムブレム』の顔役となり、
『SP』では改めてファイター参戦できたクロム。
結局は優遇されたキャラとなりました
そのことか
参戦作品が圧倒的で、ネタ性まで完備しているクロムは優遇されすぎキャラ
と見られることとなるのですよね。
ほんと歴史とはどうなるか分からないものです。


シュルク
・ムービー:穏やかじゃないですね
・動画の時間:2分07秒
・「参戦」までの時間:33秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:5秒

『スマブラfor』発売前の最後の参戦発表となったシュルク。
ちなみに『ゼノブレイド』はまだシリーズ化していませんでした。
3DS版『スマブラfor』発売まで1ヶ月を切ったギリギリの時期に放送された
NintendoDirect 2014.8.29
その冒頭で発表されたのがシュルクくんでした。

発売前のファイター参戦ムービーとしては、これが最後のものとなりました。
ちなみに、この発表と同時に
『スマブラfor』の早期購入特典の音楽CDの発表が行われましたね。

Wiiで出たクラシカルな系統のゲームの中でも、
人気・世界売上ともに高い作品であるため参戦要望の高かった『ゼノブレイド』。
(当時は『クロス』も『2』も未発表未発売で、シリーズ作ではなく単独作品でした)
今は見れませんが、Miiverseでの桜井Dの話によると
「権利的に参戦は大変だった(※)」そうですが、
どうにか参戦実現に漕ぎ着けた形ですね。

参戦は大変だった
 その内容は詳しく語られていないものの、源流となる『ゼノ』シリーズは、
 最初の『ゼノサーガ』は旧スクウェア、
 その後の『ゼノギアス』3部作は旧ナムコからの発売の作品であることから、
 それらとの調整があったのだと推測されます。

自分は『ゼノブレイド』は現状未プレイ(動画は見た事がある)ですが、
内容は知っていたので、ムービーが始まった時点で
この背景は巨神界=『ゼノブレイド』か! となると主人公のシュルクだな!
とすぐ分かりました。

なお、このこのシュルクくん参戦ムービーですが、
実は、海外で事前の情報流出、つまりリークがあったのだそうです。
更に言うと、この頃に海外では
『スマブラfor』3DS版のゲーム内容の流出および隠しキャラの情報リークが
起きてしまっていたのだそうです。

このリーク騒動は翌年E3のロイ復活の頃まで続くこととなり、
その為か『スマブラSP』になると
「ベレト/ベレスのつかいかた」で桜井Dが話されたように
社内および関係者でも一部の人間しか
 参戦ファイターや参戦ムービーを知らない
という徹底した内部の情報規制が敷かれることとなったようです。


『for』-発売後 ( 隠しファイター、追加ファイター )

ここからは『スマブラfor』発売後に公開された参戦ムービーについてとなります。

まず最初に断らなくてはならないことですが、
復活ファイターであるミュウツー、リュカ、ロイについては割愛させていただきます
理由は少しでも日記の量を減らすためです(汗)。
すでに膨大な量ですが、これでもかなり割愛したのですよ…
復活ファイターの記事を期待していた方がいたら、大変に申し訳ありません。
一応、復活ファイターの参戦ムービーの情報は以下のようになります。

●ミュウツー
・ムービー:ミュウツー参戦!!
・動画の時間:1分09秒
・「参戦」までの時間:09秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:―
※放送『スマブラforWiiUススゴい50のの理由』で参戦が事前に発表されていた。
 参戦ムービーは「NintendoDirect 2015.4.2」での配信日決定の際に公開。

●リュカ
・ムービー:リュカ参戦!!
・動画の時間:1分29秒
・「参戦」までの時間:30秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:06秒
※「NintendoDirect 2015.4.2」にて公開

●ロイ
・ムービー:ロイ参戦!!
・動画の時間:1分29秒
・「参戦」までの時間:19秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:07秒
※2015年の6月14日、E3 2015に先立って放送された
 「【スマブラ for 3DS / WiiU】2015年6月 新要素のお知らせ」の冒頭で公開

では、『for』の隠しファイターおよび追加ファイターについての
参戦ムービーについて参ります。

クッパJr.&クッパ七人衆
・ムービー:未来の大王
・動画の時間:2分07秒
・「参戦」までの時間:49秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:―

「1枠で8名が参戦」という特殊な形で参戦を実現したのが
クッパJr.とクッパ七人衆(旧コクッパ)でした
隠しファイターの為、ムービー自体は3DS版発売後に放送された
大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiUがスゴい50の理由
の途中で公開されたクッパJr.とクッパ7人衆の参戦ムービー。
後述のダックハントとともに
隠しファイター2種にも参戦ムービー(しかもCGムービー)を作っている
と宣伝する形となっていました

発売当時、3DS版をプレイしていた時は
クッパ様でマスターコアを初めて撃破してクリアしたら、
突如発生したチャレンジマッチ。
(マサムネは一番好きな任天堂キャラがクッパ様で、
 そのためスマブラのマイキャラもクッパ様)
このシルエットだれ? 新キャラみたいだけど…」
となり、実際に試合が始まって
ジュニア!? 微妙な立場のキャラがなんで参戦できたの!?
と困惑した思い出があります。

なお、このチャレンジマッチ経緯のため
「マスターコアを撃破してクリア」がジュニアの出現条件かと思っていたのですが、
クッパ様を使ってマスターコアを撃破してクリア
が正しい条件だったようで、
偶然クッパ様を使っていたので条件を満たせたようです。

最初はジュニア参戦に困惑したものの、
色替えを確認しようとしたら、そこにあったのは「クッパ7人衆」の姿。
1枠で8名の参戦として、
 中堅どころでも参戦に値するようなネームバリューを持たせる
とは上手いこと考えたと言えますね。
実際、マサムネはマイナーキャラながら昔からのお気に入りキャラである
クッパ7人衆のロイを愛用しています。

ただ、この「1枠で8名の参戦」というのは開発的に相当困難だったようで、
『ニンテンドードリーム』2015年2月号誌上インタビューでは

「クッパJr.なんかは入るのか入らないのかの瀬戸際で、
スタッフが「頑張る!」と言ってくれて達成できました」

だったと語られています。

…まぁ問題は
1枠で8名の参戦というアイデアは面白いが、
 中堅どころのクッパJr.たちの参戦を底喜んだユーザーがどのくらいいたか
でしょうが(汗)。


ダックハント
・ムービー:一匹、一羽と一丁と
・動画の時間:2分10秒
・「参戦」までの時間:1分01秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:―

ゲーム&ウオッチ、ロボットに続く意外な参戦枠のダックハント。
ギネス記録保持タイトルでしたが、賛否物議を呼ぶことに
参戦動画の公開および隠しファイター公表は2104年11月6日に公式サイト等にて行われたダックハント。

立場としては
Mr.ゲーム&ウオッチの流れをくむ『参戦の意外性』を突いたファイター
(『スマブラSP』においてファミ通誌面で
 パックンフラワーについての話でこう述べている)
にて、
ギネス記録で『世界一売れたシューティングゲーム』として登録されている
 (売上は約2831万本。これは海外でファミコン同梱版販売があったため)
 ので、その記録保持を称えて」、
そして
トリオで1キャラを成している(カモ&猟犬&光線銃を使うプレイヤー)
 という独自性が面白そう
の参戦だったようです。

…が、存在が判明した際の世間の評判は散々でしたね(汗)
飛び道具やは遠距離攻撃が豊富なことから、能力を評価する声こそありましたが、
参戦歓迎の声はほぼありませんでした…
原作版『ダックハント』が売れた本場である北米ですら同様の有様だったそうで
数字とか意表をつくとかばかりで、肝心な人気やニーズを見ていない
という苦情が多数噴出したのだとか(滝汗)。

この『スマブラfor』の参戦ファイターの
ゲーム性重視をし過ぎる
意表を突くとかで参戦ニーズを見ていない
という意見が多数出たことが、
リュカ参戦発表に際して
「追加DLCのキャラを募集する
 (そして表立って言えなかったけど『スマブラ』続編のキャラ選考の参考にする) 
企画である「スマブラ投稿拳」が実施された一因ではないか
と筆者は睨んでいます。

真相は分かりませんが。


リュウ
・ムービー:リュウ参戦!!
・動画の時間:1分41秒
・「参戦」までの時間:29秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:10秒

『スマブラfor』のDLCで完全新規キャラの第1号となったリュウ。
アンチ格闘ゲームに格ゲー代表キャラの参戦という意外な形に
2015年の6月14日、E3 2015に先だって放送された
【スマブラ for 3DS / WiiU】2015年6月 新要素のお知らせ
(現在YouTubeでは閲覧不可。eショップなら閲覧可能)
の半ばにおいて、
ロイたちのような復活ファイターではない完全新規のDLCファイターにて、
ロックマンに続くカプコンからの第2のゲストとして発表されたのが
『ストリートファイター』のリュウでした。

アンチ格闘ゲーム」から始まった『スマブラ』に、
(ただし格闘ゲームの影響があることを認めている ※)
格闘ゲームの事実上の始祖にて代名詞ともなっている作品が
参戦・合流するという意外な形となりましたね。
同時にDLCのMiiファイター衣装としても
『バーチャファイター』や『鉄拳』が来るなど、格ゲー参戦祭りとなりました。

スマブラには格闘ゲームの影響がある
例えば『ほぼ日刊イトイ新聞』のインタビューで
格闘ゲームは、主人公がいきなり8人いたりするんですね。
 しかもそれぞれが、キャラクターとして
 立っていなきゃいけないでしょう
とあり、初代スマブラの初期ファイターが8名なのは
『ストリートファイター2』の影響であることが示唆されている。
詳しくはこちらのリンク先を参照
https://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-1.htm

日本ではもうすっかり下火・一部のマニア向けとなっている格闘ゲームですが、
対戦ものの好きな欧米(特に北米)では、
今でも賞金付き大会イベントが開催されたりと日本よりもずっと人気があり、
世界売上の8割以上が欧米である『スマブラ』シリーズでもあることから、
欧米での需要・参戦ニーズを踏まえたものと言えます。

また、「ベレト/ベレスのつかいかた」動画の解説にもあったように、
欧米では『スマブラ』のような対戦アクションも、
『ストリートファイター』のような格闘ゲームも、
ジャンル名は「ファイティング(fighting)」であり、
そのため両者は何かと比較されやすいというのもあるでしょうね。

参戦ムービーでしたが、
俺より強い奴に会いに行く!
というリュウの代表的なセリフと共に
リュウの姿がだんだんと見えていくというもので、
リュウのシルエットで分かった方、
上記のセリフで分かった方、
リュウが完全に映って分かった方、色々いるでしょう。

自分は、ゲーム開始がスーパーファミコン後期の世代
=『ストリートファイター2』の後期の世代だったので、
シルエットでリュウだと分かりました。
アンチ格闘ゲームたる『スマブラ』に格闘ゲームの祖が参戦するのは
完全なる予想外でしたが。
流れとは分からないものですな。


クラウド
・ムービー:クラウド参戦!!
・動画の時間:2分57秒
・「参戦」までの時間:52秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:30秒

スクウェア・エニックスおよび『ファイナルファンタジー』を
代表しての参戦となったクラウド
NintendoDirect 2015.11.13」の最後、
1カ月後の「最後の特別番組」の予告と共に
参戦が発表されたのがクラウドくんでした。

ニンダイの最後に、突如として流れ始めたムービー。
しばらく見ていると
この演出と音楽、
 『ファイナルファンタジー7(PS1での原作版)』のオープニングか!?
となり、さらに
スマブラfor × FF7
というコラボ発表の画面。
FF7からの参戦ならば、主人公の骨太のおなご(※)、
もといクラウドくんしかありません。
という訳で「クラウド参戦!」となる内容でした。

骨太のおなご
ゲーム序盤、クラウドはとある理由で
女装して潜入をすることとなるイベントがあるのだか、
その潜入先で美女と勘違いされて飛び出す迷言がこの「骨太のおなご」である。
ちなみに、最近出たPS4でのリメイク版では
「強気なおなご」に変更されてしまったらしい。
実に残念。

「最後の特別番組」によると、
『ファイナルファンタジー』からの参戦キャラが欲しい!
という要望が多数きており、
その中で最も多かった(=シリーズで一番有名なキャラと言える存在だった)のが
クラウドくんであり、彼のゲスト参戦が決まったのだそうです。

ただ、スクウェア・エニックスはキャラや楽曲の貸し出しに厳しい会社のようで、
クラウド参戦は難航していたという旨を語っているほか、
音楽も後に参戦の『ドラクエ』勇者も含めて
原曲が最低限の数使われているだけとなっています。
後の『ニンテンドードリーム』誌面のインタビュー記事によると
「原作再現した能力付け」に非常に苦労したファイターだそうで、
原作やその派生作品では、
クラウドくんが一種の強化人間(※)というのもあり、
大剣を軽々振りながらジャンプやダッシュするのが
当たり前という超人として描写されており、
決定稿の「ターンバトル」というコンセプトに落とし込むまで
かなりの苦労があったそうですな。

クラウドは強化人間
ネタバレになるけど、
クラウドは「魔晄(まこう。ライフストリームとも)」という
惑星の生命エネルギーの流体を浴びて強化されており、
かつ「とある生命体の細胞」を後天的に移植されており、
常人を凌駕する身体能力および戦闘能力を持つ。


カムイ
・ムービー:カムイ参戦!!
・動画の時間:2分31秒
・「参戦」までの時間:43秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:05秒

『DX』でのロイに続く
『スマブラ』発売後タイトルからの参戦となったカムイ
2015年12月6日に放送された『スマブラfor』最後のウェブ放送及びDLC公開
【スマブラ 3DS・WiiU】最後の特別放送
の冒頭にて発表されたのがカムイ。

『スマブラ』の放送のはずなのに、
放送開始と同時に流れる『ファイアーエムブレムif』のアニメーション、
(原作での3つのシナリオ分岐を選択する直前に流れるもの)
原作が分かる人はこれだけで誰の参戦ムービーなのか瞬時に分かり、
逆に原作を知らない人にとっては「これ『スマブラ』の放送?」と
困惑させるものとなっていました。

『スマブラfor』発売後に登場の作品からの参戦で、
海外に至ってはかつてのロイのような「発売前参戦」となったカムイですが、
(『ファイアーエムブレムif』は日本では2015年6月25日に発売で、
 北米では2016年2月19日、ヨーロッパでは16年5月20日と
 欧米では参戦時点では発売すらしていない)
これから発売される最新作から協議、制作」したとの事で、
日本では驚かせるため、欧米では宣伝も兼ねた参戦だったようです。

…ですが、
カムイ参戦は、
また『エムブレム』かい! 多過ぎるだろ!」として、
『スマブラDX』のロイ先行参戦の頃からあった
『スマブラ』での『ファイアーエムブレム(FE)』優遇論
に本格的に火を付ける事となりました。

『スマブラfor』発売時点ではクロムが参戦できなかった事で
FE不遇という見解も文字通り「無くはなかった」のですが、
 ・ルフレとルキナの2キャラが参戦
 ・続いてロイ復活
 ・そしてカムイ参戦で、FEだけで6キャラも参戦
となり、「優遇されすぎ」という意見が噴出しました。

そしてその後の『スマブラSP』では
 ・結局クロムが参戦成功
 ・そしてカムイと同じパターンでベレト/ベレスが参戦
となって、FE優遇論がさらに加速する事となります

どうやらコレは、桜井Dの思惑通りに事が行かなかった、
(具体的には
 ・クロムを端折ったけど参戦ニーズの高さから次作での参戦が必要となった
 ・ルキナをマルスの色替えで出せず別枠にせざるを得なかった
 などがある模様)
そして任天堂側の経営戦略の思惑
(ベレト/ベレスだけでなく、カムイ参戦も
 任天堂側の意向があった事を桜井Dは示唆しています)
などが重なり合った結果のようです。

「開発の都合」と「経営戦略」の双方を踏まえた
参戦の結果としてのFE偏重の参戦。
『スマブラ』続編が出たらどう調整されるのでしょうね。
桜井Dは
参戦キャラ数的にもシステム的にも巨大化しているから、
 そろそろ『スマブラ』の路線変更を考えたい
という旨をコラムで度々述べていますが、
その際に何を残し、どう削るのでしょうか。


ベヨネッタ
・ムービー:ベヨネッタ参戦!!
・動画の時間:2分34秒
・「参戦」までの時間:34秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:28秒

「スマブラ投稿拳」の結果で参戦となったベヨネッタ。
日本からすると意外過ぎる結果となりました
ミュウツーとリュカ参戦の際に『スマブラfor』公式サイトで実施された、
DLCで出てほしいファイターを決めるアンケート「スマブラ投稿拳」、
その結果発表にて、『for』最後のファイターとして参戦したのがベヨネッタでした。

「最後の特別放送」の中盤、最後の参戦ムービーとして流れ、
ピットくん&パルテナ様の『パルテナの鏡』コンビが出たことから
『新パルテナ』からの参戦か?」と思わせる感じでしたが、
18分37秒(参戦ムービー開始20秒)で登場したのが、
まさかのベヨネッタ

後述のように欧米では絶大な参戦要望があったベヨ姐ですが、
日本のユーザーの大半は
意外すぎる投票結果
たしかに『ベヨネッタ2』は任天堂から出たけど、
 元々はセガのキャラだろアンタは!
とツッコミどころ満載の結果に、違う意味で盛り上がりましたね。

ベヨネッタは欧米で絶大な参戦要望があったとの事で、
ヨーロッパでは参戦可能キャラで得票数1位
北米でも得票数ベスト5に入るほどの人気だったそうです。
そういえば、欧米では
「『ベヨネッタ2』の世界売上100万本を目指そう運動」とかあった記憶があります。

述べたように、ベヨネッタ参戦は日本の参戦投稿をほぼ反映しておらず、
欧米のみの結果のみを反映した形となっており、
『ベヨネッタ2』を遊んで評価したユーザー以外からは
日本的に納得できない」という意見が多々出ましたが、
そもそも『スマブラ』は世界売上の7〜8割が海外(日本以外)」であり、
多数決的なものとなると、必然的に欧米重視となるのですよ。

ですが、この「スマブラ投稿拳」の集計結果は無駄にはならなかったようで、
『スマブラSP』の新規参戦ファイターの選考の参考となったそうです
『ニンテンドードリーム』誌上で明言しているのは
リドリー、シモン(厳密に言うと「悪魔城ドラキュラの誰か」だった模様)、
キングクルールですが、
『ファミ通』での桜井Dのコラムにて
クロムやダークサムスもそうであることを示唆していました。

『スマブラSP』開発は2015年7月11日に亡くなられた岩田聡社長から
生前の「最後のミッション」だったそうで(※)、
『SP』の草案完成がこの「最後の特別番組」があった
2015年12月だったとの事ですから(ファミ通コラムより)、
むしろ「スマブラ投稿拳」の真の目的は
「スマブラ続編の参戦ファイターの選考」であり、
ベヨネッタ参戦はそのカモフラージュだった可能性すらありますね。

参考資料
ほぼ日刊イトイ新聞
「岩田さん」を知っている人たち。『岩田さん』を読んだ人たち。
桜井政博 最後のミッション
https://www.1101.com/about_iwatasan/sakurai/2020-01-31.html

しかし、この時点での日本で参戦要望が
最も多かったファイターは結局誰だったのか?
当時の記録ではインクリング(スプラトゥーンのイカ)が
非常に多かった記憶がありますが。


『スマブラSP』の参戦ムービー

続いて、『スマブラSP』の参戦ムービーに参ります。

『SP』参戦動画の冒頭の『スマブラ』ロゴは8秒です。
キングクルールやしずえなど、
『スマブラ』ロゴ無しで参戦ムービーが初公開されたファイターもいますが、
この日記ではあくまでもYouTubeで公開版をベースに、
『スマブラ』ロゴありの時間を掲載しています。

また、ダッシュファイターの紹介用ショートムービーや
「全員参戦」の紹介ムービーは今回は端折らせていただきます。
期待していた方、申し訳ありません。


『スマブラSP』-発売前


インクリング
・ムービー:Nintendo Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ
 初登場映像(スマブラロゴ無し)
・動画の時間:1分15秒
・「参戦」までの時間:なし(スマブラと判明するまでは44秒)
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:―

2018年3月9日のニンテンドーダイレクトの最後で
Switch版『スマブラ』が開発中と明かされた際の発表映像。

Switch版『スマブラ』(後の『SP』)の初公開映像は
インクリングの参戦発表も兼ねたものとなっていました
NintendoDirect 2018.3.9」の終盤、
「最後にこの映像をどうぞ」としてはじまったのが
E3 2014での『スプラトゥーン1』初公開の際の映像を思わせる
イカガールとイカボーイのバトルの光景。

『スプラトゥーン2』ではなく『1』の音楽と光景が続いて
「スプラの続編? けど何か違うような…? 」
と思わせる中、突如周囲が暗転。
そしてガールの瞳に映るスマブラマークの炎

視点が切り替わってスマブラマークの炎の下に集結する
歴戦のファイター達という光景となり、
Switch版『スマブラ』と判明、詳細はE3 2018で公表すると発表し、
大いに盛り上がったところでニンダイ終了となりました。

ちなみに、よく聞くとこのスマブラマークが出ているシーンでは
「灯火の星」のメインテーマ曲のアレンジが流れています
気になる方はチェックしてみてください。

初公開映像にて、映像が『スマブラ』のものと分かるシーン。
炎のシンボルマークの下に歴戦のファイターが並んでいます
そして同時に、新作『スマブラ』に
インクリング(スプラのイカ人類)が映ったことから
『スプラトゥーン』からインクリングの参戦が事実上の確定となりました。
しかし『スプラトゥーン』の第1作発売は2015年5月28日
この時点ではまだ第1作目発売から3年経っていなかったのですよね。
正にスピード参戦
新規ゲームタイトルとしての『スプラトゥーン』成功を象徴したといえますか。

ただ、実をいうとリュカやルカリオ、ピチューなど
原作発売から『スマブラ』参戦まで3年以内だったファイターは
この日記を執筆時点で実は21名もいたりますが(※)。

原作発売から参戦まで3年以内だったファイターは21名いる
 21名の内訳は早かった順で
 ロイ、ベレト、ベレス、カムイ、ゲッコウガ、アルフ、ルカリオ、リュカ、
 ピチュー、DQ11の勇者、ガオガエン、ルフレ、ルキナ、ブラックピット、
 ジョーカー、アイク、ピカチュウ、プリン、
 シーク、ガノンドロフ、こどもリンク
 という内訳


リドリー
・ムービー:狩猟の魔爪
・動画の時間:1分53秒
・「参戦」までの時間:57秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:25秒

「E3 2018」での『スマブラSP』の本格公開の最後を飾った参戦動画。
『スマブラSP』での本格的な参戦ムービーの始まりを飾るものとなりました。

E3 2018での『スマブラSP』の本格公開。
その最後を飾ったのが遂に来たリドリー参戦でした
『SP』本格公開に際して新ファイター代表として抜擢され、
遂に参戦となったリドリー。
『スマブラ』ではボス出演やフィギュア名鑑などで常連ではありましたが、
以前から海外を中心に強いファイターとしての参戦要望を受け続けており、
満を持しての参戦というか、来るべくして来た参戦と言えましたね。

『メトロイド』人気の本場である北米では、『スマブラfor』時点で既に
Miiverseで「リドリー参戦運動」があったというのを
耳に挟んだこともあります。

筆者マサムネがリドリー参戦だと気づいたのは
ロックマンを尻尾串刺しで仕留めるシーンでしたね。

ロックマンを仕留めたリドリーの尻尾串刺し。
『メトロイド』ファンならこれだけでリドリーと分かります
『メトロイド』をやっていない人にはさっぱりでしょうが、
逆に『メトロイド』ユーザーならば速攻で
リドリー(の尻尾)だ!
と気づくシーンとなっています。
原作で尻尾突きはリドリーのメイン攻撃の一つですので。

述べたように海外では人気のリドリーですが、参戦発表後の日本では、
コアな任天堂ユーザーは「遂に来たか!」と熱く燃え、
『スマブラ』シリーズのユーザーは
『亜空の使者』や『for』のパイロスフィアのアレか」とまぁまぁ反応、
カジュアルユーザーは「誰?」もしくは「過去の『スマブラ』にいたような…
と層ごとにバラける反応でしたね。


シモン、リヒター
・ムービー:ヴァンパイア・キラー
・動画の時間:3分04秒
・「参戦」までの時間:1分23秒(シモン)、2分16秒(リヒター)
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:
 1分23秒(シモン)、2分13秒(リヒター)


『スマブラSP』ダイレクト1回目の冒頭で発表されたのが
『悪魔城ドラキュラ』からのゲスト2人の参戦でした
E3での発表から2カ月近くが経って放送された
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Direct 2018.8.8
その冒頭で流れたのが『悪魔城ドラキュラ』からのゲストファイターとなる
元祖主人公シモンと高い知名度を持つリヒターでした。

筆者は『悪魔城ドラキュラ』好きで、シモンもリヒターも知っていたのですが、
最初映像が映った際は『悪魔城ドラキュラ』だと見抜けず、
こんな任天堂のゲームあったっけ…?
と反応してしまい、「シモン参戦!!」が出てようやく
『悪魔城』からのゲストだ!」と分かったというちょっと悔しい思いをしました。

ルイージの魂を刈り取った死神が、
『悪魔城ドラキュラ』シリーズ恒例のボスである、
魔王ドラキュラの腹心「デス様」だと気づけれたよかったのですが、
その点でも悔しい思いをしたと言えましたね。
ルイージを襲ったこの死神が『悪魔城ドラキュラ』恒例ボスの
「デス」だと分かれば気付けたのですが…
そしてシモン参戦後に、
続けざまにダッシュファイターとして有名キャラのリヒター・ベルモンドも発表。
ダッシュ扱いとはいえ、シリーズのファンとしては嬉しい展開となりました。

ただ、『悪魔城ドラキュラ』はもう新作が無くて久しいので、
(そもそもIGA氏をはじめ開発者の多くはコナミを退社してしまってますし)
年長者ゲーマー以外は「『悪魔城』って何?」や「どんなレトロゲーム?
といった意見が少なくなく、ファンとして残念でした。

けれど、世界的に見ると『悪魔城ドラキュラ』は非常に有名なのですよ。
(海外では『キャッスルヴァニア』という名義で発売・展開されています)
『悪魔城』組も前作の「スマブラ投稿拳」の
集計結果を反映した参戦としていますが、
おそらくこれも欧米からの支持を受けての参戦だと考えられます。


キングクルール
・ムービー:ライバルたち(初公開時はスマブラロゴ無し)
・動画の時間:2分06秒
・「参戦」までの時間:58秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:22秒

『スマブラSP』ダイレクト1回目の最後を飾ったのがキングクルール。
リドリー同様「遂に来た参戦」でした。
シモンとリヒター、そしてダッシュファイターとして
クロムやダークサムスの発表があった
「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Direct 2018.8.8」の最後、
突如として流れ始めた新たな参戦ムービーで、
「主人公と悪役・ライバル」という構図の後にドンキー&ディディーが出て、
ドンキーたちのライバルという事は、まさか…!?」と思った矢先、
遂に参戦が発表されたのがキングクルールでした。

リドリー同様、キングクルールはスーパーファミコン世代を中心に
以前からファイター参戦要望を熱烈に受けており、
こちらも「来るべくして来た参戦」と言えるものでしたね。

筆者マサムネも含めて、
ムービーのドンキー&ディディーのように
目玉が飛び出すような興奮で歓喜したゲーマーも多かったのではないでしょうか。

「遂に来た参戦」ゆえに、
このような驚きの心境の方も多かったのでは?
実はこのダイレクトの前日、桜井政博DがTwitterにて
眼が充血している
とキングクルール参戦のヒントとなるツイートをしていました。
ただ、これがクルール参戦を示唆したものだと
気づいた方はほとんどいなかったようですが。
逆にこれ以降、ダイレクトや「あそびかた」の前の桜井Dのアクションが
注目されるようになりました。

キングクルールは、ドンキーシリーズへは2007年8月の『ジャングルクライマー』、
任天堂ゲーム全体を通しても2008年6月の
『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』
以降は出番が無く、久しいキャラクターとなっていました。
…が、『スマブラ』への参戦要望は『for』時点で既にかなり高かったようで、
『for』でMiiファイター衣装として出演や、
リドリーや『悪魔城』組と同様に「スマブラ投稿拳」でも
参戦要望が多かったと明かされています。

その為か、日本ではちゃんとクルールが誰か分かるツイートが多くみられましたね。
むしろ前述のように歓迎ムードといったものが多くみられました。


しずえ
・ムービー:はたらきものの夢(初公開時はスマブラロゴ無し)
・動画の時間:2分07秒
・「参戦」までの時間:1分21秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:1分01秒

地震で1週間遅れとなったニンダイ。
その最後で発表されたのがまさかのしずえでした。
NintendoDirect2018.9.14」の終盤で参戦発表がなされたしずえ。
このニンダイは当初9月7日を予定していたのですが、
直前の9月6日に「北海道胆振(いぶり)東地震」が発生
ニンダイ史上初の1週間の延期措置を取ることとなりました。
その為、9月7日の『スマブラSP』の公式Twitterでは
当日更新無しとなり、
本来はニンダイで新ファイターの参戦発表が予定されていた
のが確実視されました。

そして延期となったニンダイの放送当日。
スマブラSP』の参戦発表が無いまま放送終盤に差し掛かり、
突如前振りもなく始まった『どうぶつの森』の映像および しずえの登場。
冒頭の時点ではまだ
まさかスマブラの新ファイターって しずえなの!?
いや、開発中のSwitch版『どうぶつの森』かも
と様々な憶測が出ていたでしょう。
と、そこへ手紙を届けるペリお。
ここに来て、筆者も含めて「まさか…」が確信に変わったでしょう。

届いたのはスマブラの招待状で、愛称の「しずえさん」と「参戦」を掛けて
しずえ さん戦
というギャグと共に参戦が発表されました。

あんたは むらびと以上に戦うキャラクターじゃないだろ!
というキャラですが、
前作『スマブラfor』でのむらびとやWiiFitトレーナーの効果もあってか、
しずえはワリとすんなり受け入れられた印象でしたね。
リドリーやキングクルールなど「いかにも戦うキャラクター」
が中心の『SP』での参戦ファイターの中では相当に浮いているのは確かですが。

ちなみに、この参戦ムービーは、
開発中のSwitch版『どうぶつの森』
つまり今で言う『あつまれ どうぶつの森』の発表に
そのまま繋がるものとなっていました。

しずえ参戦ムービーの直後、
Switch版『どうぶつの森』(後の『あつまれ』)が開発中と
発表される流れとなっていました。
この時点では2019年発売を目指していた『あつ森』
後のE3 2019において2020年3月への延期
および発売日決定がなされる事となりますが、
延期となっただけの非常に作り込まれた
高い完成度の作品となったのは周知の事実ですね。


ケン、ガオガエン
・ムービー:炎の激突
・動画の時間:2分28秒
・「参戦」までの時間:24秒(ケン)、1分21秒(ガオガエン)
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:
 20秒(ケン)、1分20秒(ガオガエン)


『スマブラSP』ダイレクト第2回の冒頭、
「(発売前の)最後の参戦ムービー」として紹介されたのが
ケンとガオガエンでした。
発売まであと1カ月近くとなって放送された
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Direct 2018.11.1
新システムである「スピリット」のお披露目と紹介、
そしてダウンロードコンテンツ(DLC)実施の発表がメインとなる放送でしたが、
その放送の序盤に「(DLCを除いて)最後の参戦ファイター」の映像として
流れたのがケンとガオガエンの参戦ムービーでした。

まず最初に現れたのは、
『ストリートファイター』でのリュウの兄弟弟子にて好敵手のケン。
あれ? 『ストリートファイター』はもうリュウが参戦してるのに
という事はリュウのダッシュファイターか?」
となり、
最後の参戦ファイターがダッシュファイターなの?
とここまでではちょっと期待はずれな感じです。

…が、ケンとリトルマックの試合の様子を暗闇の中から見る、謎の存在。
まだ参戦発表があることを伺わせます。

そして、ケンの勝利後にリングへと飛び込む謎の存在。
ここで正体がガオガエンであり、ルカリオやゲッコウガに続く
ポケモン最新作からの参戦ファイターが今作も来た」と分かる形となっていました。

しかし、この暗闇からガオガエンが双眼を光らせるシーン。
このシーンだけで「参戦ファイターはガオガエン」
だと見抜いたユーザーはどのくらいなのでしょうかね?(汗)

世界は広いですから、見抜いたユーザーが僅かながらいる気もしますが、
筆者はギリギリまで誰が参戦か全くわかりませんでした。
「ポケモン新作からの参戦ファイターがまだいない」
としてポケモンキャラと予想できた方はいたかもしれませんが。

この双眼だけでガオガエンと見抜けたユーザーは
どのくらいいるのだろうか…
ガオガエンの参戦は、「ポケモン枠の参戦」として無難に受け止められたようですが、
事前の参戦予想議論では
ガオガエンになるか、ジュナイパーになるか
でポケモンの予想が割れていた感じでしたね。

理由ですが、ジュナイパーが『ポッ拳』で既に参戦していた一方、
アニメではサトシのモクローが進化する気配がなく
(後に「かわらずの石」を武器として使うこととなり、一生進化しないことが確定)、
一方ニャビーは当時既にニャヒートに進化していたものの、
サトシの手持ちの顔役という程ではなく、
両者ともに微妙な立ち位置となっていました。

ただ、後々にアニメポケモンの『サン・ムーン』編を見ると、
ククイ博士(ロイヤルマスク)の手持ちとしてガオガエンが度々活躍しており
サトシのニャヒートも博士のガオガエンに勝利した際にガオガエンに進化した
(ただしそこで戦闘不能となり、サトシのオガエンの戦闘場面は一切無し)ので、
『サン・ムーン』の御三家を出すならガオガエンが妥当だったでしょう。

実は後に、『ニンテンドードリーム』2019年3月号掲載のインタビューにて、
ポケモン参戦は株式会社ポケモンと協議したのだが、
 ガオガエンにするか、ジュナイパーにするかで議論があった
という事が開発中に実際にあった事が判明しています。
この議論次第ではアニメポケモンの展開も変化していたかもしれません。

なお、アニメでのジュナイパーは、
原作ゲーム版『サン・ムーン』のライバルの一人であった
ハウ(声:ロイorジョーカー)の手持ちとしてしか出番がありませんでした。

ちなみに、『スマブラSP』における鳴き声(今は亡き石塚運昇氏が担当)は
時期の関係のためか、ククイ博士の個体やサトシの個体ではなく、
2018年のポケモン映画『キミにきめた!』に登場する
敵役のクロスの個体のものとなっています。
ゲッコウガがアニメ版の鳴き声を
『スマブラfor』に先行登場させたのと対照的と言えますか。


パックンフラワー
・ムービー:パックンフラワー参戦!(初公開時はスマブラロゴ無し)
・動画の時間:1分20秒
・「参戦」までの時間:36秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:36秒

早期購入特典として発表されたパックンフラワー参戦。
まさかのまさか過ぎる参戦発表でした
「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Direct 2018.11.1」の後半、
ダウンロードコンテンツの存在の公開とともに
早期購入特典として、必ず貰えるものがある
として突如流れ始めた映像。
なんだなんだ? 何の映像だ? と思い見ていくと、
突如として現れた鉢植えのパックンフラワー。
そして「パックンフラワー参戦!」という表示でした。

早期購入特典として購入者に無料配信されるDLCファイター第0号がまさかの
パックンフラワー
という斜め上というか、
どこの方角行っているか分からないとしか言いようがない
まさかの参戦。

自分も初めてこのムービーを見た時、
何の参戦ムービーなのか分からず、パックンフラワーが画面に出てもピンと来ず、
「参戦!」と表示が出て
えーーー!?」となりました。

『スマブラSP』の2010年5月現在の世界売上は約1884万本、
その購入者の家族含めれば世界で3000万人は
認知しているゲームタイトルだと思いますが、
「パックンフラワーが参戦する」ことを
予想していた人はいたのでしょうか(汗)
まあ3000万人いれば1人くらいはいたかもしれませんが。

『ファミ通』でのインタビュー記事によると、どうやらパックンフラワーは
Mr.ゲーム&ウオッチ、ファミコンロボット、ダックハントにの流れをくむ
参戦の意外性を狙ったファイター」のようです。

それと同時に、実はパックンフラワーは、
『マリオ』シリーズへの出演数はクリボーやノコノコをも凌ぐ
「出演数がダントツのザコキャラ」であり、
ザコキャラ代表で出演のファイターを考え、
 その結果パックンフラワーが選ばれた
のだと思われます。

とはいえ、
こんな参戦予想できるか!
でしょうが(汗)。
参戦を受けたユーザーらは、
マイナーどころやネタキャラとして怒るのを通り過ぎて、
唖然とする
といった反応が見られましたね。

ちなみに、このパックンフラワー参戦が公開された後、
参戦ムービーはYouTubeで1ヶ月で約84万回も再生されました。
色んな意味で大いに注目を集めたというのは確かだったようです。

あと余談ですが、このパックンフラワー参戦ムービー
『for』での追加ファイター(リュウ以外)のムービーのように
CGやアニメの無いゲーム画面のみのムービー
となっていました。
『SP』では追加ファイターでもCGやアニメのムービーがあるのに、
パックンフラワーだけこうなっています。
何か理由があるのでしょうかね?


『SP』-パックンフラワー以外のDLC (追加ファイター)

最後に『スマブラSP』の追加ファイターについて。
2020年6月4日現在、正式に発表されている5名のみの紹介となります。

ジョーカー
・ムービー:The Masked Rebel
・動画の時間:2分53秒
・「参戦」までの時間:17秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:―
※参戦の発表があったのは北米のゲーム授賞式「The GAME Awards 2018」で
 この際は「心の怪盗団、オタカラをいただく」というムービーが公開。
 (eショップでなら現在でも閲覧可能)
※参戦ムービーの「The Masked Rebel」は配信時に公開

『スマブラSP』発売に先んじて参戦が発表されたジョーカー。
DLCは他社ゲスト中心かという予測の始まりでもありました
『スマブラSP』の発売が目前となった2018年12月7日。
その日本時間でアメリカ(現地時間12月6日)で開催されていた、
コンピュータゲームの年間作品の表彰式イベント
The Game Award 2018(略称:TGA 2018)
そこでスマブラSP発売前の先行公開として発表されたのが
『スマブラSP』の追加ファイター第1号として
 『ペルソナ5』主人公ことジョーカーの出演」でした。
その後、ニンダイでチョイ出しなどが行われつつしばしの沈黙状態が続き、
2019年4月18日にて配信および同時に参戦ムービーが発表されました。

ちなみに、「ジョーカー」とは怪盗姿に変身した際の
チーム内のコードネーム(呼称)で、
アニメ版以降の主人公のデフォルト名としての本名は
雨宮蓮(あまみや・れん)」といいます

『ペルソナ』シリーズは、派生作品の『ペルソナQ』シリーズ(3DS)を
除くとずっとプレイステーションハードで展開されてきた作品であり、
参戦を意外に思う声が多数聞かれました。

一応、本家たる『真・女神転生』シリーズが3DSやSwitchで出てたり
(Switchの『5』は制作中ですが)、
『女神異聞録デビルサバイバー』などの派生作品や、
『世界樹の迷宮』といった他のアトラス作品、
そして任天堂とのコラボ作品である『幻影異聞録#FE』などの展開があり、
任天堂とアトラスは縁のある制作会社ではあるのですがね。

まぁ一番の理由は
アトラスが『やり手のロールプレイングゲーム制作会社』
 として作品と共に欧米でも高い評価を受けている
事が大きいでしょう。
ベヨネッタの項で述べたように、
『スマブラ』は欧米での売上が世界売上の大半なので、
日本だけでなく欧米でも人気や高評価を得たゲームを選ぶ必要があります。
そのため、アトラスおよび同社の最も成功したゲームタイトルである
『ペルソナ』シリーズが選ばれたのでしょう。

なお、この後アトラスは『ペルソナ5』の完全版『5 ザ・ロイヤル』を発表し、
『スマブラ』にジョーカーが来たのだから、
 Switch版『ペルソナ5』も来るんじゃいか!?
という推測(というか要望)が多数出る事となりました。
結局『5 ザ・ロイヤル』はPS4のみで発売となり、
期待は打ち砕かれたわけなのですがね(汗)
一応、その後『ファントムストライカーズ(ペルソナ5無双)』が
Switchにおいても展開される事となったのですが。


勇者
・ムービー:伝説の勇者
・動画の時間:3分11秒
・「参戦」までの時間:1分07秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:1分

E3 2019の冒頭で発表された『ドラクエ』の勇者。
『FF』に続き『ドラクエ』もゲスト参戦する形となりました
『スマブラSP』発売から半年にて、ジョーカー配信から約2ヶ月後に開催となった
2019年6月12日の「NintendoDirect:E3 2019
その冒頭でいきなりスマブラ参戦ムービーのロゴが流れ、
闇のダーズの軍勢と戦うリンクの元へ馬で駆けつける謎の影。
そして到着すると闇が晴れ、
『ドラゴンクエスト』の「序曲」(ドラクエのテーマ曲)と共に姿を現したのが
『ドラゴンクエスト11』の主人公あらため勇者でした。
そればかりか、11だけでなく、
過去の『ドラクエの3・4・8』の主人公も色替え扱いで参戦する
という豪華仕様というオマケ付き。

日本では
『FF』からクラウドが参戦したのだから、
 『ドラクエ』から来てもよいのでは?
けど『ドラゴンクエスト』が人気なのはほぼ日本のみだから、
 世界で見ると難しいはず
など以前から『ドラゴンクエスト』の参戦予想は様々な憶測が流れており、
この『ドラクエ』参戦を歓迎する声が多数聞かれた一方、
世界的には認知度のない作品の参戦を驚く声も聞かれました。

この参戦ムービーの直後、
Switch版『ドラクエ11』の海外向け宣伝が長々と流れており、
どうやら勇者の参戦を決めた任天堂側としては
海外の『ドラクエ』売上サポートをしている身として、
 『スマブラ』を介して『ドラクエ』の海外知名度を広めたい
という意図および経営戦略があっあようです。


バンジョー&カズーイ
・ムービー:仲間たち(初公開時はスマブラロゴ無し)
・動画の時間:2分27秒
・「参戦」までの時間:1分09秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:46秒

勇者と同じくE3 2019で発表となったバンジョー&カズーイ。
権利がマイクロソフトに移行したのにまさかの参戦実現となりました
勇者発表のあった「NintendoDirect:E3 2019」、
後半にて突如としてキングクルール参戦ムービーと同じ映像…
…と思わせてドンキーたちとクルールの戦闘シーン、
そしてクルールがドンキーたちとくつろぐという
似て非なるムービーが流れ始めました。

そんな中、小屋の中に投げ込まれるパズルピース。
参戦ファイターの原作を知るユーザーだったら
まさか!?
となる光景だったようです。

そして小屋の前に現れたのは、そのパズルピースの原作主人公…
…じゃなくてダックハント。

しかし「んなわけ無いだろ!」とばかりに本人が登場。
権利がマイクロソフト(=Xbox)に移行したかつてのドンキーの兄弟作、
バンジョー&カズーイがまさかの参戦となりました。

しかしバンジョーは「よく権利問題をクリアできたな」という参戦でしたね。
少し述べましたが、バンカズの開発元にて権利元である
「レア社(イギリスの企業)」は、
2002年にXbox用ゲームタイトル増強を狙って買収などを
行なっていたマイクロソフトへと売却されており、
以後レア社のタイトルはXboxで展開されているのですよ

バンカズを貸し出すなんて、敵(任天堂)に塩を売るようなことなので、
なんで行ったんだ…
…かと思ったら、桜井Dのファミ通コラムや
「バンジョー&カズーイのあそびかた」によると、
マイクロソフト側はわりとアッサリ貸し出しに応じてくれたようで
レア社からは大歓迎を受けたそうです。
なんと寛大な…

ちなみに、バンジョー&カズーイは以前から海外では強い参戦要望があり、
ユーザー間の投票によっては1位を記録したこともあったのだそうです。
ニンテンドー64で任天堂発売の元でバンカズ作品が展開されていた最中に
初代「スマブラ拳!!」WEBサイトで行われた
「スマブラ2があったら出てほしいキャラ」アンケートでは、
日本でも8位を記録していました。
この希望も踏まえて任天堂側が参戦を決定、
マイクロソフトも認めたのかもしれません。

参戦後の反響ですが、やはりというか海外では凄かったようです
ダイレクト視聴を自撮りしていた動画では、
発狂とも言えるすごいはしゃぎ具合でした。
日本向けのドラクエ勇者、欧米向けのバンカズという構成で
E3ダイレクトを作ったのかもしれませんな。


テリー
・ムービー:100メガショック!
・動画の時間:2分34秒
・「参戦」までの時間:1分28秒
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:1分28秒
※初公開時は「[速報]挑戦者 現る!」という
 冒頭部が異なる&テリーのスマブラSP内画像の無いムービーだった。
 YouTubeでは現在は消去されており閲覧不可。eショップなら閲覧可能。
※現在の参戦ムービー「100メガショック!」は「テリーのあそびかた」で公開

バンカズ配信決定とともに発表されたのがテリー。
リュウ・ケンに続く有名格ゲーからのゲストとなりました
NintendoDirect 2019.9.5」にて、
バンジー&カズーイがダイレクト終了後から配信開始となるニュースと共に
参戦が発表・公開されたのがこのテリーでした。

バンカズの話の後、「そして…」として新たな参戦ムービーがはじまり、
今やレトロゲーム機であるネオジオ、
およびSNKからの参戦である事が明かされ、
『キング・オブ・ファイターズ』のオープニングをオマージュした画面、
そして過去のSNK格闘ゲームを再現したドット絵の数々が流れ、
皆が『スマブラ』招待状を手に入れようとしてきて、
最終的に招待状を得たのがSNKの格闘ゲームの元祖である
飢狼伝説』の主人公・テリーだという流れでした。

テリーおよびSNK枠の参戦の理由は、
海賊版を含めてSNK作品の認知度が高いアジア地域のゲーマー
およびリュウとケンの支持層を含めた
格闘ゲームから『スマブラ』に移行してきたゲーマー
の確保を意識したものだと思われます。

ですが、もう『飢狼伝説』が古い作品である事、
『キング・オブ・ファイターズ』も格ゲーマニア向けの作品である事から、
誰このキャラ?」という反応が非常に多かったです。
世代によっては「ネオジオが何なのか分からない
というユーザーも多かったようです。
それも踏まえてで、「[速報]挑戦者 現る!」では
ゲーム発売年度の歴史を最初に紹介し、
その後の「テリーのあそびかた」でもネオジオの紹介があったのでしょうが。

ちなみに、後の桜井ディレクターのコラムによると、
この参戦ムービードット絵はSNKではなくバンダイナムコが制作しており、
かつて『源平討魔伝』(アーケード版は1986年)などの画面を手掛けてた
御年60歳の大ベテランドット絵職人の力作なんだそうです。

あと、「ファイターパスVOL.2(6人目以降のDLC)の制作が決定」
はこのテリー参戦の直後に発表でしたね。
特報」とされていましたな。
事実、ユーザーにとっても大ニュースでしたが。


ベレト/ベレス
・ムービー:風花雪撃
・動画の時間:4分10秒
・「参戦」までの時間:1分32秒(ベレト)、2分48秒(ベレス)
・筆者が誰が参戦かまでわかるまでかかった時間:15秒
※「???のあそびかた(ベレス/ベレトのあそびかた)の序盤で解禁」

ファイターパスVOL.1および当初の予定の最後となったベレト/ベレス。
急に他社ゲストじゃなくなったり、
ロイやカムイと同じパターンでの参戦で色んな意味驚かせました。
「NintendoDirect 2019.9.5」以降、総合ニンダイがめっきり無く、
そんな中の2020年1月14日に突如発表された
DCLファイター5人目の公開と紹介「???のつかいかた」。
そして本放送の1月16日の放送序盤にて
ようやく明かされた参戦ムービーは『ファイアーエムブレム風花雪月』のもの、
そして判明したVOL.1最後の参戦ファイターはその主人公出である
「ベレト/ベレス」でした。

まさかのまたしても『ファイアーエムブレム』からの参戦
当然の如く賛否がありましたが、
DLCファイターのラインナップは任天堂側が経営戦略を踏まえて決定しており、
桜井Dの『ファミ通』コラムによると、
任天堂が「作品の鮮度」をテーマにDLC開発中の時期にも制作可能な
新作ゲームを選んだ結果、『風花雪月』に白羽の矢が立ったそうです。
一方、それを受けた桜井Dも
もう既に『エムブレム』キャラも剣士キャラも多すぎる
と悩んだそうで、
それを踏まえて差別化の為(及び原作のテーマを落とし込むため)として
槍・斧・弓矢を使うファイターとなったようで、
参戦ムービーでもこの「剣以外の武器も使う」事を強調していましたね。

また、偶然ではありますが、メインの剣も普通の刀剣ではなく
蛇腹剣(ガリアンソード)となっていたのは差別化として幸いな事でしたね。

参戦作品としては上記の理由で微妙な評価だったベレト/ベレスでしたが、
「あそびかた」動画の評価および実際の使ってみての評価は
「多彩な武器」というコンセプトが面白く評価され、
それなりなものであったようです。

そしてこの「???」改めて「ベレト/ベレスのつかいかた」動画後半にて、
ファイターパスVOL.2が
1人2人追加どころか、VOL.1よりも多い6人の参戦を来年中までに
である事が明かされて、大いに盛り上がる事となりました。


そして迫るファイターパスVOL.2の配信開始
ARMS参戦の詳細はどうなるのか

そしてその後も総合ニンテンドーダイレクトが無い中、
ようやく一応の形で公開された「NintenidoDirect mini 2020.3.26」。
そこでファイターパスVOL.2の1人名(通算で6人目)が
Switchの『ARMS』からのファイターであること、
そして6月に正式発表と配信を予定している事が明かされました。

6月のゲーム発表と言えば例年では北米のE3であるものの、
そのE3がコロナウイルス大流行で中止となってしまった今年2020年。
何処のタイミングでどのように公開されるかが注目されています。

その6月となったので、公開はもうそろそろであるはず。
NintendoDirectが実施されるのかどうかも含めて、
気になるところにて、楽しみなところです。
心して待ちましょう。

今回の日記は以上です。
ではでは、大変な長文を失礼致しました~

ファイターパスVOL.2の1人目である『ARMS』参戦まであと少し。
心して待ちましょう

参考資料

『スマブラfor』のYouTube動画一覧
https://m.youtube.com/playlist?list=PLPh3p_yYrx0AwqpiAGhQaDj8hNpkZHGvK


『スマブラSP』のYouTube動画一覧
https://m.youtube.com/playlist?list=PLPh3p_yYrx0ALYpBrr4Ny_bdEx2KmYejv