ラベル ファイアーエムブレム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ファイアーエムブレム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年2月13日木曜日

スマブラSP:追加ファイター5人目はFEのベレト! 元ネタなどを交えて紹介します

こんばんは、マサムネです。

今年は暖冬で、関東平野でも比較的過ごしやすい日々が続いていますが、
冬野菜の問題などもあり、全てが良いわけではない状況ですね。

まぁそれ以上に皆さんが気になっている今冬の話題は
中国発の新型コロナウイルスの感染拡大でしょうが。
20年近く前にパンデミックを引き起こしたSARS(サーズ)ウイルスも
コロナウイルスの一種だったのだそうです。
コロナウイルスって、大感染を引き起こしやすいのでしょうかね?

と、与太話はこの辺にしまして。
ではでは、日記本題に参ります。

スマブラSP参戦ファイター5人目が遂に登場!

5人目はこのキャラでした!

さて、もう先月の話となってしましましたが、
2020年1月16日に『スマブラSP』の新ファイターにて
ファイターパスVOL.1の最後を飾る5人目ファイターの発表&紹介動画
???のつかいかた」が放送・発表されましたね!

桜井Dが「???のつかいかた」冒頭にて
参戦ムービー作りました。流せば、すぐに誰かと分かると思います
と称した参戦動画。
それを見てみると

ムービーに映ったのは『ファイアーエムブレム風花雪月』の
主人公・ベレト先生
映ったのは『ファイアーエムブレム風花雪月』のアニメ、
そして主人公のベレト先生(同作のマイユニット)。
はい、参戦ファイターは確定ですね

という訳で、追加ファイター5人目は
『ファイアーエムブレム風花雪月』の主人公であるベレト / ベレスとなります!
「ベレト」は男性主人公、「ベレス」は女性主人公のデフォルト名ですね。

という訳で、5人目のファイターはベレト先生でした!
それまでの『ファイアーエムブレム』系キャラである
ルフレとカムイと同様に、色替えで男女を選択できる仕様です。

ルフレやカムイと同様に
色替えの扱いでベレス(女性主人公)も使用可能
公式グラフィックはこんな感じ
追加ファイター5人目で、
初の任天堂ゲーム作品のキャラクターとなりました。
いや、『FE』の権利はインテリジェントシステムズと共同で持っており、
かつ『風花雪月』はコーエーテクモが開発なのですが。
あ、つまりコーエーテクモから参戦とも言えるのか。


また『ファイアーエムブレム』からかよ!
ロイやカムイといい、『FE』は『スマブラ』発売後からの参戦枠があるのか!?
という意見も多いでしょうが、
『スマブラSP』の追加ファイターは任天堂側が決定しており、
『スマブラSP』発売前の最終ダイレクト直後に
桜井Dが自身のTwitterにてちゃんと説明しています。

原典ツイート

『スマブラSP』ではDLCを作りますが、
その内訳はすでに確定しています。
今回は任天堂が全てラインナップを決めてきており、
私はそれを作れるかどうかを判断し、企画しています。

URL:https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/1059958552452911105

また、後に『週刊ファミ通』1627号で掲載された桜井Dのコラム記事の
VOL.597「真に新ファイター」(2020年2月6日発売の雑誌に掲載)によりますと

新ファイターはわたしの好みで決めているのではなく、
任天堂が話を持ち込んできています。
今回(5人目)のテーマは、とにかく鮮度の高さ。
 
 
今回は、
いま遊ばれている作品の主人公をすぐに遊べる体験をもたらす
ことが大事でした。なので、
開発着手時点で原作が開発中の作品を手掛ける試み
をしています。
 
そして
 
任天堂が今後何を発売する予定かはわたしにはわかりませんから、
判断を仰ぐこととなります。
そして、そこでタイミングよく挙がったのが『風花雪月』でした。

などといった参戦事情の解説をされていました。
同コラムで
「わたしもわかっています。まず『FE』キャラは多すぎる。そして剣士も多すぎる。
と語っており、桜井Dも悩ましく思ったようです。
その文章の後は、
「だけど、決まっていることなので、そのまま進めます。
 わたしが考えるべきなのは、もっとほかのところですので。
としてプロの開発者としての覚悟を決めたものとなっていました。



この参戦動画、及び今回の「あそびかた」動画は
関係者による内部リーク・情報流出によるネタバレを警戒してか、
任天堂社内でも(参戦ファイターが誰なのか)知っている人はごくわずか
であったんだそうです。
「あそびかた」公開から配信まで2週間近くかかる決まりだったのも
この事情の為だそうです。
ほんと大変なのですね、情報社会の大企業って。

内部リーク防止の為、極限まで社内における情報規制を敷いていた模様
あと、この「あそびかた」動画を制作していた「ガスコイン・カンパニー(※)」も
参戦が誰か知りながらも、プロとしてしてずっと機密保持していたのですね。
お疲れ様です。

※ガスコイン・カンパニー
スマブラの動画『〇〇のあそびかた』シリーズを作っている番組制作会社。
『よゐこの〇〇で〇〇生活』や『ゲームセンターCX』の制作会社でもある。


ムービーには進行役として、発売前からキーパーソンとして公開されていた
「謎の少女(外見はであり、実年齢はおそらくトンデモ)・ソティス
が登場していました。
どこから入手したのか、『スマブラ』の招待状をベレトに渡す役もソティスです。
後述のように、『スマブラSP』中においても「最後の切りふだ」で登場します。

どうやったのやら、招待状を入手していた
のじゃロリのソティス
切りふだの演出などでもソティスは出演します
マサムネは『風花雪月』原作を未プレイなのですが、
(マサムネはオセロに勝てないくらいシミュレーションが苦手)
緑色の髪や、老獪な少女といった要素から、
『ファイアーエムブレム』で人間よりも上位の種族・先住種族として登場する
竜族のキャラクターでしょうね。

しかし、ソティスは発売前の動画を見ていると
「夢で見るという事は、主人公と精神がリンクしてい」
と思っていましたが、
この参戦ムービーを見ると
ソティスの精神や魂が主人公と同化、もしくは内部にある状態
になっているっぽいです。

原作をやればわかるのでしょうが、
前述の通り、マサムネはボードゲーム含めてシミュレーションが大の苦手でして…
動画サイト見るのもしゃくだし、どうすべきか(汗)。

重大なネタバレの為、ソティスについては原作をやれとの事。
けど自分はシミュレーション苦手(汗)。
あと、ムービーは原作『風花雪月』に由来するシーンがあるようですが、
ムービーに出ていた敵キャラの「闇に蠢く者の一員・ソロン」。
このソロン、原作だとネタキャラであるらしいツイートが多々見られましたね。
どういう形でのネタキャラなのかは分かりませんが、
このムービーでも
途中で放っておかれ、無視されて置いてけぼりにされる
というのが見られました。
ネタキャラである事を意識しての演出でしょうかね?

闇に蠢く者の一員・ソロン。
原作でソロンと対峙した際の場面がムービーのモデルのようです。
スマブラに向かっていくベレスに
存在をスルーされるソロン 
ちなみに、この参戦ムービー「風花雪撃」の英語版名称は
アシェン・デモン(Ashen Demon)
と言います。

アシェン(Ashe)は「灰」を意味するアッシュ(Ash)の形容詞系で
灰のような、(灰のように)顔が青白い」という意味で、
デモン(Demon)はデーモンの綴り字違いの一つであり
ご存知の通り「悪魔、悪鬼」を意味します。

なので、"Ashen Demon"で「灰のような悪魔、蒼ざめた悪魔」となります。
雰囲気からして、英語版『風花雪月』における「闇に蠢く者」の名称かと思いきや、
『スマブラSP』ゲーム中での「特設リング」におけるベレト/ベレスの肩書きが
灰色の悪魔」となっていたんですよね。
原作で何か「灰色」「悪魔」に因むものがあるのでしょうかね?


英語版と言えば、英語版の『風花雪月』の副題は
スリー・ハウスズ(Three Houses) 』
と言うそうです。

なんで『3つの家』なんだ!?
と思うでしょうが、「ハウス」は英語で「家」だけでなく、
学生寮」という意味もあるのだそうで、
この場合は『3つの学生寮(および寮生) 』と翻訳するようですね。



ムービー制作会社と収録裏話

ベレト/ベレス参戦ムービーですが、
桜井ディレクターによると3つのチームの共同制作なんだそうです。
アニメパートは原作『風花雪月』でのアニメーション制作元であった
株式会社サンジゲンが、
ゲーム会話パートは原作者たるコーエーテクモが、
そして『スマブラ』のゲームパートは
当然ながら『スマブラSP』開発チームが手掛けているとの事。

原典ツイートだと
今回の参戦ムービーは、3つのチームが制作しています。
アニメパートはサンジゲンさん。
ゲーム会話パートは『風花雪月』を手がけたコーエーテクモさん。
ゲームパートは『スマブラSP』開発チーム。
たった600円そこそこの、しかもDLCに対する映像ですが、
ファンの楽しみも大きいので頑張っています。

出典URL
https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/1218038744562851841
となっています。

他の参戦ファイターにも言える事ですが、
税別600円(ファイターパスだと1体500円)という
追加データとしてはかなり格安のものとしては
あり得ないほどに広告が凝っています。
『スマブラSP』が世界でおよそ1768万本
(2019年12月末時点、ダウンロード版含めての数値)
も売れているからこそ、
数でカバーできるから可能なのでしょうけどね。


ベレト/ベレスおよびソティスの声も
ムービー・ゲーム内共に当然ながら新録で、
桜井ディレクター同席のもとでアフレコを行ったそうなのですが、
そんな中でこんなエピソードが。

原典ツイート
もちろん、声はゲームも含めて新録です。
都度お願いする声優さんは
『スマブラ』を知っている場合も知らない場合も。
ベレス役の伊藤静さんは、説明をしても淡々とこなすので、
知らないのだと思いきや…。
収録が終わって出て行かれたあと、
戻ってきて「初代から遊んでました!!」ですと。早く言って!!

出典URL
https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/1218039129033732096

実はベレス役の伊藤静さんは第1作目からの『スマブラ』ファンだったという
桜井Dからすればまさに「早く言って!!」ですね(苦笑)。
色々と話してほしかったんだろうなぁ~

ベレト役の小林祐介さんと、ソティス役の黒沢ともよさんは
『スマブラ』ユーザーかどうかは不明。
ただ、黒沢ともよさんは弱冠23歳との事で
(子役出身のであり、3歳から役者をしているとの事)
年齢的に初代『スマブラ』はしていないでしょうが。

ちなみに、小林祐介さんと黒沢ともよさんは
『ファイアーエムブレム』以外での任天堂関連の出演は無いようですが、
伊藤静さんはアニメ版『ポケモン』での「ブラック・ホワイト編(ベストウィッシュ)」で
原作ゲームでの主人公友達ポジである「ベル」の役を、
そしてWiiの『メトロイド アザ―M』では
シナリオのキ―パーソンとなる「メリッサ」の役をされていたそうです。



参戦ファイターのヒントかと様々な憶測を呼んだ

桜井Dが告知写真でしていたポーズの答え

さて、このベレト/ベレスの参戦動画が
「???のあそびかた」として放送発表された際に
広告写真で桜井Dが端っこにて妙なポーズをしており、
ユーザーからさまざな憶測を呼びました。

様々な憶測を呼んだ、この写真における桜井Dのポーズ。
指3本を掲げているように見えますが…
3本の指を構える」といったポーズであり、
「今度の参戦は『3』がキーワードか!?」
「いや、ポーズ自体が何かを模しているのかも」
と憶測で盛り上がりまくり、ニューズサイトにも取り上げられるなどに発展しました。
かつて「目が充血している」発言が
キングクルール参戦のヒントになっていた事例もあり、
それでユーザーが反応したというのもありますね。


そしてその答えはというと…
「あそびかた」動画の序盤にて
『ファイアーエムブレム』とは何かという解説の場面がありまして、
その中で作品の数を数えるというのがあったのですが…

『ファイアーエムブレム』のシリーズの数を数える桜井D
そして、17作数え終えたところであの3本指ポーズ
正解は
2進数で指を使って作品の数を『17作』と数えたポーズ
でした。

分かるか! んなもん!(汗)

コンピュータのプログラムである2進数を指で数える方法でした
こんなの誰も分からない…

…かと思いきや、
なんと放送前に見破っていた方がいました。
何で分かったの!?

ちなみに、その事を述べた桜井Dのツイートにて一緒に
「『風花雪月』の要素である『3学級』」
もちゃんと掛けていた事が語られており、
この二進数のポーズが3として使える為に
使用したとの事です。

原典ツイート
二進数であることを放送前に見破っていたかたがいた…!!
ネットの海は実に広大。
なお、文字通り「3(学級)」にもかかってますよ。

原典URL
https://twitter.com/Sora_Sakurai/status/1217827933533822976



ほとんど『ファイアーエムブレムダイレクト』だった

この「???のあそびかた」動画

とまぁ『ファイアーエムブレム風花雪月』から参戦発表だった
この「???のあそびかた」ですが、
ぶっちゃけて言うと
ほとんど『ファイアーエムブレムダイレクト』の放送
でしたね(汗)。

放送前の動画が
「いっせいトライアル」を前とした『ファイアーエムブレム無双』だったり、
翌日発売だった『幻影異聞録#FE』の紹介映像だったりしており、
更に放送終了後に『風花雪月』の新たなDLCである
煤闇の章』の紹介映像が流れたりと
最初から最後まで『ファイアーエムブレム』尽くしの放送でした。

「あそびかた」の最後には
『風花雪月』の新たな追加コンテンツの紹介映像が流されました
ほんと、最近の任天堂は『ファイアーエムブレム』を推しますね。

『覚醒』直前までは
「世界売上が低すぎる」とシリーズ終了の危機にあり、
『覚醒』が日本だけでなく世界市場で売れたおかげで盛り返し、
その後の作品や広告の努力で着実に世界市場での力を付けて、
『風花雪月』は世界売上258万本(DL版含む)となりましたが、
まだ『マリオ』や『ポケモン』と比べて相当に少ないので、
この勢いに乗って認知度を伸ばしていきたいのでしょうかね。



ベレト/ベレスの由来

Bylethはソロモン72柱の悪魔の名称

さて、ここでちょっと話題を変えて、
ベレト/ベレス(Byleth)」とは何なのかについてを
ちょっと紹介しようかと思います。

ベレトとは「ソロモン72柱の悪魔」で有名な『ゴエティア』を出典とする
悪魔が由来となっています。
悪魔ベレトの綴り字(スペル)ですが、資料によって様々であり、
Byleth以外にもBelethBilethBeletなどがあり、
それに伴ってベレトベレスビレトなどの読み方があり、
更に言うとBylethの原典での読み方は「ビュレト」なんだそうです。

ちなみに、桜井Dは「ベレト/ベレスは英語だと共に『ベレス』」と述べていましたが、
『スマブラSP』のナレーションでは
バイレット」に近いものとなっていました。
"B-y"と綴るので、英語だと「バイ」に近い読みとなり、
"Le-th"だからレトよりも「レット」となるのでしょう。

ウィキペディアにおける
悪魔ベレトの挿絵
原典『ゴエティア』での悪魔ベレトですが、
ソロモンの72柱の序列13番目の悪魔であり、
多数の悪魔の軍団や大悪魔をを束ねる悪魔王
であると共に
支配下にある人間に対しては恋愛成就を実現させる、
 恋愛を司る悪魔
なんだそうです。

巨大な軍団の指導者」にて「恋愛を司る」とは、
軍事シミュレーションゲームにて「手強い恋愛シミュレーション」と称される
『ファイアーエムブレム』には相応しい名称と言えるかもしれませんね。

ただ、英雄や善神からではなく、「悪魔」から採ったのは以外ではありますが。
「仲間割れによる戦争」が由来の『風花雪月』を意識したのかもしれませんがね。
前述した「灰色の悪魔」との関連も気になるところですな。



『スマブラSP』におけるベレトと、

武器の出典についての解説

さて、『スマブラSP』におけるベレト/ベレスの解説に移ろうかと思います。

ベレト/ベレスは「間合いの鬼」という位置付けで、
後述のように鞭となる剣のほか、
原作での3つの学級の学長および後の3勢力のリーダーが用いる
特殊な武器「英雄の遺産」を用いて戦うのが特徴です。
これによって、
・高リーチの蛇腹剣と槍
・近距離高威力の斧
・弓矢による遠距離戦
と、どのような間合いでも戦う事が出来ます。
一方、機動力は同じ『FE』で遠距離特化のルフレよりややマシな程度です。

ベレト/ベレスは「間合いの鬼」という能力付け
入力によって使う武器が変化します。
原作ゆえに弓矢による遠距離攻撃まで可能です
参戦ムービーでもこの点は強調されていました
ソティスがどこから手配したのか「英雄の遺産」を持ってきます
原作だと、各3学級の学長、
および5年後の各勢力のリーダーが用いる武器です
武器キャラであるものの
「剣(蛇腹剣)」「槍(薙刀)」「斧」「弓」
を使い分けて戦うというユニークな能力付けとなっています。

これは先述も模した、桜井Dが『週刊ファミ通』で連載しているコラムの
VOL.597「真に新ファイター」(2020年2月6日発売の雑誌に掲載)によると

『スマブラ』には剣士が多すぎる問題があります。
そこで、そのファイターだけの戦術を持たせる検討とし、
原作のテーマをもたらす意図から、
3人の級長が持つ"英雄の遺産"を、
ワザの入力方向に取り入れることを考えました。

との事で、数多の剣士ファイター達との差別化の為であったためのようです。


また、かつてゲーム雑誌『ニンテンドードリーム』2019年3月号における
桜井Dのインタビュー記事にてパックンフラワーの項で、
桜井Dは

例えば剣士のキャラクターだと個性を出すのが大変で、
同じようなものになりかねないんです。
やっぱり主人公って剣が好きなんですよ、
時には斧でもいいんじゃないかと思いますけど(笑)。
剣ばかり、そうでなくてもパンチやキックばかりだと
ゲームの個性が無くなっていくわけですが、
パックンフラワーは「そこにしかないワザ」が山ほどありますからね。

とも語られていたのですが、
それが叶った形とも言えますかね。
今回は単に紹介するのではつまらないというのもありますので、
武器の出典などについても一緒に紹介していこうかと思います。


「天帝の剣」はいわゆる蛇腹剣(ガリアンソード)

メインとなる「天帝の剣(てんていのけん)」は、
刀身が分裂、軸となるワイヤーを振り回すことで刃の鞭として使う事が出来ます。
創作におけるいわゆる「蛇腹剣」や「ガリアンソード」とされるものですね。

実は、2018年のE3ではじめて『風花雪月』の映像が出た時、
この天帝の剣が映った時に
ガリアンソード使うキャラがいるのか! これが『スマブラ』に出たら面白そう!
と筆者マサムネは叫んでいました。
この内容は当時のTwitterでもつぶやいたので、根気よく探せば見つかると思います。
まさかこんなに早く参戦・登場が実現するとは思ってもいませんでしたがね。

天帝の剣は原作通り
蛇腹剣(いわゆるガリアンソード)となります
上必殺ワザは蛇腹状にし多剣を当てて
相手を引き寄せて踏みつけるというもの
ステージへの復帰はこれを使ったワイヤー復帰となります
 ガリアンソードの由来は
この武器を始めて使ったとされるロボットアニメ及びその主人公ロボ
機甲界ガリアン』(※)の主人公ロボット・鉄巨人ガリアンとされています。
前述の通り、刀身を蛇腹状に分裂させることで刃の鞭として扱う事が出来る刀剣で、
同アニメの監督の高橋良輔氏が、
地元のヤンキーが凶器として自転車のチェーンを使っているのを知り、
それをモデルに思いついたんだそうです。

これがガリアン(のプラモデル)。
手にしている刃の鞭に変形した剣が
蛇腹剣の開祖となる武器です
一応、「鞭になる刀剣」自体はガリアン以前からもあったらしいのですが、
「刀身が蛇腹状に分裂する」というアイデアはガリアンが初とされており、
そのインパクトや面白さから後発のフィクションで
オマージュ武器が使われるようになり、
次第に広まっていったとされています。

ちなみに、高橋監督は
「パイルバンカー(※)」の生みの親としても知られる方でして、
こちらもロボットものを中心に多大な影響を与えていますね。
ちなみに高橋監督は、
「ガリアンソードやパイルバンカーのアイデアを特許申請しなかったのか?」
という事に対して
他者のアイデアを使ったり使われたりするのはお互い様。
 ゆえに権利主張は自分には馴染まない
という旨を語ったのだそうです。

器の大きな方ですね。

※機甲界ガリアン
1984年秋から半年間放送されたサンライズ系のロボットアニメ。
中世ファンタジーを舞台にロボットが活躍する…
と思わせて途中からSF物だと分かってくるという作品。
視聴率的には悪くなかったらしいが、
高橋監督が「スケジュール的に半年が限度」として半年構成の番組となった。
ちなみに、この半年構成が作品の認知度の高さに響いたのか、
ガリアンソードの知名度の高さに反して作品自体はマイナーに部類され、
『スーパーロボット大戦』には2015年の『BX』まで参戦しなかった。

※パイルバンカー
高橋監督のロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』を原点とする架空の武器で、
杭などの突起物を高速で射出、対象を貫いて破壊するという格闘武器。
登場作品では
「突き技(刺突)しかできず使い勝手は悪いが、貫通力ゆえに威力は絶大」
といった能力付けをされる事が多い。
(ボトムズでは後発の外伝作品でこのような扱いになったとされる)


ちなみに、英語版の天帝の剣の名称は
ソード・オブ・ザ・クリエイター(Sword of the Creator)」、
つまり「創造主の剣」となっています。

「天帝」とは、中国神話における最高神にて創造神(=創造主)、
日本ではキリスト教の神の意訳や、
仏教の守護神「帝釈天(たいしゃくてん。インド神話における雷神インドラのこと)」の
別名として使われる語です。
この場合、海外が宗教関連に抵触しないよう"God(神)の "のワードを極力避けつつ、
日本語版に近い意味合いになるよう「ザ・クリエイター」と翻訳したようですね。
(後述のように切りふだではGodを使っていますが)


圧倒的なリーチの槍・アルドヴァル

アルドヴァルはケルト神話の太陽神ルーの槍から

横攻撃に使うのが、原作でのデミトリが使う槍「魔槍アルドヴァル」。
『スマブラ』においては初の槍ですね
(一応、カムイのワザの名称では槍が使われていますが)。

槍、というか薙刀(西洋なので寧ろ「グレイヴ」か)という性質上、
リーチが絶大であり、横スマッシュのアルドヴァルによる刺突は
シモン・リヒターの鞭を凌ぐほどのリーチを誇ります。

横必殺ワザで使用した際はグレイヴらしく「薙ぎ払う」攻撃を放ち、
更にスマッシュ入力で踏み込み薙ぎ払いになるなど、広範囲をカバーします。
ただし、槍という性質上、穂先(先端部)ほど攻撃力が高く、
竿の部分(根元)は攻撃力が低くなっており、
マルスの剣戟攻撃と同様に「先端部ほど威力が高いため、
かすめる様に当てる」事が求められます。

槍のアルドヴァルは長柄武器だけあって超高リーチ。
ただし、槍ゆえに穂先に威力が集中しています
横必殺ワザだと薙ぎ払い攻撃に。
薙刀型ゆえの扱い方ですね
威力も先端部を当てられればそれなりな高さですが、
欠点は武器の大きさゆえに大振りな事で、
シールドガードされると反撃を喰らいやすくなっています。


アルドヴァル(Areadbhar)」の元ネタですが、
これはヨーロッパのケルト神話における太陽神ルーが使う槍の名前です。

ちなみに、"Areadbhar"と綴るように本来は「アルドヴァル」ではなく
アルド」が正しい発音の翻訳となるようです。
字面のカッコよさ重視で「ヴァ」にしたのでしょうかね?

神槍アルドヴァルですが、太陽神の武器であるためか
「槍の穂先が常時燃え盛っており、
 使用時以外は水瓶に入れておかないと焼け溶けてしまう」
とされているそうですが、
この設定どころかアルドヴァルという銘も近代の創作だとされており
原典のケルト神話でのルーの槍は
特に固有名称がない、無銘の槍」なんだそうです。
「武器に固有名称がない」というのはケルト神話には多く、
「神の長老ダグザの棍棒」なんかもそうですね。

日本ではルーの槍は「ブリューナク」という銘で呼ばれることが多いですが、
これも無銘ゆえに日本で独自に付けられた銘となります。
余談ですが、創作に使われる神剣・聖剣として有名な
フラガラッハ(アンサラー:応酬する者、という英訳も有名ですね)」も
太陽神ルーの武器に当たります。


絶大なパワーの斧・アイムール

モデルはウガリット神話の雨神バアルの「棍棒」

下攻撃はエーデルガルトに武器である「魔斧アイムール」。
トゲトゲしくて斧よりも団扇に見える気がする

振りはアルドヴァルよりも更に遅いものの、威力は絶大となっています。
下必殺ワザは、力を溜めて斧を全力で振り下ろすというもので、
「ファルコンパンチ」や「魔人拳」などのようなロマン技となっていて、
出は遅いものの非常に強力なスーパーアーマー(ふっとび耐性)が付いており、
並みのスマッシュ攻撃すらひるまず耐え抜きます。

そして当然威力も超絶大であり、自分が対戦でこのワザを防御しようとしたら
シールドを一撃でカチ割られました
斧が直接当たらなくても、地上では地面に叩き付けた衝撃で
少し離れた相手を微弱ながらふっとばすことも可能です。
独特な刃の形をした斧のアイムール。
斧のイメージ通り、振りは遅いが威力は絶大です
下必殺ワザは「ファルコンパンチ」や「魔人拳」のように
力を溜めて渾身の一撃を放つものとなっています
下必殺ワザの特徴はきわめて強力なスーパーアーマーで、
たとえファルコンパンチを真っ向から受けても…
なんとファルコンパンチを強行突破する事が可能です
スーパーアーマーの強さゆえに、
他のロマン技とはまた異なる駆け引きも出来そうです
欠点は発動の遅さで、ワザに気付かれれば安全圏まで逃げて回避されてしまい、
下必殺ワザのほうはスーパーアーマーも意味をなさない
投げワザで簡単に潰されてしまうだけでなく、
カウンター系統の格好のターゲットにもされてしまいます。
非常にハイリスクで使いどころを選ぶものと言えますね。


アイムール(Aymr)」の元ネタは、
ウガリット神話(現在のシリアにある地中海の古代都市ウガリットにあった神話)の
雨の神バアルが使った武器で、銘は「撃退」を意味して、
ヤグルシ」という「追放」を意味する武器との二刀流で使われ、
復活を続ける海の悪神ヤムと戦う際に用いられるとされます。

このバアル神、キリスト教では異教の神として悪魔に貶められており、
その際の姿である「悪魔ベルゼブブ」の方が有名かもしれません。

このアイムールですが、実は原典の神話では斧ではなく「棍棒」だとされています。
棍棒なのはヤグルシも同様です。
バアル神を讃える壁画では「槍と棍棒を持つ姿」で描かれる事が多いので、
槍の可能性もありますが、どのみち斧ではありません。
一応、斧も棍棒も、重量(質量)で攻撃する武器ではありますが…
神話で斧を探すのが大変だから、こうしたのでしょうかね?

古代ヨーロッパでは斧や打撃武器を一方的に「蛮族の道具」として蔑視していたので、
欧州神話では出番がほんと少ないんですよね。
斧は歴史的に見ると、民兵の武器や、
重装鎧への対策として現代の認知よりもかなり活躍したのですけどね(※)。

※現代の認知より戦斧はかなり活躍した
現代では意外に思うかもしれないが、
歴史を見ると武器として斧は並みの刀剣よりも活躍したとされてる。
理由は「民具の延長線だから」であり、それ故に
専門の使用技術がいる刀剣よりも、日頃から扱う斧の方が民兵には扱いやすかった
 (昔は斧は、かまどの薪割りや、木工大工の道具として毎日のよう扱うものだった)
日用品として常時製造されていたので、刀剣よりも生産コストが安かった
 (戦斧であっても鍛冶屋が民具の斧の延長線上で比較的簡単に作れた)
といった長所があったとされています。
これ以外にも、鎧が重装化してから銃器が発明されるまで、
鎧は「斬撃には強いが、打撃や衝撃伝達には弱い」という点を突く為に
斧や打撃武器が用いられた歴史もある。
(日本では重装化に対して、
 斧よりも長巻や大薙刀など既存の武器を大型重量級化する事で対処した)


隙は大きいが高威力飛び道具の弓・フェイルノート

モデルは『アーサー王伝説』などのトリスタン卿から

ニュートラル(スティックををどこにも倒さない)での攻撃は
クロードの使う弓である「魔弓フェイルノート」となります。

後述の通り弓矢を射るだけなく、
空中通常攻撃でも使用し、弓を回転させて周囲を薙ぎ払います
弓が刀剣になっているピットくんやブラピならともかく、
 普通の弓を振り回して攻撃になるの!?
と思う方が多いでしょうが、このフェイルノート、
弓ですが用途不明なスパイクが多数ついており
これで周囲を引き裂いているようです。

弓を回転させての薙ぎ払い。
一応、弓には謎のスパイクが多数生えてはいますけど…
通常必殺ワザとしてのフェイルノートは、
横方向に高威力の矢を放つ飛び道具で、威力が高くて射程も長い分、
リンクやピットくんの弓矢よりも発動はかなり遅くなっており、連射性がありません。
その代わりに、シールドなどでキャンセルしたり、
射る方向を左右に切り替えることが可能です。

更に溜めることで極めて高威力で貫通力もあるビーム状の矢を放つ事が可能です。
使った感じ、サムスのチャージショットをも凌ぐ飛び道具火力でした。
ただし、これには重大な欠点もあり、
この最大溜モードに切り替わるとシールド等でのキャンセルが無効状態となり
矢を射るまで一切動くことが出来なくなります
そのため、逆に反撃を許してしまう可能性が高く、
特にフォックスの「リフレクター」のようなリフレクト技を持っている相手の場合は
無防備のまま最大溜めの超威力の矢を反射されてしまいます。
高威力だが、隙における問題点も多く、
非常にハイリスククハイリターンな飛び道具だと言えるでしょう。

弓のフェイルノートは隙が大きいが高威力の飛び道具です
発動は遅いものの、初期段階ならキャンセルも可能
溜め続けると光線状の超強力な矢を放ちます。
ただし、こうなるとキャンセルなどの動作は不可能になります
最大溜めになると動けなくなるので、
リフレクト可能な相手だとこちらがピンチに
フェイルノー(Failnaught)」のモデルは、
『アーサー王伝説』に登場する「円卓の騎士」の一人にて、
それより前に出た『トリスタンとイゾルデ』の主人公である、
弓の名手である騎士・トリスタン卿の使う弓が元ネタなります。

トリスタン卿は円卓の騎士としては、
最強の騎士ランスロット卿と並ぶとされる超実力者なのですが、
初出作品の『トリスタンとイゾルデ』は君主マルク王の妻である
イゾルデ王妃との不倫を描いた作品で、
『アーサー王伝説』でのトリスタンは最終的に
マルク王の放った刺客による不意打ちでアッサリと最期を迎えるとされています。

余談ですが、中世ヨーロッパでは騎士の武器に弓矢は含まれていなかった
(弓矢やクロスボウ(ボウガン)は平民の猟具・武器とされた)とされており、
「弓使いの騎士」というのはかなり異端とも言える存在のようです。


最後の切りふだは「神祖破天」

英名は厨二っぽく見えて実はただの直訳

「最後の切りふだ」は原作での奥義(必殺技)「破天」をモチーフに、
蛇腹剣化した天帝の剣を構え、ソティスの力を借りて全力の攻撃を放つ「神祖破天
100%ダメージでの即撃墜は無いものの、複数を巻き込むことができます。

最後の切りふだは「神祖破天」
先述したように演出の移管でソティスが登場
原作での「破天」をモデルとした
蛇腹剣による強力な攻撃を放ちます
神祖破天の英名は
プロジェネター・ゴッド・ラプチャード・ヘヴン(Progenitor God Ruptured Heaven)」
なんだか凄い長ったらしい&豪勢に聞こえるワザ名ですが、これは日本語に訳すると
・Progenitor:祖先
・God:神
・Ruptured:Rupturの過去形で、破れた、破裂した、決裂した
・Heaven:天国、天空
となり、ご覧のように「神祖破天」を直訳したものとなっています。

実際の英語圏のユーザーはこの直訳をどう認識しているのでしょうかね?
あまりカッコ良くは感じない気がしますが果たして…

余談ですが、破天では「天」を「ヘヴン」と訳していますが、
じゃあアイクやクロムの奥義「天空」はどうなっているかというと
イーサァ(Aether)」
と翻訳されています。
イーサァは「エーテル」の英語読みで(エーテルはオランダ語読み)、
エーテルと聞くと化学やオカルトを連想するでしょうが、
元々は「地水火風に続く、天体や星を構成する第5の元素」として
古代ギリシャで提唱された用語、
およびその古代ギリシャにおける天空神アイテールのことを指します。

「天空」を「天空神(の攻撃)」と意訳した形ですね。



長くなりましたが、今回はこの辺で

桜井Dのコラムと合わせてファイターパスVOL.2に

ついても書きたいです

さて、今回の日記は以上です。

実は今回の日記は同放送で発表された
「ファイターパスVOL.2」についても書く予定だったのですが、
既に日記の文章と写真が飽和状態といも言える膨大な量となっており、
かつ20年2月20日発売予定の『ファミ通』の桜井Dコラムにて
「ファイターパスVOL.2について紹介する」と予告されており、
それを踏まえずに書くと中途半端な内容となるだろうから、
入れるのを断念しました。

書けたらファイターパスVOL.2についての日記も書きたいところです、
時期的に『あつまれどうぶつの森』関連情報や
4月以降のゲームタイトルについてのNintendoDirectが来そうですから、
かなり難しいかもしれませんが(汗)。

まぁ自身の体調と時間を見ながら、コツコツと頑張っていきますね。

ではでは、長文失礼いたしました~


※関連動画のULRの一覧

・「???のつかいかた」のページ
https://www.youtube.com/watch?v=tAqCMdolHOM

・風花雪撃(ベレト/ベレス参戦ムービー)
https://www.youtube.com/watch?v=IMtTVvNL0Aw&feature=emb_logo
・英語版:The Ashen Demon
https://www.youtube.com/watch?v=6fwAk1P8TLU&feature=emb_logo

・ベレト / ベレスのつかいかた
https://www.youtube.com/watch?v=xAssd5p6LZM&feature=emb_logo
・英語版:Mr. Sakurai Presents "Byleth"
https://www.youtube.com/watch?v=2aqVlLlKkcg&feature=emb_logo

・追加Miiファイターコスチューム 第5弾 紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=aRaJ9G_6qEQ&feature=emb_logo
・英語版:Mii Fighter Costumes #5
https://www.youtube.com/watch?v=KdrTcSlqjqk&feature=emb_logo

追加ファイター6人目以降については
桜井Dのコラムのコラムを踏まえてまた書きたいところです

2019年2月17日日曜日

NintendoDirect 2019.2.14が公開! 新情報を一部紹介します

こんばんは、マサムネです。

日記ご無沙汰で申し訳ありません。
今回の日記の最後に述べているように、オフ会の日記も執筆中なのですが、
執筆時間が取れなかったり、精神面の体調不良が続いてたりがありまして…


では、日記の本題に参ります。


2019年初にて久々のニンダイとなる

「NintendoDircr 2009.2.14」

が公開されました!

さて、皆さんもうご存知でしょうが、
2月14日にNintendo Direct (ニンテンドーダイレクト)が放送されました!
昨年11月のスマブラダイレクト以来の放送で、
総合ダイレクトとなると昨年9月以来とほんと久々の物となりました。

例年では多い1月のダイレクトが無かったので、
まだかまだかと待ちわびていた方も多かった中、
遂にの放送となりました。

今回の日記は、個人的に注目した個所を抜粋して書いていこうかと思います。

久々のニンダイとなる「Nintendo Direct 2019.2.14」が放送されました。
あと、Twitterで相互フォローにある、
Miiverse時代からのご友人が教えてくださったのですが、
ニンテンドーダイレクトのナレーションって
『ファイアーエムブレムif』でのリョウマ兄さんの役の方である
中村悠一氏」が担当されているのですね。

かなり実力者の方で、他にも任天堂の関連も色々と演じているそうです(※)。

友人が以前ボイスチャットの雑談で
「中村氏は、(FEの)クロム役である杉田智和氏の親友で、大のゲーム好き」
と教えてくださっていたのですが、まさかニンダイの担当までされていたとは…
好きな分野であるゲーム関連の仕事ができるとは、本望でしょうな。

※中村悠一氏が演じた任天堂キャラ
任天堂の関連で演じた役は、具体的には
・先も述べた『ファイアーエムブレムif』での
 白夜王国側の主人公(カムイ)の義兄「リョウマ
・『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の重要キャラである
 「N(エヌ)」のアニメ版での音声
・『ゼノブレイド2』における主人公レックスのライバルである
 敵勢力イーラの「メツ
などをされているそうです。


と、話がそれました。
では、ニンテンドーダイレクトで発表されたゲーム内容について参りましょう。



新たなマリオメーカーがSwitchで登場!

『スーパーマリオメーカー2』発表!

今回のダイレクトの冒頭を飾ったのはこの作品。

伸び悩んだWiiUでも世界的にヒットした作品である『スーパーマリオメーカー』

その続編、『スーパーマリオメーカー2』が発表されました!

WiiUでの世界的にヒット作『スーパーマリオメーカー』の続編
『スーパーマリオメーカー2』が発表されました!
最初、映像が映った時は自分を含めて
「『NEWマリオU』のように『マリオメーカー』もSwitchに移植か」
と思いましたが、WiiU版には無かった「坂道」が登場したり、
ハナチャンなどいなかった敵キャラクター、
そして変身でネコマリオが出るなど
「あれ!? WiiUの『マリオメーカー』と違う!?」
となり、新作だと徐々に確信へと変わっていくいう見事な流れでした。

WiiU版『マリオメーカー』は、
キャラマリオのシステムが初代マリオのグラフィックだけ対応であるなど
「初代マリオの自由制作のオマケで、『3』『ワールド』『NEW』も制作できる」
といった感じでしたが、
(実際にも初代マリオ風コースの制作投稿が多かったですしね)
今度の『メーカー2』は『3』以降の要素がふんだんに盛り込まれているなど、
続編マリオの自由制作も力を入れているように感じましたね。


もう開発はかなり進んでいるようで、
今年の6月には発売の予定だそうです。

WiiU版は『ドラゴンクエスト10』中毒の家族の為に
マトモにプレイできませんでしたので、今度はしっかりプレイしたいですね。
マサムネはエディットやツールソフト好きですし。

やり込み過ぎて、ネタステージつくりなど
あさっての事をしだす可能性も無くに無しですけど(汗)。



『さよなら』だったははずが帰って来た!

ハコボーイ第4作目『ハコボーイ!&ハコガール!』

3DSで発売・展開されたHAL研究所が開発のゲーム『ハコボーイ!』シリーズ。

第3作目『さよなら!ハコボーイ!』でシリーズは区切りを迎えた、
…はずでした。

しかし、なんとその『ハコボーイ!』が帰ってきました!
第4作目『ハコボーイ!&ハコガール!』が発表です!

『さよなら』だったはずの『ハコボーイ』が帰って来てくれました!

今度の『ハコボーイ』は2人同時プレイに対応しており、
2人で協力して解いていくギミックのステージもあるようです。
1プレイヤーはいつも通り主人公のハコボーイ「キュービィ」を、
2プレイヤーはヒロインキャラであるハコガール「キューシィ」を操作するようです。

無論、1人用ステージも充実しており、
後述のキューディ含めて270ものステージが新規に用意されているようです。

更にゲームクリア後には、キュービィの仲間である
長方形のハコボーイ「キューディ」を使って進むモードも登場。
生み出す箱が長方形である事を活かしたギミックを解いて進んでいくようです。

タイトル通り、ハコガールの「キューシィ」と共に
2人で進んでいくのが今度の特徴のようです。
長方形の「キューディ」を操作していくオマケモードも。

配信日は既に決定しており、
4月26日に配信開始の予定だそうです。
気になるけど、まずは買っておきながら積みゲー状態である
初代『ハコボーイ!』を遊ばないとなぁ(汗)。



『スマブラSP』は

バージョン3のアップデート時期のみ

しかし気になる描写も

一応、今回のダイレクトでも『スマブラSP』の情報はありました。

が、アップデートのバージョン3および追加ファイターのジョーカーの配信が
4月末には来るという情報だけでした。

最初のシーンでは
背景に巨大なヨッシーのタマゴが映る
という最後に発表されるゲームの伏線がありましたね。

その際、開発中のジョーカーの3Dモデルが映ったのですが、
ジョーカーは原作通り「大振りのナイフ」を持っていました。
(ジョーカー事『ペルソナ5』主人公の原作での武器はナイフと拳銃)

…CERO(対象年齢)の暴力規制は大丈夫なのでしょうかね?(汗)
拳銃とナイフとなると、北米を中心に暴力規制に引っ掛かる気がするのですが…
事実、スネークがナイフも銃も使わないのはこの為ですし(※)。
ジョーカーの場合は、何か抜け穴を見つけてのナイフの使用なのでしょうかね?

※スネークの対象年齢の暴力規制
スネークが原作でのナイフと銃器を使わず、
けれど爆弾やロケットランチャー、ミサイルなどを使うのはこの暴力規制の為。
ガンショップやナイフショップで銃器やナイフの購入ができる欧米を中心に
これらのナイフや銃は「入手可能な武器」として暴力規制の対象となってしまいます。
一方、手榴弾やミサイルなど軍用の武器はは店で買う事が出来ないので
暴力対象から逃れられるという訳です。

ちなみに、ややこしい暴力規制の対象としては西洋剣と日本刀の関係があり、
西洋剣は現実世界だと買う事が出来ないからフィクションの武器として規制対象外、
一方で日本刀は美術刀などで買うことができるので暴力規制になる
といったものがあったります。

『ペルソナ』からのゲストとなるジョーカーは4月末までを目指しているとの事。
しかしナイフは対象年齢的に大丈夫なのだろうか?

一方で、今度のバージョン3へのアップデートですが、
画面に強いぼかしを掛けながらゲーム映像を映すというシーンがあり、
何か重要な追加要素があるのではないか?という推測が出来るものでした。

ただ、現状ではまだ確証はないですね。
ただ単に思わせぶりに描写しただけの可能性もありますし。

強いぼかしが掛かったバージョン3の画面。
何か重要な追加要素があるのでしょうか?

また、ジョーカーの配信を4月に目指しており、
パックンフラワーが実質的に2月に来たという
『スマブラSP』発売から2カ月の周期となっていること、
発売前のスマブラSP最終ダイレクトで
「追加ファイターは出そろうまで1年近くかかる」
としていた事を踏まえると、
追加ファイターの配信は
6月、8月、10月、12月となる可能性が高そうですね。

今後の続報に期待しましょう。



Switch版『ドラクエ11』こと

『ドラゴンクエストXI S』続報

Switchが「コードネーム:NX」と呼ばれていた頃から
公表されていた『Switch版ドラゴンクエスト11』ですが、
ようやく情報が公開されてきました。

以前からタイトルは公開されていますが、
タイトルは『ドラゴンクエスト11 S』となります。
『S』の部分は
「しゃべる(音声付き)」や「スペシャル版」といった意味合いのようです。


ようやく情報が出てきたSwitch版『ドラクエ11』こと『ドラクエ11 S』

まず、Switch版の大きな特徴は述べたように
キャラクターに音声が入る」という事となります。

リメイク版『ドラクエ8』で賛否があり、
その後PS4版の『ドラクエ11』では見送られたボイス導入ですが、
Switch版では改めて導入されます。
否定派への配慮として、ボイスをオフ(無し)に設定する事も可能です。

そして、音楽はオーケストラ音源が導入されますが、
元の『ドラクエ11』および『ドラクエ9』やWii版『ドラクエ10』初期のような
シンセサイザー音源から選択できるようになっています
3DSリメイク版『ドラクエ8』で全面フルオーケストラに音源が変更されたところ、
「原作PS2版のシンセサイザー音源の方が良かった!」
という意見がかなりの数見受けられ、
『ドラクエ10』でもWiiU版以降でオーケストラ音源になる以前の
Wii版の初期のようなシンセサイザー音源の方が好きだったという意見があるので、
それに応えた形でしょうかね。

また、音楽以外のゲーム内容面では、新ストーリーの追加があるようです
3DSとPS4では開発期間等で没にした個所などがあったのか、
それともシナリオの不備があった個所に補足を入れるのか、
どちらなのかは分かりません。
ですが、言える事としては
「音楽に興味が無い人でも新たに楽しめるようになっている」
という事ですね。

音声は3DS版『ドラクエ8』のようにオンオフできるほか、
音楽をオーケストラとシンセサイザーに切り替えも可能に。
主人公の息づかいのオンオフなんかもあります。


発売は今年の秋を目指しているとの事。

しかし、追加シナリオなどを加えた完全版とは言え、
原作版からの絶大な変革などがない(してしまったら別物ですが)作品を
原作発売から2年経ってようやく発売というのは、売れるのでしょうかね?

その点が不安です。
ドラクエのブランド力で一定量は売れるでしょうが、
声優導入やリマスターなどの労力に見合った収入が得られるかですね。



3つの国に、士官学校!?

『ファイアーエムブレム 風花雪月』続報

そして今回のニンダイの目玉とされていたのが、
昨年から発表され、昨E3 2018で映像も出たがそれ以降は続報ご無沙汰だった
ファイアーエムブレム 風花雪月』です。

とは言っても、実際にダイレクトの蓋を開けてみたら
他のゲーム紹介よりもかなり長かったものの映像は「5分強」であり、
E3での『スマブラSP』のような長大なものではありませんでした。

以前から「2019年の春に発売予定」とされていたものの、
発売日は夏の7月26日となりました。
ただ、逆に言うと遂に発売日が決まった形ですね。

また、サウンドトラックCDを同梱した初回限定版も用意されるとのことです。
マイニンテンドーストアでは既に予約開始されているので、
ファンの方は是非ご検討ください。

では紹介された内容について参りましょう。

今回ニンダイの目玉は『ファイアーエムブレム風花雪月』
発売日も7月26日に決定です。
最初の冒頭の世界観説明のところでは
ナレーションとしてなんと大御所声優の大塚明夫氏(『メタルギア』のスネークの方)を
採用していました。
おそらくはゲーム内でのナレーションも担当されるのだと思われます。

大塚氏は『ファイアーエムブレム』シリーズでは
『if』におけるマークス兄貴たち暗夜兄妹の父である「ガロン王」をされてましたね。
かつての『暗黒竜』のOVAでマルスの父も担当されたそうです。
今度はナレーターとして抜擢のようです。

なお、ゲーム内容説明の方のナレーションは
2年前の『ファイアーエムブレムダイレクト』に引き続き、子安武人氏でした。
子安氏はシリーズ第1作目から遊ばれている生粋のファン(エムブレマー)であり、
ナバールやロンクーなど剣士キャラおよびそれに準ずるキャラ枠の担当としても
常連出演されています。
またしても熱意からか重要な役に採用された形ですね。
イボンコ☆ペッタンコ! イェイ!



今度の『風花雪月』は「フォドラ」という大陸が舞台
過去に「天上の女神」の加護があったとされ、
後述のようにそれを信仰する宗教も根付いているそうです。

作中のフォドラ大陸は、3つの勢力によって支配されており、
かつては戦乱を繰り広げていたものの、現在は平穏が続いているとされます。
3つの勢力は

・大陸の南側半分を支配する、3勢力で最大派閥となる、
 1000年以上続く大帝国「アドラステア帝国

・北側(厳密には北西部)の寒冷な土地を治める、
 王と騎士が統治する王国「ファーガス神聖王国

・大陸の東側(北東)を治め、王制を敷かずに
 代わって貴族による共同体が統治する「レスター諸侯同盟領

という構成。

さらに、その3勢力が共通して寄与している組織として、
前述の「天上の女神」を信仰対象とする
セイロス教」という宗教団体が存在するそうです。

舞台は3つの勢力が存在するフォドラ大陸
女神を信仰するセイロス教という宗教がある模様。
この「天上の女神」の正体が重要になってきそうです。
そして、そのセイロス教の総本山「ガルク=マク大修道院」には
3つの国を共通してフォドラ全域を守る騎士団、
そして3国が共同で運営する、人材育成のための「士官学校」があります。

父ジェラルドの率いる傭兵団の一員だった主人公は、
とあるきっかけでこの士官学校に教師として招かれ、
この学校がおよびその教育活動(実戦含む)が
物語当面の内容となるようです。

そして今度の中心となるのがセイロス教の総本山にある士官学校。
つまり今度のFEは学園物のようです。
ちなみに、主人公はもはやシリーズでお馴染みになりつつある
「マイユニット」制となっており、
『ファイアーエムブレムif』のようにマイユニットが単独主人公となる模様です。
(『新・紋章の謎』と『覚醒』はマイユニットはサブ主人公扱い)
外見などのエディットが出来るかは現状不明です。
ただ、教師となる以上、年齢をいじくるようなエディットは出来そうにありませんが。

今度もマイユニット制を導入
士官学校は「クラッセ」という学級に分けられており、
アドラスレア出身者たちの「アドラー(黒鷲)」
ファーガス出身者たちの「ルーヴェン(青獅子)」
レスター出身者たちの「ヒルシュ(金鹿)」
という構成になっているそうです。

この情報を見た視聴者の多くは

『ハリー・ポッター』のホグワーツ魔法学校みたいだな

とツッコんでいましたね。
ただ、ホグワーツは出身でクラス分けするわけではなく、
魔法の自動人選機が、
4つのクラスのうち性格や特徴に最も適した学級を選ぶものでしたが。

士官学校は出身国別に3つの学級に分かれており、
弩の担当になるかで物語が分岐してくる模様
そして、主人公(マイユニット)はこの3つの学級のうち、
1つの学級を受け持つこととなり、
その学級の生徒と共にゲームを進めていくようです。

現状ではすべての要素が明かされた訳ではありませんが、
これを見ると
 『ファイアーエムブレムif』のように3つのシナリオが存在する、
 分岐シナリオ制の作品 」
になっているものだと思われます。

もしもシナリオが3つあるならば、
1つのゲームで3つプレイできるのは幸いな事ですね。
『if』は3つのシナリオを個別に購入しなくてはならなかったので…(汗)
ただ、「3つの学級全てを受け持つ(3つのシナリオのキャラ全てを使える)
     第4シナリオが後日に追加コンテンツで配信される
可能性も無くに無しですが…


そして、主人公の夢の中に出てくるという謎の少女「ソティス」の存在。
なぜ主人公がソティスの夢を見るのか、
ソティスが何者なのかが重要なカギとなってくるようです。

髪色や服装などを見ると、シリーズの伝統からして
竜族(マムクート)のキャラクターである可能性が高いですが、
果たしてどうなのか。

カギを握ると思われる、夢にあらわれる謎の少女ソティス。
装飾や髪の色からして竜族でしょうか

シナリオ面で気になるのが、
ソティスと共に「天上の女神およびセイロス教」の存在ですね。

この「女神」の正体が何なのかです。
エムブレムによくある「古代の竜族を神格化した存在」なのか、
それとも『蒼炎の軌跡(アイクの作品)』のようにマジモノの神様なのか。
この正体がシナリオで重要なカギとなってくるでしょう。

あと、セイロス教自体も気になるところ。
真っ当な宗教団体なら良いのですが、
信仰の名の元に3つの国の上に立っている存在のようですので、
何か裏の顔があるような気もしなくないのですが…

創作作品では巨大な宗教団体に裏や暗部があるのがお約束というのもありますし。

まぁそれだとそこに属する主人公がどうなるか問題になりますけどね。


副題『風花雪月』の意味は?

個人的に気になるのが
副題である『風花雪月』を付けた意味ですね。

「風花雪月(ふうかせつげつ)」とは、中国の四文字熟語であり、
美しい光景、美麗なさま、情緒ある絶景」などを意味する言葉です。
日本での「花鳥風月」と同じような意味合いですね。

またそれから転じて「うわべだけの美、見栄え良い偽りで飾ったもの」という
負のニュアンスで使われる事もあるそうです。

なぜ『風花雪月』が気になるかというと、
中国の熟語なので発表された当時は
「『if』の白夜王国みたいな東洋風の世界観が絡んでくるのではないか?」
とも思っていました。

ところが公開された情報を見ると、
世界観は純西洋風のものなんですよね。
そのため、なぜ中国風の副題を付けたか気になりました。


筆者マサムネが予想するのは2つあります。

まず1つ目は
古代中国の『三国志』に世界観を見立てた
というもの。
今回は3つの国に分かれていると出てきましたからね。
この場合はこれ以上の意味合いはなさそうです。


2つ目は
『風花雪月』の負のニュアンスから、『偽りの平和』という世界観を示唆している
ですね。
つまりシナリオ展開の示唆で派という推測です。
一見平和が続いているように見えるフォドラ大陸ですが、
実は裏でとんでもないことをしており、
そのフォドラ大陸の闇が一気に噴出し、
大陸を窮地に追い込んでいく…といった流れになるのではないでしょうか。


とまぁ予想はしてみましたが、まだ情報も少ないし、予想は時期尚早ですかね。
今後の続報に期待していきましょう。


あ、マサムネが『風花雪月』を買うかは分かりません(汗)。
何分、シミュレーションゲームが苦手なもので…
自由なレベル上げやフェニックスモード(不死身モード)が
あれば購入を考えますが…



プラチナゲームズの完全新作!

『ASTRAL CHAIN(アストラル チェーン)』

また、続報や既存シリーズではない、完全新規タイトルの発表もありました。
『ベヨネッタ』などのプラチナゲームズが開発する新作、
ASTRAL CHAIN(アストラル チェーン) 』となります。

続報でも既存シリーズでもない完全新規作品
プラチナゲームスの『アストラルチェーン』
最初に映像が映った時は
「 『ゼノ』シリーズの新作か!? 」
という視聴者の意見が多かったようです。
確かに光のエフェクトなどは似ていますが。

発売自体は任天堂からで、開発には、
スクウェア・エニックスの『ニーア』シリーズの田浦貴久氏が関わっており、
キャラデザインはジャンプ漫画家の桂正和氏(※)が関わっているそうです。

※桂正和
ジャンプ系漫画誌(集英社雑誌)で活動する漫画家。
SFヒーローものとラブコメものを得意として、
『ウイングマン』や『I’’s(アイズ)』などが有名。
『ドラゴンボール』の鳥山明氏とは同期にて友人で、
『Dr.スランプ アラレちゃん』に時折登場する「ど田舎の漫画家」が桂氏である。


シナリオや世界観はザックリというと
異次元からの怪物と戦う特殊部隊の2人チームとなり、
 特殊兵器を駆使して任務を攻略していく
というものだそうです。
専門用語や固有名詞が多く、書くと非常に面倒臭くなりそうなので、
詳しくは「任天堂ホームページのトピックスの記事」を参照ください。


タイトルの『Astral chain』は日本語に直すと「星のような鎖」となり、
アストラルにはオカルト系用語で「精神世界、霊体」という意味もある事から、
霊体の鎖」という意味にもなります。

このゲームの場合はどちらに見かはまだ分かりませんが、
異次元からの怪物を相手取る事から後者の意味の方がしっくりくる感じがします。

また、実際にゲーム画面では、
光るエネルギー体のような鎖で敵を縛ったり仲間と連携したりしていました。
タイトル通り、鎖を使ったアクションが大事となってくるようです。

“Astral chain”というタイトル通り、鎖(チェーン)を使ったアクションが見られます
発売日はもう決定されており、8月30日に発売となるそうです。
もう発売日が決まっているという事を見るに、
『ベヨネッタ3』などの開発よりもかなり前から水面下で進めていたようですね。
続報に期待しましょう。



26年の時を経てのリメイク!

『ゼルダの伝説 夢をみる島』

そして、今回のニンダイの最後に発表されたタイトルはこれでした。

水の中、そして嵐の海へと続くシチュエーション。

筆者含めて、人によっては嵐の海が映った時点で
「え!?これってまさか!」
となったでしょう。

始まりは水の中から
嵐の中で船を操作する、見覚えのある緑色の服の人物
そして映る緑色の人物の全身
緑色の人物はリンクでした
そして嵐の末に漂着した島、コホリント
述べたように、筆者含めて分かる人には最初の海のシーンだけで分かりました。

26年前にゲームボーイで出た
ゼルダの伝説 夢をみる島
のリメイク版となります!


26年の時を経て『夢をみる島』がリメイクされます!

今度のゼルダの画面は
人形劇風」とも言える、非常に独特なものとなっています。

トゥーンリンク作品の「トゥーンアニメ調」や、青年リンク作品の「劇画調」など
ゼルダ作品は画面に独特の方針を取る事が多いですね。
ありきたりのリアル画面では独自の面白みがないと判断しての方針でしょうか?


今度の画面は「人形劇風」とでも言うべきものとなりました
この「人形劇風」の画面を家族に見せたくて、
『夢をみる島』という題名を教えたところ、家族は

「 『夢をみる島』って名前からして、この島、〇の〇の〇〇って事なのかな? 」

と反応。

…まさか一発でエンディングのオチを見抜いてしまうとは(汗)。

そのエンディングおよび終盤のテーマが「切ない」という意見が多い作品です。
テーマ的には「アンチ・世界を救うヒーロー」と言いますか。
これ以上は詳しく言えませんね。

その「切ない」を担うヒロインである「マリン」もちゃんとPVでは登場していました。

余談ですが、『ゼルダ無双』でのマリンの声は
大のゼルダファンである青木瑠璃子女史が担当されていました。
(他の任天堂ネタでは『メイドインワリオ ゴージャス』での
 モナやファイブワットの日本語音声を担当)
依頼されれば喜んで食いつくでしょうが、今度はどうなのでしょうかね。

ヒロインのマリンも原作通り登場
この『夢をみる島』、
ゼルダ以外の任天堂ゲームのキャラクターが多数登場する
という特徴がありまして、
『スーパーマリオUSA』のマムー、『カエルの為に鐘は鳴る』のリチャード王子、
更にはカービィなどの出演もあります。

…ちなみにカービィの出演は『社長が訊く・ゼルダ大地の汽笛』によると、
カービィの開発元のHAL研究所に許可を取ったのか覚えていない
そうで、無許可出演の可能性が大のようです。
…今度はちゃんと許可を取りますよね?

ムービーでも原作版に引き続きゲストキャラの登場が確認でき、
マリオのキャラである「ワンワン」や「クリボー」が確認できました。

ワンワンが登場。
クリボーも登場。ちゃんと踏むことも出来ます
発売は2019年内を目指しているとの事。
あくまでも年内を目指している事と、ゼルダのタイトルの大きさから
年末になる可能性も高そうですね。



その他の個人的に注目した要素

これら以外で個人的に注目した個所について軽~く紹介します。

体験版情報

3月に発売される『ヨッシークラフトワールド』、
そして昨年E3で発表されたロボットゲーム『デモンエクスマキナ』の
体験版が配信され始めました。

『デモンエクスマキナ』はユーザーの意見を聞く場モニター版ともなっており、
公式サイトで意見を投稿する事も出来るようです。

ゲーム内容も本格的に明らかとなってきましたが、
赤い機体と白い機体のパイロットの声がそれぞれ
『ガンダム』のシャアアムロって…(汗)。
あからさまなパロディでサンライズ側に怒られないのだろうか…

ヨッシーのほうは新たなヨッシーのアクションが公開されましたが
その中で「巨大ロボットに変身し、パンチで攻撃する」というものが。
…これ、あからさまに『毛糸のカービィ』のビッグロボなのですけど(汗)。
いや、開発元が同じ(グッド・フィール)なんですけどね。
けどセルフパロディにしてもやり過ぎな気がします(汗)。

体験版やってみたいけど、日記執筆等の時間がなぁ…
既にオフ会の日記が押しているし。

『毛糸のカービィ』のビッグロボそっくりなヨッシーロボ。
開発元が同じだからって、やり過ぎでは(汗)


『ルーンファクトリー5』が発表&シリーズ再始動

マーベラスの『牧場物語』からの派生作品『ルーンファクトリー』。
その『4』が7年ぶりにリメイクで登場すると共に、
新作として『ルーンファクトリー5』が発表されました。

『ルーンファクトリー』シリーズが再始動し、
新作『ルーンファクトリー5』が発表されました
『ルーンファクトリー』は開発元の会社(ネバーランド・カンパニー)がもう無く、
開発者の「はしもとよしふみ」氏が独立したなどがあったのですが、
よく再開に漕ぎ着けられましたね。
ちなみに、はしもとよしふみ氏は自らの立ち上げた会社と共に
再びプロデュースを担当されるそうです。

監修者が引き続き同じ人物が担当するというあたりを見ると、
問題は無いでしょうかね。


まさかまさかのコラボレーション

『ドラえもん のび太の牧場物語』

『牧場物語』関連と言えば、このような作品も発表されました。

まさかの『牧場物語』と『ドラえもん』のコラボレーション作品
『ドラえもん のび太の牧場物語』です。

まさかの『ドラえもん』と『牧場物語』のコラボ作品

キャラクターゲームでもこのようなコラボは前代未聞ですよね(汗)。
開発元はブラウニーズ(※)で、発売元はバンダイナムコとの事。
マーベラスは名前貸しだけで開発に関わってはいないようです。

※ブラウニーズ
90年代後半の旧スクウェアの『ファイナルファンタジー』偏重路線(FFシフト)
に反発した他のゲーム開発スタッフの離職のうち、
『聖剣伝説』開発スタッフが離職して任天堂の傘下となり立ち上げた
ブラウニーブラウンから、更に分割して立ち上がったゲーム会社。
ちなみに分割時のもう片割れ「1UPスタジオ」は引き続き任天堂の傘下となっている。

どのようにして「『ドラえもん』らしさ」を既存のゲームシリーズに落とし込むのかが
注目どころと言えるでしょうか。
ブラウニーズは世界観・雰囲気を重視する開発元およびそのスタッフなので、
そこが腕の見せ所になりそうです。



なんだかんだで長くなりましたが、この辺で

次回はオフ会の日記を目指します

さて、少し抜粋していくはずがなんだかんだ言って長文の日記となりましたね(汗)。
とにかく、今回の日記は以上です。

実は2月10日に任天堂ゲームのオフ会があり、
それをまとめている最中でのニンダイで急遽そちらを優先したものだったので、
オフ会の日記がまだ作りかけで残っています。
次回の日記としてそのオフ会の日記の感性を早急に目指したいですね。


ではでは、長文失礼いたしました~

なんだかんだ言って長い日記になってしまいました。
長文失礼いたしました。