2017年11月30日木曜日

伊勢原市大山に紅葉を見に行きました 前編・午前中の光景

こんばんは、マサムネです。

自分の資格認定試験まであと一週間となり、
今は追い込みの状態です。

そんな中ですが、先日の日曜日11月26日に、
気分転換にと紅葉を見に行きました。
その光景を紹介していきます。



大山・阿夫利山へ

自分が向かったのは、最寄りの私鉄において
一番の紅葉スポットとされている、
神奈川県の伊勢原市(いせはらし)の丹沢大山(たんざわおおやま)国立公園にある
大山(おおやま)」という場所です。
伊勢原駅からのバスを使って到着した「大山ケーブル駅」
ここは「阿夫利山(あふりさん)」とも言いまして、
「あふり」とは「雨降り」の当て字、つまり雨乞いという意味で、
古くから関東において神道の山岳信仰の対象となっていた山であり、
中腹には「阿夫利神社(あふりじんじゃ)」というその雨の神の神社があります。
また、神仏融合のためかその神社とバス停・ケーブルカー駅の間には
大山寺(おおやまでら)」というお寺もあります。

この一帯は丹沢山地という山地に属し、
日本の原生林・山林として前述のように国立公園となっており、
秋には美しい山林が見えるほか、
寺や神社の近くにはカエデ(モミジ)が植樹されており、
時期になると見事な紅葉スポットとなり、
特に大山寺のは写真広告で使われる有名なものとなっています。

次回の日記に掲載しますが、11月後半の夜になると、
この神社とお寺では紅葉のライトアップも行われます。


早朝に出て、マサムネは10時半に到着。

この大山には寺と神社までケーブルカー(ロープウェイ)があるのですが、
物凄い人で1時間以上の行列待ちとなっている事、
せっかく大山に来たのだから山林を散策したい事、
そしてライトアップの夕暮れまで時間が有り余っている事から、
マサムネは歩いて神社まで向かうこととしました。

「なんでライトアップは夜なのに朝に来たの?」
「夕方に来ればいいのではないか?」
とお思いの方もいるでしょう。
この大山、毎年シーズンの昼間以降になると
道路がめちゃくちゃ混雑して、バスであっても立ち往生状態に陥るので、
ライトアップを見たいのならば早くから来てずっと待つのが一番なのですよ。


さて、バス停からケーブルカー駅までの道中、
その道には多数の土産物屋や、大山名産品を使った飲食店が連なります。
大山は水がキレイな事から豆腐が有名で、
縁起物の土産としてはコマが知られています。
そんな中で、自分が毎回買うのが以下の二つ。
まずは途中のせんべい屋で売っている「超巨大せんべい」です。
ある意味で大山名物として有名な超巨大せんべい
 味は普通の醤油せんべいなのですが、
注文するとその場で焼いてくれる焼き立て煎餅なので、
非常に香りが良いです。
写真では省いていますが、いつの間には円盤型だけでなく
ハート形の巨大せんべいも注文できるようになっていました。

もう一つは

「イナゴの佃煮」

です。
道中の店でパック詰めのイナゴの佃煮が売っており、
近場ではここぐらいでしか売っていないので、毎回買うようにしています。
甲殻類のような味わいと甘じょっぱい味付けが非常に良く、
ご飯のお供や、酒の肴として非常によく合います。
…とここまで書きましたが、
直にそれを写すとと嫌がる人がいる
でしょうから、写真は自粛します(汗)。
一応写真は撮っておいたので、万が一希望があれば掲載しますね。

マサムネは「大の虫マニア」のため、何の抵抗も無いのですが、
世の中には嫌がる人が結構いますからね(^_^;)
確かに黒にも近い茶色に煮込まれたバッタの脚は、
チャバネなGの脚に見えなくもないですが…



登山開始~大山寺まで

さて、ケーブルカーを使わずに山道を登った自分ですが、
その光景はこのようになっていました。

大山寺への山道の入口。
ここはまだ石段でしっかりと細されています。
途中の綺麗な木々を撮影。
山中でも電線が通っています。
大山寺の近く。
関連施設化、小さな山道にお寺があります。
大山寺までの山道は、
比較的舗装(といっても石での道の補強ですが)がなされており、
登山初心者でも楽に登れます。
とは言っても山道は山道、慣れない人には段差がかなりしんどいでしょう。
事実、自分も昔はかなりしんどかったです。

…が、今回は妙なくらいひょいひょいと簡単に登れましたね。
昔はかなり息を切らしていたのに、今回は息を切らすことありませんでした。
流石に汗はかなりかいたので、寺に到着したらしばし乾かしましたが。

どうやら、日ごろから農作業などの力仕事をし始めたためか、
基礎となる身体作りが進んだようで、
若い頃よりも体力がついていたようです。
最近は年取ったと実感することが多かったのですが、
必ずしも全て衰えたわけでは無かったようです。
日々の修練って大事ですね。

そして20分ほどで大山寺に到着。
大山寺。
神仏融合の為か、神社と同じ山に寺があります。
ちなみに祭っているのは不動明王。
 そして前述のようにこの大山寺にはカエデが植樹されており、
このような見事な紅葉が見られます。
階段下を横から見た景色。
寺に続く階段を下から眺めたもの。
逆に上から望むとこんな感じです。
寺か真横を眺めたもの。
相模湾がかすかに見えます。
最後の写真のように、ここからも若干ながら相模湾(太平洋)が臨めます。
既に結構な標高である事が分かりますかね。
その為、飛行機に乗った際のような気圧変化で
耳が詰まるような感覚がしばしばおこります。


 

そして再び山道~阿夫利神社へ

そして汗を乾かして休憩を終えて、
神社を目指すべく再び山道に入ります。
ここからは一気に道が険しくなり、
申し訳程度の石舗装だけの急勾配の山道になります。

だんだんと舗装が去れなくなってきて、
勾配もキツく成っていきます。
阿夫利神社近くの山道。
ここはちょっとだけ舗装されていますが、
やはりかなり急です。
急な段差もそうですが、道が狭くて横はすぐ山肌=崖同然のため、
落ちないように細心の注意を払って上る必要があり、
その狭さのため、後ろからの登山者や、下山者との入れ替わりも
ぶつからないように注意を払う必要があります。

そしてさらに20分後に、ようやく阿夫利神社に到着しました。

阿夫利神社に到着。
長きに渡って雨神を祭って来たと共に、
富士山の兄弟神社だという、由緒ある神社です。

 この阿夫利神社も、大山寺ほどではないものの様々な木々が植樹されており、
美しい紅葉・黄葉が見られます。

神社下から眺めた光景。
神社行きの階段の横を見てみました。
神社から下を見下ろした光景。
神社脇を見ると、丹沢の山が眺められます。
大山寺よりもはっきりと神奈川の街と相模湾が見下ろせますね。
標高の高い阿夫利神社からは、大山寺からよりも
はっきりと相模湾の海が見れるのですが、
来た日の写真では雲がかかってよく見えませんね(^_^;)
天気が良いと相模湾沖合にある江ノ島なんかも見れたりもします。


さて、この阿夫利神社の近くには、登山者向けの飲食店が並んでいるのですが、
昨年には無かったお店がありました。
それがこれ。
いつの間にかコーヒー喫茶が出来ていました。
天然水コーヒーと、豆腐パンケーキが売りとのこと。
 なんと神社なのに、ちょっと洒落た感じのコーヒー喫茶です。
どうやら、大山のきれいな湧き水でコーヒーを入れることを売りにしているほか、
大山名産の豆腐を使ったお菓子を出しているようです。
興味はあったのですが、
マサムネは睡眠障害の為にコーヒー含めたカフェイン飲料を朝以外は禁止されており、
(あくまで精神病の為で、カフェインは関係ないと思うのですが、医師の指示。
 けど3年間これを続けて変化ないのだから、やっぱり無関係の気がします…)
断念しました。


さて、阿夫利神社では(100円と有料ですが)来場者に
もみじ汁(豚汁)を振る舞っていました。
折角ですから、これと共に昼食を取る事としましたね。
100円と有料ですが、豚汁がふるまわれています。
その豚汁。大量に作らなくてはいけないためか、
具がかなり少ないです(汗)。
昼食と言っても、来る前に買ったコンビニのおにぎりですが。
もみじ汁の味ですが、コストの関係か具材が少ないですが、
出汁は充分に効いており、充分な味わいです。
何より標高の高さゆえに寒さの厳しいここでは暖が取れて何よりです。


この阿夫利神社ですが、まだ大山の『中腹』であり、
神社の脇には山頂に続く山道があります。
神社に向かって左手側に進むと、更に道があります。
ここから山頂に向かって上る事が出来ます。
 ですが、ここから上の大山はまさに「登山道」というべき過酷な道です
元旦の早朝に初日の出を見るべく登ったことが何度かあるのですが、
足場が石で申し訳程度、というか申し訳以下に崩れないようにされてるだけで、
坂も非常に急で、冬場に上ると地面もところどころ凍結しているという
登山慣れしていない素人には無茶な道のりで、
初日の出以外では登山好きしかまず登りません。

…まぁ、マサムネは初日の出を見るために、
大晦日の夜にノリで登ることを決めて、登り切った事があるのですがね(^_^;)
よくまぁそんな無茶が出来たものだ…
当時の若さゆえに体力と無謀さ故でしょうかね。



ライトアップは次回の日記へ

さて、自分はこの後は夜までおり、ライトアップも見て撮影したのですが、
日記を書く時間の関係で今回はここまでにします。
次回の日記は極力急いで書くようにはしますが、


いつになるかは分からないので、ご了承ください(^_^;)

ではでは、長文失礼いたしました。

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